PIC−USBIO using BASIC
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USBインターフェースを内蔵したPICを使ってWindowsパソコンで外部回路を制御するための各種I/O基板の製作記事です。
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[第156回]
●PICUSBIO−03(105)EUSART(7)非同期モード(6)送受信プログラム(3)
[第149回]でI2Cモードの送受信プログラムのサンプルとして意味の有る文字列の送受信プログラムを作りました。
今回はそれと同じことを非同期モード通信で行なってみます。
前回は1200ボーの送受信プログラムを作りました。
I2Cモードの送受信プログラムを前回のプログラムに合わせて変更します。
下はそのように変更して作成した送受信プログラムです。
10行〜100行が初期設定部分です。
左側と右側では文字列の内容が異なっているだけでそのほかは全く同じです。
最初に左側から送信して右側でそれを受信します。
次に右側が送信して左側が受信します。
前回のプログラムでは特に「待ち時間」を設けずに送信しても問題なく受信できたのですがやっぱりぎりぎりのタイミングだったらしくて今回は受信側でオーバーランエラーが発生してしまいました。
そこでその対策として今回は送信時に時間待ちのためのダミー命令を入れました(左側150行、右側200行)。
左側の110行〜190行が送信部分で200行〜240行が受信部分です。
右側では110行〜140行が受信部分で150行〜240行が送信部分です。
プログラムを実行しました。
先に受信側になる右側を実行しました。
次に左側を実行しました。
プログラムは瞬時に実行されてしまうので左右の表示は同時に表示されたように見えます。
実際には先に右側にHow are you?が表示され、それを受けて左側にI’m fine.が表示された結果がそのように表示されています。
PIC−USBIO using BASIC[第156回]
2023.1.15upload
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