郡上一揆

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2001年2月9日(金)に大宮ソニックシティに須藤温子が出演しているので、
映画「郡上一揆」を見に行ってきました。

大宮ソニックシティ大ホールで14時30分と18時30分の2回ありましたが、
神山征二郎監督の舞台挨拶のある18時30分の上映を見に行きました。
平日で2500人ぐらい入れるソニックシティ大ホールでしたが、8割ぐらいも
席が埋まっていました。
予想以上に人気があり驚きました。
最初に主催者の埼玉映画文化協会の挨拶があり、
次に神山征二郎監督のお話が20分ほどありました。
話したいことがたくさん、あったようですが、短い時間だったので、
苦心されて話していました。

「郡上一揆」の企画をどこの映画会社に持っていっても断られて、
ついに自主的に制作された苦労を話されました。
多くの人が物語に賛同して、資金協力や無償でエキストラに
参加したので、映画が完成したそうです。

江戸時代の農民一揆を扱った映画でしたが、セリフが昔の言葉で、
その上、方言を使っているので、何を言っているのか、わかない部分が
ありましたが、かえって江戸時代の雰囲気が伝わってきました。
低予算の割には、江戸時代の農村や江戸の町並みが、本物みたいに
見えてよかったです。
大手の映画会社の時代劇みたいに、わかりやすくて娯楽的な部分がなく、
徹底的に描きたいことを描いているので、伝わってくるものがありました。
幕府に一揆した農民が拷問される場面は、とても残酷でした。
どうして、R-15指定にならないか不思議なくらいでした。

須藤温子は、主人公の妹役でしたが、出番もセリフもとても少なくて、
残念でした。

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