2025.4.14
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超ローコストPICWRITERの製作

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「PICBASICコンパイラ」からスピンオフ!!
過去記事を参照することなどを考えて該当する過去記事は「PICBASICコンパイラ」のまま連載回もそのままとします。
以後は前回記事からの流れで[第236回]からとします。
「PICBASICコンパイラ」はなるべく早く連載を再開したいと考えています。
PICはローコスト、高機能で種類も豊富なお手軽マイコンですがプログラムを書き込むためのWRITERが必要です。
それをできるだけ安価に作ってしまおうというプロジェクトです。
最終的には製品化を考えています(組立キット、完成品)。
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[第259回]



●PIC12F629

いままでいくつかのPICについてテストをしてきました。
そのほとんどが過去に実際に使ったことがあるPICです。
いままでに使ったことがあるPICはそのほかにもいくつかあります。
PIC WRITERのテストのためにはできるだけたくさんのPICを試したいと考えています。
いままで使ったことのないPICは実際に動作するテストプログラムを書いてみることから始めなくてはいけません。
PICの場合それがなかなかにホネなのです。
そこをクリアしてからやっとPIC WRITERのプログラムにかかることができます。
いままで使ったことのあるPICならばその最初のステップは比較的楽にクリアすることができます。

ということでいままで使ったことのあるPICでまだPIC WRITERプログラムのターゲットにはしていないPICをいくつか手がけていくことにします。
今回取り上げるPIC12F629は8pinのPICです。
用途によっては入力や出力が2〜3本もあればよいという場合もあると思います。
そんな用途にぴったりのPICです。

[出典]Microchip Technology Inc. PIC12F629/675 Data Sheet

PIC12F629は4MHzの内蔵クロック発振モジュールを使うことができるのでその場合には外部にクリスタルを接続する必要がありません。
どうしても必要なのは5V電源端子のVddとVssの2本だけですから残り6本は入出力端子として使うことができます。
単なるI/Oだけではなくてカウンタ/タイマーも内蔵しています。

[出典]Microchip Technology Inc. PIC12F629/675 Data Sheet

8−bitのTimer0と16−bitのTimer1を使うことができます。
さらにPIC12F675は10−bitのADコンバータまで内蔵しています。
もっとも私がいままで使ったのはPIC12F629だけでPIC12F675は使ったことはありません。
定番のLEDチカチカぐらいのプログラムならばPIC12F629で十分でしょう。
さっそく簡単なテストプログラムを作ってみました。

本日は時間がなくなってしまいました。
次回に続きます。

超ローコストPICWRITERの製作[第259回]
2025.4.14 upload

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