PICBASICコンパイラ
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まるでインタプリタ。でもコンパイラです。超カンタン超シンプルです。
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[第32回]
●ON n GOTO文(2)
前回に続いて今回もON n GOTO文です。
前回はプログラムが正しく動作するかどうかを確認するために n (プログラムでは変数a)の値を3にしてテストをしました。
しかしそれだけで動作OKということにしてしまうのは危険です。
「例外」的な値についてのテストもしておく必要があります。
前回のプログラムで言うとa=1〜4は想定内の値です。
それならばもしa=5だったらどうなるのか、そこのところを確認しておくべきです。
事実その場合にはa=1〜4の場合とは別のプログラムの流れになっています。
そういうところがプログラムの難しいところです。
プログラムの全てのスイッチを通るようなテストをするのはなかなかに難しいことなのですが、思いつく限りのテストはしておくべきです。
前回のプログラムでa=3だったところをa=5にしました。
この場合プログラムの設計としては30行を実行してそこでブレークするはずです。
/RUNコマンドを実行して結果がどうなるかを確かめてみます。
/RUNを実行するとBASICプログラムをもとにしてPICマシン語コードが作成されてそれがPICに書き込まれたあとすぐに実行されます。
program startedで実行を開始した直後にendと表示してアドレス2042でブレークしました。
”end”と表示してブレークするのは30行です。
そのあともとのBASICプログラムの100行の直前(つまり30行)でブレークしたと表示されました。
「例外」的な値でも設計した通りの動作をすることが確認できました。
本日は時間がありませんので短いですけれどこれだけで終ります。
PICBASICコンパイラ[第32回]
2023.6.5upload
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