あ行
H・G・エーヴェルス オービターの無敵艦隊 宇宙英雄ローダン・シリーズ469巻) 第15サイクル、「宇宙の城」。ローダン・シリーズが月に2冊の翻訳になった為、楽しみが増えている。最後の宙賊のフィリバスター7名は謎のロボットに捕まり、自分たちにそっくりなコピーに尋問されていた。そのドッペルゲンガーの数は、何と、数千隻の大艦隊を組めるまで増殖していたのである。
H・G・エーヴェルス 黄金都市の監視者 宇宙英雄ローダン・シリーズ481巻) オービター艦≪クーレル=バル≫にひそんでいたアンソン・アーガイリスことヴァリオ・ロボットが惑星マルタッポンに着陸しのを知る。深淵の騎士アルマダンが、ガルペシュ軍団の再侵攻にそなえて設置した中心となる惑星だ。ヴァリオの調査が始まる。
H・G・エーヴェルス オリンプ絶体絶命! 宇宙英雄ローダン・シリーズ476巻) オービター艦隊はガルペシュ軍団制圧の目的で、銀河系の物流の中心である惑星オリンプを占領しようとしていた。オリンプの皇帝アンソン・アーガイリスは姿を隠したまま、オービターを妨害し始める。
H・G・エーヴェルス オービターの宿敵 宇宙英雄ローダン・シリーズ(493巻) ガルペシュ軍団司令官のアムトラニクは、惑星アルパ・チャイの秘密ステーションで120万年の深層睡眠から目覚め、旗艦≪ヴァジファー≫で深淵の騎士が建造した惑星マルポッタンを目指した。
H・G・エーヴェルス ≪ヴァジファー≫との戦い 宇宙英雄ローダン・シリーズ(498巻) 深淵の騎士ジェン・サリクは心身の不調に苦しめられていた。惑星マルポッタンのオービターのミスにより、ガルベシュ軍団への長時間兵器が変化していたのである。アムストラニクは逃げようとしている。
H・G・エーヴェルス 災厄のスプーディ 宇宙英雄ローダン・シリーズ(507巻) 惑星クラトカンでベッチデ人三名が搭乗したクラン艦≪ブロッドム≫は、目的地の第十七艦隊ネストに近づいた。だが、着陸許可を要請してもネストからまったく応答がない。
H・G・エーヴェルス 時間ブリッジ作戦 宇宙英雄ローダン・シリーズ(516巻) セト=アポフィスの新兵器と思われる時間転轍機は、数十万年後の未来に属する物質、すなわち時間塵をまきちらすものであった。不可視のバリアもある。ツナミ艦を利用し突破をしようとしていた。
H・G・エーヴェルス ヴァマヌ来訪 宇宙英雄ローダン・シリーズ(522巻) 新銀河暦425年、M-19から接近してくる奇妙なアステロイドが観測された。テラでは動植物が異常な知性の向上を見せたり、ヴィールスに関するデータが盗まれたりしていた。ローダンはこの不可解な事件を解明するべき調査に取り掛かった。
H・G・フランシス 監視要塞スカラベ 宇宙英雄ローダン・シリーズ(487巻) オービターが要求する銀河系撤退の期限がせまるテラでは、株価暴落、犯罪激増により荒廃していた。全人類を退去させる充分な輸送力もない。そんなティフラーに打開策を提案する謎の天才ジェン・サリクは面会を門前払いされていた。
H・G・フランシス マタツェマ計画 宇宙英雄ローダン・シリーズ474巻) ケモウアウクの城にやってきたジャグルは、ドルグン移送機を組み立てて城を移動させようとした。だが、すでに移送機が組み立ててあった。不審に思いながら作動をさせると、とんでもない事態にみまわれてしまった。≪バジス≫でイホ・トロトの様子がおかしい。
H・G・フランシス 幸運をもたらす者 宇宙英雄ローダン・シリーズ(495巻) ログエイン星系の基地では、アムトラニクの細工により、ガルベシュ軍団の本能を持つオービターが続々生まれていた。彼らはマルポッタンにいる司令官アムトラニクを救い出すため、1万2000隻の艦隊を強奪しようとしていた。
H・G・フランシス テラナー 宇宙英雄ローダン・シリーズ(500巻) 深淵の騎士ジェン・サリクの命令により”施設”でのオービター生産は中止された。コスモクラートからの連絡で銀河系住人はもう、物質の泉の操作を恐れる必要はなくなった。≪バジス≫はやっと太陽系に、地球に帰還した。
H・G・フランシス アルキストの英雄 宇宙英雄ローダン・シリーズ(511巻) ペリー・ローダンはジェン・サリクの言葉から、監視騎士団に伝わる三つの究極の謎について知り、その解明に動こうとしている。
H・G・フランシス アトランの帰還 宇宙英雄ローダン・シリーズ(524巻) テラ近傍のヴェガ星系で建設されていた第六の時間転轍機は、ミュータントの活躍でなんとか破壊することができた。建設はサウパン人という謎の種族だった。テレパスでも思考をとらえることができない。
N NHK出版 あまちゃん PART1 連続テレビ小説 天野アキ(能年玲奈)は高2で夏休みに母・春子(小泉今日子)の故郷の岩手、北三陸市に帰る。宮藤官九郎のNHK朝ドラ「あまちゃん」が始まる。私が初めて見た連ドラです。
W・M・ミラージュニア 黙示録3174年
アーサー・C・クラーク他 SFマガジン700(海外編) 1959年創刊の本誌。アーサー・C・クラーク他の翻訳9編。このラインナップで当時のSFファンの読者を引き付けた。今回は現在の読者が魅力を感じる作家、読んで面白い作品が並んでいる。
アーサー・ビナード アーサーの言の葉食堂 アーサーが見る日本の言葉の面白さを語る。日本語からの翻訳英語の間違いが多い。笑えるし、頭をひねる英語の単語。カタガナ語の和製英語には感心するものもある。
アーサー・ビナード 日々の非常口 日本通の詩人、アーサーさんの日常のエッセイです。日本語の勉強は難しかったり楽しかったりする。例えば、「月極」の漢字を街中で沢山見掛ける。「げっきょく」と長い間読んでいたが、ある日「つきぎめ」と分かった。それは発見である。
相場 英雄 共震 震災から2年後の仙台で、県職員の殺人事件が起きた。彼は支援金の仕事に従事していた。刑事と新聞記者が独自の目線で彼の足跡を追い始めた。
青井 夏海 丘の上の赤い屋根
赤川 次郎 東京零年 生田目(なまため)健司、19歳。些細な事件に巻き込まれたが、父親の元検察官の力でもめ事が無くなった。テレビのニュース映像である男を見た。死んだはずの人間である。
赤瀬川 原平 新解さんの謎 新明解国語辞典。言葉の例文で遊ぶ。「恋愛」では、「二人で一緒にいたい、出来れば合体したい」。面白い例文を並べているものだ。
赤塚 不二夫 これでいいのだ。
阿川 佐和子 今さらながらの和食修行 料理:野口 日出子
阿川 佐和子 うからはらから
阿川 佐和子 聞く力 心をひらく35のヒント
阿川 佐和子 オドオドの頃を過ぎても
阿川 佐和子 婚約のあとで
阿川 佐和子 叱られる力 「他人と付き合うとき、どうしているか?」問題について取材して回った意見や悩みを私なりに解釈して語ったものです、と作者が言っている。
阿川 佐和子 正義のセ 豆腐屋の娘が検事になった。小学校のせんせいが、「竹村さんが犯人の取り調べをしたら抜群にうまいだろうなあ。」の言葉から、いつの間にか自分の目標になったのである。研修が終わり配属された。そこで任された事件は交通死亡事故である。
阿川 佐和子 残るは食欲
阿川 佐和子 ピーコとサワコ ピーコ
阿川 佐和子 モテたい脳、モテない脳 澤口 俊之
阿川 佐和子ほか21名 作家の履歴書 作家の志望動機、プロになるための経験を集めた珍しい本である。北上次郎が最後に解説をしている。これでプロ作家の参考になるか、どうかは分からない。
朝井 まかて 先生のお庭番 秀逸。出島でのシーボルト先生の薬草園を作っている熊吉、15歳。日本の自然に感動する先生の命を受けて、日本からオランダまで生かした工夫を重ね、船に標本木を積み込んでいる。
秋山 正幸 旅人の和
秋山祐徳太子 秋山祐徳太子の母 母は父が亡くなると商売を考えた。新富町でお汁粉屋である。甘い物屋だから芸者が大勢来てくれた。戦中は材料が無くなりお店も出来ない。ただどんな時でも前向きな母である。
浅井 リョウ 桐島、部活やめるってよ 高校での部活の会話、「桐島が部活やめるってんの、マジなん?」から始まる。ここではバレー部のキャプテンの桐島本人が出てこない面白い視点の物語です。
浅田 次郎 あやし うれし あなかなし
浅田 次郎 獅子吼ししく) 動物園のライオンの目覚め、彼の妻は草原を知らない、その子供も。彼は妻の頼みで草原の話をする。「いからぬことだ。いかれば命を失う。」自然界を生き抜く知恵である。
浅田 次郎 蒼穹の昴 上下 そうきゅうのすばる
浅田 次郎 ハッピー・リタイア
朝日新聞学芸部編 あのね 子どものつぶやき
朝日新聞特別報道部 プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発の真実 東京では放射能影響予測システム(SPEEDI)が黙殺され、同心円状の避難指示が出ていた。そのころ、原発から33キロの飯館村では避難者のための炊き出しを出していた。知らされていないが、その上には放射能が降っていた。
朝日新聞特別報道部 プロメテウスの罠 A 「福島原発では津波はタブーだった。」元社員が移転先の高知で話をしていた。膨大な費用を掛けて英仏と日本を往復する使用済み核燃料。
東 直己 鈴蘭 何でも屋探偵、畝原の事件簿。北海道の簾舞(みずまい)でゴミ屋敷あると言う。そこから事件が?不思議なタッチの作品に引き込まれる。
麻生 幾 宣戦布告 上下
鮎川 哲也編 無人踏切
新井 満 カメラマンと犬
新井 素子 眠たい瞳のお嬢さん
荒俣 宏 日本まんが @「先駆者」たちの挑戦 清水薫、「まんが史は発見する喜び、素晴らしい体験がある」。やなせたかし、「アンパンマンは大人のために描きはじめたヒーローでした」。手塚治虫たちのトキワ壮物語は外せない。
有川 浩 旅猫リポート 猫の言葉で物語が進む。名前をナナという。人間のルームメートは宮脇悟。一緒の生活は5年になった。彼の都合で私の貰い手を訪ねる旅が始まった。
有川 浩 阪急電車
有栖川他10名 0番目の事件簿 ミステリー作家の、デビュー前の作品と本人のエッセイを集めた珍しい本。小説家志望者の参考となるか?エッセイでは、皆さん若いころの作品のため、苦笑が目立つ。
アリソン・デュボア 愛する人の霊はいつもあなたのそばにいる 訳海野めぐみ
アルクレッド・ランシング エンデュアランス号漂流 山本光伸訳 1914年、南極大陸横断に挑戦した英国人の探検家シャクルトンの冒険です。南極で船が氷で沈没、そして避難ボートが漂流する28名の実際の物語です。
阿久 悠 昭和おもちゃ箱
秋吉 光一 されど草野球 〜あれから10年〜
青木 玉 底のない袋 幸田文の娘
有吉 玉青 ニューヨーク空間
伊兼 源太郎 事故調 じこちょう 志村市が開発をした海岸の砂浜に子供が埋まる事故があった。この事故を調べることを命じられた市役所職員の黒木。まずは工事内容から取り掛かかると、書類が一部紛失していることが分かった。
五十嵐 貴久 土井徹先生の診療事件簿
池井戸 潤 オレたちバブル入行組 バブル期に大手銀行に入行した半沢も既に課長になっていた。今は大阪西支店で融資を扱う。この度は支店長命令で急な融資をおこなったが、その会社が倒産したのである。
池井戸 潤 オレたち花のバブル組 テレビドラマのヒット作。東京中央銀行の半沢直樹は営業第二の次長である。金融庁検査目前で担当の交代を押し付けられた。調べてみると赤字に転落するという会社だ。これをどうすればいいのか?邪な考えが見え隠れする。
池上 彰 記者になりたい!
池澤 夏樹 双頭の船 ママチャリを修理して東北に送る、200人のボランティアを船(フェリー)に乗せる。東北に接岸すると、仕事がない人も一緒に働き出した。
池辺 晋一郎 空を見てますか
伊坂 幸太郎 アイネクライネナハトムジーク 出会いをテーマにした作品になった。最初は街中のアンケート調査からのの出会い、次はまだ会ってもいない人との電話から。どんな形でもその時のチャンスがあり、縁がある。
伊坂 幸太郎 砂漠
伊坂 幸太郎 仙台ぐらし 年の半分を仙台で過ごしている。「長い間のご愛顧に感謝」の張り紙が仙台の街中のシャッターにある。消える店が多い。逆にタクシーが多い。そんなエッセーである。
伊坂 幸太郎 死神の精度
伊坂 幸太郎 重力ピエロ
石黒 耀 昼は雲の柱 富士山は活火山である。歴史上、最近に起きた噴火は江戸時代、1707年宝永噴火である。昨今は日本中の火山が活動し出した。
石巻日日新聞社編 6枚の壁新聞 震災後の明くる日から手書きの壁新聞を作った。電気が止まり輪転機が動かない。その新聞を避難所等に貼り出した。記事は社員が足で集めたもの。彼らも被災者でもあった。
石原 良純 石原家の人びと
伊集院 憲弘 客室乗務員は見た!
伊集院 静 機関車先生
伊集院 静 愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない 奈良、梅田、函館、十三、小倉、玉野、新宿、立川、福島、難波。これらを渡り歩く。競輪、競馬のギャンブルの旅である。そのご小説を書き始める、主人公の生き方を我々に、これでもか、これでもか、と見せてくれる。
伊集院 静 たまりませんな 西原 理恵子
伊集院 静 とんぼ
伊集院 光 のはなしし エッセイのつかみは、「ああああ」の話。ゲームを始める時の取り敢えずの名前はそんなものかも知れない。伊集院はラジオで人気がある。ここでの話題でもラジオでの話しぶりとは違ってくるところがある。
五木 寛之 親鸞 しんらん
岩井 三四二 清佑ただいま在庄 せいゆう・・ざいしょう みよじ
石井 英夫 コラムばか一代・産経抄の35年
石川 英輔 大江戸神仙伝 速見洋介、44歳。日本橋で江戸にタイムスリップした。その時に面倒を見てくれたのが医師であった。腕時計が千両で売れたおかげで生活には困らない。若い芸者にも巡り合った。元の世界に戻れるのか?
石川 英輔 大江戸仙境録 江戸へのタイムジャンプ速見の第2弾。今度は江戸のいな吉よりの手紙から始まる。自分以外に同じ能力の人物がいた。
石川 英輔 大江戸遊仙記 江戸シリーズ第3弾。隅田川の川船から墨堤(ぼくてい)の花見、深川の牡丹、谷中の蛍、江戸の風流を巡る楽しみは沢山ある。
石川 英輔 大江戸仙界記 江戸時代の熱海旅行、4日間歩いてたどり着く熱海は遠い。お供を連れて7人の旅。関所では往来切手がいる。
石川 英輔 いな吉江戸暦 神仙伝シリーズ5冊目。二人のいな吉の元、文政6年と文政10年の両方に転移できるようになった。疑問がわいたが、相変わらず江戸の風流を楽しんでいる。
石川 英輔 大江戸仙花暦 江戸6冊目。現代の画家による挿絵の代わりに、本書の時代に近い江戸時代の刊行書に実際に出てくる絵を大量に使った。その時代がよく分かる。
石川 英輔 大江戸妖美伝 神仙伝シリーズ7冊目。1作を出してから、26年になるこのシリーズ。今回は十軒店(じっけんだな)の雛市から、五月人形もさることながら、白酒(しろざけ)を商いにしている豊島屋、田楽でも人気がある。
板倉教授 ラジオは脳鍛えるのに最適 和歌山県立大
いとう せいこう 想像ラジオ このラジオ番組は昼夜を問わず想像の中でオンエアされている。その放送にリクエスト、お便りが届く。それを基にして放送が続いていく。聞いている人はどんな人達だろうか?
乾 くるみ セブン 数字の7(セブン)にちなんだことをテーマに7編。それぞれ違うテーマだがゲーム関連が多い。ただ内容が、プロットをなぞっているばかりで物語の面白さに欠ける。
ウイリアム・フォルツ 最後の深淵の騎士 宇宙英雄ローダン・シリーズ(485巻) その昔、銀河系からはるか遠くはなれたノルガン・テュア銀河の惑星カルトレベック。住民のチャンは、特殊な能力を持つ権力者のシクルに謁見をして、彼を抱き込んで、市場で買った赤ん坊を深淵の騎士にさせる野望をいだいた。
ウイリアム・フォルツ 宇宙ハンザ 宇宙英雄ローダン・シリーズ(504巻) 新銀河暦424年、テラで設立された汎銀河組織の宇宙ハンザは、交易という公式任務のかたわら、”それ”に敵対する超越知性体セト=アポヒィスとひそかに戦っていた。
ウイリアム・フォルツ スーパーゲーム 宇宙英雄ローダン・シリーズ(514巻) 兄弟団の陰謀で四重スプーディ保持者となったベッチデ人のサーフォ・マラガンは、あらゆる問題を解決する”賢人”を演じ、スーパーゲームへの出場を決めた。ただ、そのせいで精神を蝕まれていく。
ウイリアム・フォルツ 少女スフィンクス 宇宙英雄ローダン・シリーズ(518巻) ”宇宙の捨て子”と呼ばれる異人キゥーブ、テラの山あいの町でヴィールス実験を行い、恐ろしい怪物を生み出していた。こんどはその町の公園で12歳ほどの不思議な力を持った少女を保護する。
ウイリアム・フォルツ 水宮殿の賢人 宇宙英雄ローダン・シリーズ(521巻) 公爵ツァベルロウの葬儀のなかに爆弾騒ぎが起きた。クランドホルの賢人はカルヌウムとグーの二公爵を自分の居所である水宮殿に呼び出した。しかも、ベッチデ人にも赴くよう命令してきた。
宇江佐 真理 ウエザ・リポート エッセイ。ペンネームが天気予報とは笑える。「エッセイはすべからく自慢話である」、と故山本夏彦さんの言葉を筆者が紹介している。北海道に住まいして、そこから原稿を東京に送る、という生活をしている。
うえむら ちか 灯籠 トウロウ
上村 洋一 原発とメディア 高津(89)は妻と共に食卓の下に伏せた。2011年3月11日の東北地震である。テレビでは東北電力福島原発の惨事を連日写していた。この惨事を朝日新聞ではどこまて報道できたのか?
内田 康夫 透明な遺書
内田 康夫 はちまん 上下
内海 隆一郎 描かれた風景への旅 時田雄一は1枚の写真に目が留まった。それは失踪をした友人、須田から送られてきた手書きの絵葉書と同じ構図であった。連絡をすると、その写真家は北海道にいた。
内海 隆一郎 島の少年 故郷を思い出しました。ここは広島と松山の間の瀬戸内の島、最近母親が亡くなった小学生、智之の生き様。毎日、渡海船の荷揚げで生活費を稼いでいる。
内海 隆一郎 居酒屋志願 短編集。サラリーマン森本恵一は脱サラをして居酒屋の亭主になることを決心する。その時、ちゃらちゃらした風の恋人は思わずの行動に。
内海 隆一郎 欅通りの人びと けやき 秀逸。欅通りに住む人々の暮らしが淡々と伝わってきます。子供の成長と静かな老人の生活の思いが目に浮かびます。
内海 隆一郎 地の蛍
内海 隆一郎 人びとの旅路
宇野 信夫 私の出会った落語家たち
海野 碧 真夜中のフーガ 大道寺勉は朝刊に昔の自分の名前を見た。死亡記事である。昔の戸籍だから目が留まる。彼の仕事は「始末屋」と呼ばれる何でも屋である。事件の予感がしてくる。
永 六輔 永六輔のお話し供養 人の死は一度ではない。死者を覚えている限り、その人の心の中に生き続ける。お話をすることで、その人の供養をするのです。
永 六輔 ぢぢ放談 矢崎 泰久
江波戸 哲夫 新入社員
エルンスト・ヴルチェク 暗黒星雲誕生 宇宙英雄ローダン・シリーズ470巻) ロナルド・テケナーとジェニファー・ティロンは、サイコドを創造したといわれている先ツォッターの秘密を探りだそうと、神殿都市ラキクラスの廃墟を探索する。そこでひとりのツォッターと出会った。
エルンスト・ヴルチェク 幻影狩り 宇宙英雄ローダン・シリーズ477巻) オービター艦隊が銀河系にひろく展開し始めていた。アーガイリス皇帝マスクのヴァリオ・ロボットはオリンプ地下の「知識の霊廟」を訪れ、オービター問題の解決法をもとめていた。そこで生身の人間に見える男ロバートに会ったが、それはホログラム映像だった。
エルンスト・ヴルチェク 潘種船来たる 宇宙英雄ローダン・シリーズ(483巻) ケモアウクの手がかりを求めてドリンク星系にとどまる≪バジス≫の前に、六隻の播種船が突然あらわれた。その持ち主である強者はケモアウク以外にはいない。ローダンは播種船への侵入を試みる。
エルンスト・ヴルチェク マルゴルの大波 宇宙英雄ローダン・シリーズ471巻) ボイト・マルゴルの部下となったホトレノル=タアクとヴィンクラン人の真空案内人ガリノルグは、サイコドの謎を解きあかせば、マルゴルを救うことができると考えた。惑星ツォッタートラクトに向かう。
エルンスト・ヴルチェク 強者とジョーカー 宇宙英雄ローダン・シリーズ(489巻) ”それ”を救出するためにミュータントたちの数名が船を去った。≪バジス≫はドリンク星系からふたたび物質の泉を探す旅に出ようとしていた。未知ハイパー・インパルスを傍受すると、コスモクラートからライレに宛てたメッセージと思われた。
エルンスト・ヴルチェク サイコドの道 宇宙英雄ローダン・シリーズ(499巻) 戦闘ロボットのトロダーに変身したアムトラニクとの戦いに決着をつけるため、深淵の騎士ジェン・サリクは惑星ブラザー・アモスに向かった。≪メシエ≫に乗るロナルド・テケナーもその後を追い掛けていた。
エルンスト・ヴルチェク マルディグラの工作員 宇宙英雄ローダン・シリーズ(505巻) 宇宙ハンザの地球外拠点であるマルディグラ商館で、コンピュータの不具合が発生した。アルバートという名の中央ポジトロニクスが種々の致命的な誤作動を起こした。セト=アポフィスの工作員が関係しているとペリー・ローダンは考えた。
エルンスト・ヴルチェク 黒い炎の幻影 宇宙英雄ローダン・シリーズ(526巻) アトランは惑星クランにおける賢人としての役目を終え、銀河系に向けて≪ソレ≫でスタートした。その途中、ヴァルンハーゲル・ギンスト宙域に立ち寄ることにした。共生体スプーディを持ち帰ろうと考えていた。
乙川 優三郎 トワイライト・シャッフル 女性が主人公の短編(13編)にそれぞれ味がある。「イン・ザ・ムーンライト」、絹江と聡子は房総半島で16歳から海女として生活をして、引退をして10年になる。60歳を越えてやることがない。海は若者が騒いでいるだけ。民宿を再開するか?海を眺める。
逢坂 剛 イベリアの雷鳴
逢坂 剛 銀弾の森
逢坂 剛 暗い国境線
逢坂 剛 斜影はるかな国
逢坂 剛 遠ざかる祖国
逢坂 剛 鎖された海峡
逢坂 剛 ノスリの巣
逢坂 剛 禿鷹の夜
逢坂 剛 無防備都市
逢坂 剛 燃える蜃気楼
大沢 在昌 やぶへび 伊賀悟郎は女好きである。金になると言われて名前を貸した。中国女生と偽装結婚をした。ある日病院から連絡が来た。奥さんが怪我をして記憶がないという。
大森 洋平 考証要集 NHK時代考証資料 時代考証とは時代劇で扱うものと思っている人が大勢いるが、今は東京五輪までが対象となっている。NHK職員向けの資料である。例えば、「鍋焼きうどん」は明治からの食べ物である。江戸時代にはない。
大下 英治 小説電通 石岡は週刊タイムの記者、安西は電通の社員、小林は星村電機の社員。三人は大学の同期である。化物電通の歴史に埋もれそうになる。どこまでじたばたできたか?
岡崎 琢磨 珈琲店タレーランの事件簿 京都の路地裏に美味しいコーヒーを煎れてくれる茶店がある。ここでは、コーヒーを煎れる人はバリスタと呼ばれる。彼が見つけたバリスタは若い女性であった。惹かれる、コーヒーに、彼女に。
荻原 浩 四度目の氷河期 南山渉、ワタル。生まれてから高校までの生きざまを描いている。周りから見ると変わった子であったが、本人は自覚していない。何せ小学校5年生で、自分がクロマニヨン人と思っている。外を走り回る毎日だったから、陸上部に入ることになった。
荻原 浩 二千七百の夏と冬 「ダムの建築予定地で発見されたのは縄文人の骨だった。」残念ながら、この記事は掲載されなかった。香椰(かや)は地方新聞記者。ここでは未だに震災記事が優先されていた。
奥田 英明 オリンピックの身代金
奥田 英明 無理 相原は役場の職員、妙子はスーパーマーケットの保安員、裕也は詐欺の訪問セールス、山本は市会議員、北海道の「ゆめの市」で生活をしている。最後の交通事故に巻き込まれる人達の物語である。500ページの大作、半分でいい。
奥本 大三郎 トマト大学太平記 トマト大学の奥山万年先生はフランス語の教室に入ってきても教壇に立ったまま一言も発しない。その内、生徒の私語がやっと無くなる。フランス語は第二外国語の選択教科になっている。
小沢 昭一 せまい路地裏も淡き夢の町
落合 博満 采配 中日を何度も優勝に導いた監督は何を語るか?野球での采配は俺流と言われたが、彼は特別とは思っていない。ただ練習は厳しかった。それは勝つことが目標だから。
恩田 陸 まひるの月を追いかけて
大橋 歩 いまどき経済エッセー