マイコン独立大作戦
ROM/RAM/RTCボードの製作
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
独立大作戦の作戦その1はCRTインターフェースボードの製作です。
作戦その2はキーボードインターフェースです。
作戦その3は、SDカードインターフェースです。
作戦その4は、ROM/RAM/RTCボードです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[第30回]
●3ヶ月も前に同じことをやっておりました
前回からROM/RAM/RTCボードの仕上げ作業としまして27C4001を実装して正しく読み出せるかどうかのテストに取り掛かかっています。
とりあえずは27C4001にND80Z3.5モニタROMの内容をコピーして、それをROM/RAM/RTCボードに実装してND80Z3.5が正常に起動するところまでのテストを行ないました。
しかしそれは27C4001の先頭のアドレス00000〜07FFFにND80Z3.5システムプログラムをコピーして実行テストをしたというだけに過ぎません。
512KBもある27C4001の残りのテストもしなければなりません。
そのように書きましたが、実はそのテストも先日すでに無事完了しまして、今回はそれを整理して書くだけという段取りだったのでありますが。
たまたま捜し物をしていて散らかった机の上を整理していましたら。
なんだ、これは?
意外なものを見つけてしまいました。
上は前回書きましたテストで使用したROM(27C4001)です。
日付は9/5ですから、前回書きましたテスト作業は実は2週間前に行なっていたのでした。
なにしろ相変わらず超多忙でやらなければならないことがてんこ盛りの毎日だものですから、ホームページにUPするのがどんどん遅れていってしまいます。
そのうち書き忘れたり、いざ書こうとしたら思い出せなくて苦悶することもしばしばです。
で。
今回みつかったROMなのですが、27C1001です。
問題はそこに貼ってあるシールです。
「SZROM4C改」と読めます。
SZROMは独立版ND80Z3.5のシステムROMのナンバーです。
それが何で27C1001なのか?
全く記憶がありませぬ。
幸い日付がついています。
6/27です。
ひょっとしたらノートに何か書き留めているかもしれない。
そう思ってそのあたりの日付のノートを引っ張り出して調べてみましたら。
なんと。
衝撃の事実でありました。
前回書きましたのと全く同じことを2ヶ月以上も前にやっていたのでした。
前回は下のように書きました。
「実はとりあえずのテストとして27C4001にND80Z3.5のモニタROMをコピーしたのですが、書込済みの27C4001をROM/RAM/RTCボードに実装して、それをND80Z3.5に接続して、ND80Z3.5上のROMは外してパワーオンしたところ、一瞬だけ7セグLEDに00000000が表示されるのですが、そのあとすぐに暴走してしまいました。
ROM/RAM/RTCボードの配線ミスか?
ちょいとあせりましたがよくよく確認してみましたら、キースキャンルーチンがバンク切り換えに完全には対応していないことがわかりました。
ROMとRAMの切り替えはOUT 9C のビット3で行ないます。
今までのシステムでは上位4ビットは使いませんでしたから、ビット3のみを0にすればシステムROMが選択されましたから、それでよかったのです。
しかしROMを27C4001にして、その先頭の32KBを選択しようとすると、上位4ビットも0にしなければならないことに気が付きました。
それで、そこを手直ししている画面です。」
全く同じじゃありませんか!
うむむむむ。
これはやっぱり、相当に重症かも。
あかん。
頭が痛くなってきた。
本日はここまでです。
ROM/RAM/RTCボードの製作[第30回]
2017.9.20upload
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る