超ローコストＰＩＣＷＲＩＴＥＲの製作
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「ＰＩＣＢＡＳＩＣコンパイラ」からスピンオフ！！
過去記事を参照することなどを考えて該当する過去記事は「ＰＩＣＢＡＳＩＣコンパイラ」のまま連載回もそのままとします。
以後は前回記事からの流れで［第２３６回］からとします。
「ＰＩＣＢＡＳＩＣコンパイラ」はなるべく早く連載を再開したいと考えています。
ＰＩＣはローコスト、高機能で種類も豊富なお手軽マイコンですがプログラムを書き込むためのＷＲＩＴＥＲが必要です。
それをできるだけ安価に作ってしまおうというプロジェクトです。
最終的には製品化を考えています（組立キット、完成品）。
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［第２５７回］
●ＰＩＣ１６Ｆ１８２７のテスト
ＰＩＣ１６Ｆ１８２７は［第１８８回］〜［第１９９回］で説明をしました。
このＰＩＣはＰＩＣ１６Ｆ用のＰＩＣ ＷＲＩＴＥＲの最初のターゲットとして選んだＰＩＣで更に言えば昨年の最終回から今年の年明けをまたぐ回から書き始めたいわば記念すべきＰＩＣです。
でありますのに。
悲しいことにそもそもこのＰＩＣ１６Ｆ１８２７の存在そのものをすっかりきれいさっぱり忘れてしまっておりました。
相当に危機的な状況であります。
ええ。
ＤＥＶＩＣＥ ＩＤの確認もしていませんでした。
ＤＥＶＩＣＥ ＩＤについては［第２５０回］で説明をしました。
そこにＰＩＣ１６Ｆ１８２７はありません。
だめじゃん。
ということで今回はＰＩＣ１６Ｆ１８２７のＷＲＩＴＥＲプログラムを組み込むことにしました。
あらためて確認してみたところ有り難いことに前回説明しましたＰＩＣ１６Ｆ１５０３と全く同じＷＲＩＴＥＲプログラムでいけることがわかりました。
それなら話は簡単です。
ＰＩＣ１６Ｆ１８２７のＤＥＶＩＣＥ ＩＤをプログラムで認識させるだけであとは既存のプログラムにつなげばそれでＯＫです。
下はＰＩＣ１６Ｆ１８２７のＤＥＶＩＣＥ ＩＤです。
［出典］Ｍｉｃｒｏｃｈｉｐ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｉｎｃ． ＰＩＣ１６Ｆ１８２６／２７ Ｍｅｍｏｒｙ Ｐｒｏｇｒａｍｍｉｎｇ Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ
ＰＩＣ１６Ｆ１８２７のＤＥＶＩＣＥ ＩＤは２７ＡＸ／２７ＢＸです。
下はＰＩＣ１６Ｆ１８２７のテストを行なったときのログです。
最初に／ＰＩＣＩＤＣＫでＤＥＶＩＣＥ ＩＤを読み出し続いて／ＰＩＣＲＤＦを実行しました。