PIC−USBIO using BASIC
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USBインターフェースを内蔵したPICを使ってWindowsパソコンで外部回路を制御するための各種I/O基板の製作記事です。
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[第78回]
●PICUSBIO−03(27)Timer1(9)CCPモジュール
PIC18F13K50/14K50にはCCP(CAPTURE/COMPARE)モジュールが1組あります。
このCCPモジュールはCAPTUREとCOMPAREに加えてPWMの機能もあってECCPモジュールと称しているのですがPWMについては別立てで説明をするつもりです。
というのはCAPUTUREとCOMPAREはTimer1(とTimer3)を使う仕様になっているのに対してPWMはTimer2を使う仕様になっているためです。
下はPIC18F13K50/14K50のDATA SHEETからのコピーです。
[出典]Microchip Technology Inc. PIC18F13K50/14K50 Data Sheet
CAPTURE/COMPARE/PWMの各機能はCCP1CONレジスタで定義します。
かなり複雑な仕様になっています。
8ビットのレジスタのうち半分以上がPWMのためのものになっています。
CAPTUREとCOMPAREのためにはbit3〜bit0のみが割り当てられています。
その中でもbit3=1、bit2=1はPWMに割り当てられています。
設定の詳細については実際に各機能を試してみるときに説明をするつもりです。
ドキュメントの続きです。
[出典]Microchip Technology Inc. PIC18F13K50/14K50 Data Sheet
ここでも説明の多くはPWMについてのものです。
14.1.1ではCCPモジュールの機能とTimerとの関係について説明しています。
上の方で書きましたようにCAPTUREとCOMPAREはTimer1かTimer3を使うのに対してPWMはTimer2を使います。
CAPTURE、COMPAREでTimer1を使うかTimer3を使うかの選択はT3CONレジスタで行ないます。
T3CONレジスタはTimer3のレジスタです。
[出典]Microchip Technology Inc. PIC18F13K50/14K50 Data Sheet
T3CONレジスタのbit3を1にするとTimer3がCPPモジュールのTimerに割り当てられます。
bit3を0にするとTimer1がCPPモジュールのTimerに割り当てられます。
説明の流れとしてこれからTimer1を使ってCAPTUREとCOMPAREについて試していくことになりますが説明が長くなってしまいますのでそれについては次回以降に書くことにします。
PIC−USBIO using BASIC[第78回]
2022.10.18upload
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