かりんとうさんが撮影した写真です。 |
2000年2月10日(木)から12日(土)に古屋かおりちゃんが主演した
「小春よ、来い」のAキャストの3公演、全部を見に行きました。
3日間、天気が良くて真冬にしては暖かったです。
ウィディシアター中目黒は、東急東横線の中目黒駅から歩いて
10分ぐらいの目黒銀座商店街にあるマンションの地下1階にありました。
看板が目立たなくて、見つけにくかったです。
目黒銀座商店街は、落ち着いた上品な雰囲気の商店街で好印象を持ちました。
初日は、19時開演でした。
開場1時間前の17時30分に行ったら、並んでいる人は、私を含めて2人だけでした。
観客があまり来ないのかと心配になりました。
でも、18時20分ぐらいになったら、階段の上の方まで列ができました。
開演の時間までには、超満員になりました。
ウィディシアター中目黒は、 劇場の半分ぐらいが舞台で、舞台は広いのですが、
客席は狭かったです。
舞台が広いうえに、客席から見て左側にサブの小さな舞台までありました。
そのサブの小さな舞台が効果的に使われていました。
舞台が広いので、のびのびと演技が出来て上演効果が上がったと思いました。
客席と舞台の距離が、とても近かったです。
最前の中央に座りました。
かおりちゃんのセリフを直接、聴くことができました。
テンポのいい芝居でした。
照明をとても効果的に使っていました。
かおりちゃんのいろいろな表情が見られてよかったです。
2月11日(金)に「小春よ、来い」の2回目の公演を見に行きました。
18時開演でした。
初日以上に込んでいました。
立ち見の人もいました。
舞台全体を見ようと思い3列目に座りました。
でも、前の人の頭がじゃまで、よく見えませんでした。
かおりちゃんの演技が存在感があり自然で、とてもよかったです。
初日よりも、さらによくなっていると思いました。
2月12日(土)に「小春よ、来い」の3回目の公演を見に行きました。
13時30分開演でした。
この日も、とても込んでいました。
4列目の中央に座りました。
一段高くなっているので、舞台全部がよく見えました。
かおりちゃんの演技が公演ごとによくなっているように感じられました。
安定した演技で安心して見ることが出来ました。
公演ごとにかおりちゃんの演じている小春の存在感が増していくように
感じられました。
間の取り方が、いいと思いました。
「飛べないホタル」という童話を朗読するクライマックス場面でも、歌手の経験を
旨く活かして、感動的な表現をしていました。
かおりちゃんは、目が大きいしスタイルがいいので、演技をするうえで、
とても有利だと感じました。
セリフが少ない場面でも、表情やポーズで感情がとても伝わってきました。
かおりちゃんの衣装がよかったです。
グレーのフリースが似合っていました。
最後に着たセーターも可愛かったです。
ひゃっくりが、とても自然でうまかったです。
3回見ての感想は、かおりちゃんは、小春の性格や感情をよく演じていました。
小春になりきっていました。
暗転の場面が多かったです。
ライトを消して、真っ暗な中でセット替えや出演者の
移動が行われていました。
真っ暗な中で、どのようにして見ていたのか不思議でした。
屋上の場面は、出演者がコートやセーターを着て、
寒さを表現していましたが、大道具や背景・照明などでも、
表現したほうがいいと思いました。
とても盛況で満員で、すし詰め状態の客席でした。
次回の舞台は、もっと大きな劇場でやってほしいです。
どの出演者も性格や感情がよく表現されていました。
全部の出演者が記憶に残っています。
劇団キャッツアイの旗揚げ公演でしたが、「小春よ、来い」も
旗揚げ公演の話でした。
旗揚げ公演をするための劇団員の苦労が伝わってきました。
お話と同じように、主演のかおりちゃんは、特にプレッシャーがあったと思います。
稽古を重ねて公演を成功できて、ほんとうによかったと思います。
業界関係者が見に来ていましたが、いい舞台を演じたので
仕事の依頼が増えそうな気がしました。
舞台の経験がライブにも活きると思いました。