PIC−USBIO using BASIC
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USBインターフェースを内蔵したPICを使ってWindowsパソコンで外部回路を制御するための各種I/O基板の製作記事です。
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[第10回]
●GOTO ラベル、GOSUB ラベル
前回はRDATA文の使い方の説明のところで「GOTO文を使う」と書きました。
GOTO文を使う以外の方法もあるのですが、それについてはまた後で説明をします。
今回は前回たまたま使うことになったGOTO文とラベルについて説明をします。
下は前回お見せしたテストプログラムです。
GOTO ラベル
BASICのGOTO文では「GOTO 行番号」とするのが普通です。
しかし今作成中のPIC−USBIO用BASICでは「GOTO 行番号」は使いません。
代わりに上記例のように「GOTO ラベル」を使います。
ラベルは変数名と同様の英数文字列の先頭に*(アスタリスク)をつけて示します。
ラベルは行の先頭に置いてそこで改行するか上記例のようにその後ろに : (コロン)を置いてマルチステートメントとします。
GOTO ラベル
でそのラベルが置かれた行にジャンプします。
まだ使用例はお見せしていませんがGOSUB文も全く同じ表記です。
PIC−USBIO用BASICではGOSUB文もCALL先を行番号ではなくてラベルで示します。
GOSUB ラベル
GOSUB ラベル を実行するとGOTO文と同じようにそのラベルの置かれた行にジャンプします。
GOTO文と違うのはGOSUB文がサブルーチンコール文である点です。
GOTO文は指定したラベル行に行きっぱなしです。
GOSUB文はサブルーチンコールですから指定したラベル行(その行はサブルーチンの先頭行)にジャンプしたあと、サブルーチンの終わりのRETURN文の実行によってGOSUB文の次の行にリターンします。
どちらの命令も行番号ではなくてラベルを使うということについては理由があります。
その理由については次回で説明をします。
PIC−USBIO using BASIC[第10回]
2022.6.12upload
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