ジャーヘッド

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2006年2月25日(土)に大宮ハタプラザに「ジャーヘッド」を見に行きました。
「ジャーヘッド」は、湾岸戦争を扱った映画ですが、戦闘場面がないけど、戦争の真実を
描いた、いい映画だということをテレビやラジオで知って、興味はありましたが、
戦闘場面がないということで見に行こうか迷っていました。

星井七瀬を大宮アルシェに見に行ったついでに、見に行きました。
16時20分からのを見ました。
500人、入れる大宮ハタプラザに10人ほどしか観客がいませんでした。
とても快適に見ることができました。

大宮ハタの存続が心配になってしまいました。
土曜日の午後という観客が多い時間にしては、少なすぎると感じました。
大宮ハタシネマ1と大宮ハタシネマ2も、観客があまりいないみたいで、
ロビーやゲームコーナーに、ほとんど人がいませんでした。
埼玉新都心駅前にシネコンが出来た影響が以前、見に行ったときよりも
大きくなっているような気がしました。
頑張って続けて欲しいと思いました。

「ジャーヘッド」は、とてもいい映画でした。
湾岸戦争の悲惨な実体をリアルに描いていました。
特撮が凄くて、本当の戦場にいるみたいな映像でした。
イラク軍が油田に放火して、油田火災になって、黒い油に雨が降ってきて、
どろどろにびしょぬれになるシーンは凄かったです。
爆撃のされた多くの焼けこげた車両のなかにあった焼死体も凄かったです。

海兵隊員の入隊・訓練・戦争などによる精神状態をリアルに描いていて、
いろいろと考えさせられました。
死者まで出してしまう訓練が怖かったです。
戦争がなかなか始まらなくて、待機で待ちくたびれてしまう
場面を執拗に描いていました。
戦闘場面はないと聞いていましたが、けっこうあり、迫力がありました。
生物・化学・核兵器などの恐怖や友軍誤爆の恐怖などがリアルで怖かったです。

原作が小説だとストーリーの展開が予想できてつまらないことが多いのですが、
原作が海兵隊員の回顧録なので、展開が予想できず、最初から最後まで
重かったけれど、えるものが多い映画でした。

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