な行
中山 七里 ヒートアップ 麻薬捜査官、七尾は特殊能力がある。麻薬に対抗性の体を持つ。その能力で今回はヒートと呼ばれる麻薬を追っている。
なかにし礼 世界は俺が回している
なかにし礼 てるてる坊主の照子さん 上下
夏川 草介 神様のカルテ 心地いい物語。一止(いちと)は本庄病院5年目の内科医。毎日多くの患者を抱えて夜も寝れない日々である。漱石を敬愛するから、その言葉も古臭い。
夏川 草介 神様のカルテ A イチが冬山に行く。信州の美ヶ原である。頂上のホテルが冬場も営業を続けている。意外と知られていない。晴れると三方に北アルプスを望める。
夏川 草介 神様のカルテ B 西に上高地を擁し、東に美ヶ原を望む。物語を読んでいるのか、景色を楽しんでいるのか。本庄病院の栗原が今日も忙しい当直を続けている。人の生きる道を探す。
夏目漱石 草枕 「猫」「坊っちゃん」「草枕」と、漱石が続けた小説・文学の実験と思える。言葉が読者に飛んでくる出だし、「知に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」
夏目漱石他 栞子さんの本棚 「ビブリア古書堂の事件手帖」に登場させた様々な本をまとめて別の本にした。夏目漱石「それから」、宮沢賢治「春と修羅」等。
新津 きよみ アルペジオ
仁木 英之 胡蝶の失くし物
仁木 英之 ざびしい女神 僕僕先生
仁木 英之 先生の隠しごと 僕僕先生
仁木 英之 薄妃の恋 はくひ
仁木 英之 僕僕先生
ニコ・ニコルソン ナガサレール イエタテール 実家は宮城県山元町、海沿いの町。津波では2階に逃げたので母と婆が無事であった。損壊の場所に家を建て直す決心をした。地震保険と被災手当で予算を捻出。
西 加奈子 サラバ 圷歩(あくつあゆむ)の避難場所、東京の大学からの物語になる。その後卒業し文章を書く仕事に就く。姉は感じやすく宗教に浸っていた。この家族の話は歩の目線で進むが家族それぞれが主人公となる。
西 加奈子 サラバ イランの病院で歩(あすむ)はこの世界に左足から登場した。母親は帝王切開であった。当時の姉は4歳。イランの革命で一家は帰国した。その次はエジプト。それから日本に帰国となる。
西 加奈子 ふくわらい 福笑いがこの世で一番面白い遊びだと思っていた、という定は、その時4歳だった。その後成人しての職場は編集者であった。顔を想像で並び替える彼女の不思議な生活が始まる。
西寺 桂子 だから、田舎に暮らす 那須高原に引っ越してきた。結局、ログハウスを建てることになったが、四苦八苦の発注となった。出来たとき、最初のお客はデブ猫であった。それも6匹の子猫を連れている。
日本新聞協会編 心がぽかぽかするニュース
日本ペンクラブ編 いまこそ私は原発に反対します。 日本ペンクラブ50人の作家の思いである。「脱原発を考える声」を記録した。先の戦争では声を上げられなかった悔しい思いがある。
楡 周平 Cの副音
楡 周平 再生巨流
安能 務 随唐演義上 のうつとむ
野沢 尚 烈火の月
野中 柊 小春日和 姉の名は小春(こはる)、私は日和(ひより)、ふたり合わせて、小春日和。両親が双子の私たちにそんな名前を付けた。タップダンス習うようになった。世の中は、ザ・ピーナツが活躍をしていた。
乃南 アサ ニサッタ、ニサッタ ニサッタはアイヌ語で明日という意味。片貝耕平が北海道を出て大学から東京でサラリーマンとなった。しかし半年余りにその会社が倒産した。それから彼の人生が狂った。それからのじたばたした生き方の長編である。最後は故郷に戻るが、500ページの半分でいい内容。