下水道の点検商法
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家の裏の道が昨日から舗装の工事期間になっています。
今日、作業服の人が一人で来て、「裏の道の工事の騒音は、
どうですか。」
「道路工事の影響で、下水管の流れが悪くなるかもしれません、
2分ぐらいですむから、下水管と汚水升の点検をさせてください。」と
言いました。
小雨が降っている中で、腰を90度に折って頭を下げて、
こちらの返事を待ちました。
道路工事の作業員がそんなポーズをすることはないとおもいました。
作業服や靴がまったく汚れていませんでした。
道路工事の人が下水管の点検をするわけがないと思って、
点検商法だと思いました。
「いりません、お帰りください。」と3回ほど言ったら、
黙って帰っていきました。
ほっとしました。
でも、ほんとうに善意の道路工事の人を返してしまったかという、
不安も浮かびました。
隣で見ていた家族が、道路工事の人だというので、ますます不安に
なりました。
道路工事の人から、工事案内のチラシをもらっていたので、
担当者に電話しました。
「雨が降っているので、工事は始まっていない。
舗装の工事なので、下水管に影響はない。
道路に設置してある工事の看板を見て、訪問販売をする
業者がいるので、注意するように。」
などを教えてもらいました。
やはり点検商法の訪問販売でした。
今回の点検商法の訪問販売の手口が見えてきました。
作業服の人が一人で来て、「裏の道の工事の騒音は、
どうですか。」と言って、道路工事をやっている作業員だと
思わせて、本当の会社名や氏名を言わない。
2分ぐらいですむ簡単な作業だと言って、こちらに軽いことだと
思わせて、気軽に承諾させようとする。
料金を無料とも有料ともいわないで、無料だと思わせる。
悪質で手強い点検商法でした。
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