消火器の押し売り

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2003年12月1日(月)に雨が降っていて暮れかかった16時30分頃に、
家に消火器の押し売りが来ました。

車庫で車に乗ろうとしているときに軽自動車が入ってきました。
カジュアルな服装の若い男性が一人、乗っていました。
降りてきて、いきなり「消防団から頼まれて消火器の消化剤の交換に来ました。」と
言いました。
以前、消防団が消火器の消化剤の交換をやったことがあるので、ほんとうに
そうだったら、むげに断ることもできないと思いました。
でも、以前、消防団が消火器の消化剤の交換をやったときは、事前に
告知の回覧が回ってきました。
今回は、回覧を見た記憶がありません。
でも、わたしが見なかっただけで家族が回覧を見ているかもしれないと思いました。
その若い男性が会社名や氏名を名乗らなかったので、怪しいと思いました。
身分証明書を見せるように言ったら、「持っていないと言い。」代わりに名刺を
差しだしました。
「身分証明書がないので信用できない。」と言ったら、帰りました。
そのときに「名刺を返してくれ。」と言いました。
セールスマンに名刺を返してくれと言われたことはないので、
かなり怪しいと思いました。
あとから、家族に確認したら、消防団が消火器の消化剤の交換をやるという回覧は、
回ってきていないということでした。
消防団が消火器の消化剤の交換をやったときは、近所の消防団の人が制服で
やってきたということでした。
典型的な騙り詐欺ですが、いきなり用件を言い出すので、考える時間がなく、
相手のペースから、自分のペースに戻すのに苦労しました。

押し売りには、共通点があると思いました。
会社名や名前は、言わないで、いきなり断りにくい売り方をする。
こちらに考えたり、調べたりする余裕を与えないで、すぐに決断をせまります。

対応策としては、以下の二つが有効だと思いました。
身分証明書の提示を求める。
すぐに返事をしないで、調べてから決断する。
12月になると毎年、押し売りが来るので気をつけることにします。

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