管理人のひとりごと 《2011年4月版》

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新種の菜っ葉 4月30日(土)「晴れ」
近所の方から、新種の菜っ葉をいただきました。苦味の少ない菜の花というか、味の濃いかき菜のようで、とってもおいしいです。長野から種を買ってきたそうで、冬菜(ふゆな)と教わりました。でも冬菜(ふゆな)は冬に出回る菜っ葉類(小松菜・白菜・京菜など)の総称、冬菜(とうな)は新潟県で栽培されている小松菜の一品種らしい。この数年、かき菜やわさび菜はスーパーで売られていますが、これはまだみたことがありません。狭い日本なのに、実にいろいろです。


ロイヤルウェディング 4月29日(金・祝)「晴れ」
夕飯の時、「あと1時間でロイヤルウェディングだね」と主人が言いましたが、「あ〜、そうなんだ〜」と関心の無さが出てしまい、「珍しい人だね、世界中が注目しているんだよ」と言われました。世の中って何でそんなに義理堅いんだろう…とテレビをつけました。映画のように華やかです。英国民の盛り上がりもよくわかりました。日本テレビが真剣に取材するのは、日本を少しでも明るく元気づけようとしたのでしょうか。でも、「世界中が…」と私に言っておきながら、結婚式が始まらないうちに主人は寝てしまいました。


外国からのお見舞い 4月28日(木)「晴れ」
今から10年ほど前に、フィンランドからの留学生が近所におられました。日本に滞在しておられる間だけの交流でしたが、当時まだ高校生だった娘が親しくさせていただきました。その方から、この度の大震災を心配してお手紙をいただきました。どのくらい細かな情報が伝わっているのかはわかりませんが、「日本で…」と聞いて思い出してくださり心配していただけるなんて、ありがたいことです。


初タケノコ 4月27日(水)「晴れ」
今朝一番の電話は、近所のパンやさんからでした。「タケノコをたくさんもらったからあげるよ〜。」「行く行く!!すぐにもらいに行く…」と、とんで行きました。スーパーが開くのを待って糠を買い、さっそく茹でました。今夜はソラマメと海老のかき揚に、当然のようにタケノコご飯!!今日もまた、初物につられて元気に働きました。


初ソラマメ 4月26日(火)「晴れ」
故郷に暮らしている妹が、「南房総の春の味…」と、ソラマメを送ってくれました。孫がソラマメを大好きなので、さっそく届けました。主人の兄や姉にも届けました。遠い妹や弟には、宅急便を出しました。我が家は、中の皮もむいた生のソラマメをベーコンと炒めて、ホクホクの食感を楽しみました。ソラマメのお蔭で、元気に活動した一日でした。


困窮カラス 4月25日(月)「晴れ一時雷雨」
散歩から戻った主人が、「信じられない光景を見た。カラスが鳩に襲いかかって食べていた。」と興奮したようすで言いました。「えっ?、私はカラスが猫に襲いかかるのを見たよ。」と言うと、もっともっとビックリしました。カラスよ、何があったの?食べ物にそこまで困っているの?


千葉県合唱連盟の総会 4月24日(日)「晴れ」
千葉県合唱連盟の総会がありました。ただでさえ経済状況が良くなかったところに今回の震災があったこの世の中、今後どうなるのだろうという不安だらけです。連盟の経済状況も良くないらしいですが、そちらはどうにかよろしく…とお願いするしかありません。義務をきちんと果たし、それ以上の協力ができることが理想だけれど、いろいろな意味で余裕がなくなってしまったなあ…という想いです。


カラス被害 4月23日(土)「雨時々曇り」
今日は朝から夕方までカラスがうるさかった!!近所のゴミステーションで、カラス避けネットのちょっとした隙間からゴミの袋に近づき、ゴミを道路一杯に散らかしていた。しかも仲間意識が強いのか、カーカーカーカーわめいて何かを仲間に教えているようだ。自分たちのステーションをやられたくないので、ネットを掛けなおしに近づいても、堂々としていて逃げようとしない。昨日は船橋駅のホームに鳩がたくさんいて、電車を待つ人の足元でさえも何かをついばんでいた。鳥たちは鳥たちで、一生懸命な生活なのだろう。


義援金 4月22日(金)「晴れのち曇り」
合唱団として、震災の被災者支援義援金を送りました。地震による家屋の倒壊や、津波による膨大な被害だけでなく、原発放射能による立ち退きや、風評による農作物や漁業被害など、震災被害の意味が広がっています。愛しい家族を亡くしたり、未だに行方がわからない方々もどうやって生活しておられるだろうかと気になります。義援金だけでは解決しないことは十分承知の上で、でもこういうことしかできません。被災地の方々に、春を感じる余裕が戻ることを祈りなから…。


電話でかくれんぼ 4月21日(木)「曇り時々晴れ」
昨日のこと、娘が電話してきて、三女孫のおしゃべりを聞いて…と言う。電話の向こうで「1・2・3・もういいかい?」と聞こえる。一人でかくれんぼの鬼をやっているらしい。「もういいよ〜!」と応えると、すぐに「2・3・5・もういいかい?」と初めに戻るが、「まだだよ〜!」と応えるとキャッキャッと喜ぶエンドレスのかくれんぼ。2歳前からこれだけ喋るのは、さすが三女!!電話でかくれんぼが楽しめるなんて、良いなあ!!


木の枝のハンコ 4月20日(水)「晴れ」
何でもコツコツと作るお友だちがいて、親しいグループの全員にハンコを彫ってくれました。震災で家に篭もっていた時、これを彫っていたそうです。材料はカラカラに乾かした木の枝。実に温かみがあって、使おう!!…と思うより、大事にしまっておこう!!…と思ってしまいます。消しゴムハンコも限りない数の模様を彫っていたし、それを使ったポチ袋もたくさん作ってくださった。ちぎり絵のハガキもたくさんもらった。その昔は毎晩絵手紙を描いて、ご自分とご主人のおかあさんに送り続けていました。何を始めてもトコトン繰り返すので、作品は素晴らしい出来です。


名は体を表す?? 4月19日(火)「晴れ」
お友だちから「オオイヌノフグリ」は、大犬の陰嚢という名前なんだって…と聞きました。花が終わって実が出来る時、ちょうどそういう形をしているそうです。ちょうど今いっぱい咲いているし、あんなに可愛い花なのに可哀想。主人は、フグリの意味を知っている人は少ないから、「ヘクソカズラ」の方がもっと可哀想だと言います。確かに…!!アホウでないのに「アホウドリ」もいます。もうちょっと配慮して名づけてほしかった…。


乾燥のしナツメ 4月18日(月)「晴れ」
ある集まりに、中国からのおみやげの「乾燥のしナツメ」を持ってきてくださった方がいました。ちょうどガムの形で、色はおいしそうに見えない茶色、何の匂いかちょっと匂うし、味もはっきりせずに酸っぱい…。いくら「身体に良いのよ」と言われてもねえ〜なんて、みんなで文句を言いながら頂きました。はるばると中国から旅して来てこの言われ方は可哀想…。でも、八つ橋がうんと古くなって湿気たら、こんな匂いとこんな食感かなあ。


余震に備えて 4月17日(日)「晴れ」
主人の兄は、ちょっと怖がりやらしい。先月の震災の後、いつ余震があってもすぐに逃げられるように、夜も靴を履いて寝ているとのこと。また地震警報が鳴ったら、すぐに家の中をウロウロ歩き回れば、余震の怖さを軽減できると教えてくれました。さすがお兄さん!!


春の贅沢 4月16日(土)「晴れ」
長袖のTシャツがちょうど良いくらい、暖かな日でした。狭い庭の、ドウダンツツジ・馬酔木・石楠花・チューリップ・ビオラ・ガーベラ・おだまき…など、どれも満開になってまさに競演の様相、春の贅沢です。次には牡丹・シラン・エビネが控えています。今週初め、孫二人に小学校・幼稚園へチューリップを持たせました。それも春だけのささやかな楽しみです。


怪しい電話 4月15日(金)「晴れ」
先日、近所の友人の家に怪しい電話がありました。息子を名乗り、「声が違うわね」と言ったら、「病気で元気が出ない…」と答えました。用件を尋ねると「明日帰るけれど、家にいるか」と聞き、「明日はいない。どこから帰って来るの?」と言うとガチャンと切ったそうです。すぐに、外国にいる息子に確認をしました。「それはオレオレではなくて、空き巣の事前調査じゃないの」と、翌日は戸締りをしっかりして家にいたそうです。確かに、門もピチッと閉まっていました。でも昨日と今日その家の前を通ったら、以前のように門が開けっ放し!!もう少し警戒心を持ち続けた方が良いよ。


支援物資 4月14日(木)「晴れ」
10日ほど前、いつも行くパン屋さんから支援物資の古着を頼まれました。近所のお友だちや合唱の仲間にもお願いしました。パン屋さんから岩手県で支援活動をしておられる方に送られ、現地の避難所あちこちに直接届けてくださっています。食糧も物資ももう足りているという話も聞きますが、その方によれば、「現地のどこを見たら、足りているという話になるのか」という状況だそうです。被災者に安らぎが戻るのはいつでしょう。


運河探訪 4月13日(水)「晴れ」
桜もいよいよ終わりそう…という今日、私が話題にした「仙台堀川」に主人が関心をもっているようなので、「どうせ行くなら今日行ってみよう」と誘いました。東西線門前仲町で電車を降り、深川不動尊と富岡八幡宮に寄ってから、川沿いを東に向かって歩きました。江東区を縦横に走る運河の多さと複雑さにすっかり感心しながら、北へ東へ南へ東へを繰り返し、東西線の南砂町から帰ってきました。


節電効果 4月12日(火)「晴れ」
先週、電気使用量の検針があった。その「お知らせ」を見て驚いた。震災後、我が家なりに節電をしたつもりだが、先月より減ったのはたった6kwh、金額にしてわずか11円だった。どういうこと…??我が家の節電は、どこまでも「つもり」で、本気になって努力はしていないわけだ。点ける灯りは減らしたけれど、日頃は見ないテレビをつけっぱなしにする日が続いた。もっと真剣に考えないといけないなあ!!


余震に散る桜 4月11日(月)「曇り時々晴れ」
東日本大震災からちょうど一月の今日夕方、大きな余震がありました。私はちょうど近所の公園を歩いていて、揺れには気がつきませんでした。ただ桜の花びらが異様にたくさん散って、辺りが真っ白に見えたので、風も吹いていないのに何故こんなに花びらが散るのだろうと不思議に思っていました。主人が「すごい地震だよ、どこにいる?」と電話をくれたので事情を納得しました。


統一地方選挙 4月10日(日)「晴れ」
統一地方選挙の市議・県議選がありました。どの党を支持し、誰を選ぶか、今回ほど悩んだことはありません。震災前から、この日本を立て直せる党があるのかと諦めの気持ちでしたが、震災があっても、政治家の皆さんは被災地より我が身が心配なのか、災害支援の心と姿が伝わってきません。さらに混迷を深めた今日、本当に頼れるのはどの党・どの政治家なのかがますます見えなくなり、政治に対する期待が弱まってがっかりです。


日本のふるさと情景展 4月9日(土)「曇り時々小雨」
安野光雅さんの「日本のふるさと情景」展に、新宿伊勢丹まで行きました。日本各地を旅して描いた日本のふるさと情景のほかに、唱歌に題材を得た作品も多く、そういう作品の温かさが心に沁みました。今年だけは晴れやかにお花見をする気分ではないし、中央線沿線に咲く桜も心なしか寂しげに見えましたが、この季節に心がホッとする展覧会でした。


ガスの検針員さん 4月8日(金)「晴れ」
昨年10月7日以来、一度お会いしたいなあ…と思っていた方に、昨日やっと会えました。玄関周りの鉢植えを、メモでほめてくださったガスの検針員さん。検針票にお名前があるけれど、お顔はわかりません。でもそのメモが嬉しくて、毎月検針の頃は近所を歩いて「会えるかなあ」とキョロキョロしていました。昨日はたまたま聞こえた声に「もしや…?」と思って外に出たら…!!!ちょうど6ヶ月が過ぎていました。


ピカピカの1年生 4月7日(木)「晴れ」
桜が咲いて、5月の陽気になった今日、めでたく長女孫が小学校1年生になりました。入学者は予定より1名増えて9名。増えたのは女の子で、男子6名・女子3名になったそうです。県庁所在地で政令指定都市…とは思えない小規模校ですが、それはそれで幸せなこと!!このままの人数で2年生になると、複式学級の可能性があるそうで、誰か留学して来ないかなあ。


仙台市若林区 4月6日(水)「晴れ」
長女のマンションに留守番に行った時、用意してくれたお茶菓子の中に、珍しく主人が喜んだお菓子がありました。どこの商品かなあ…と何気なく袋の後ろを見ると、何と「仙台市若林区…」でした。「この会社、ことによると今はもう無いかもしれない」と複雑な思いになりました。長女が「おとうさんに…」とまた買いに行ってくれたけれどすでに売り切れ…、「もう入りません」とやっぱり言われました。


防災頭巾 4月5日(火)「晴れ」
孫が小学校で使う防災頭巾を縫いました。「使う」と言っても、本来の使い方をする日が来ては困ります。いつまでも椅子座布団のままでいてほしい…と願いながら作りました。長女孫が自分で選んだ生地で、なかなか可愛い防災頭巾になりました。30年ほど前、ご実家が布団屋さんの方に教えていただき、我が子が小学生になる度に縫いました。簡単に出来るので、お友だちやバザー用にたくさん作ったことを、懐かしく思い出しました。


109 VS 119 4月4日(月)「晴れ」
1週間続いた留守番が、今夜無事に終了しました。そのマンションの近くに消防署の高い建物があって、外壁の高いところに、「119」と赤く大きく刻まれています。主人に「消防署の建物に119とつけるなんて、ずいぶんオシャレよね。渋谷の109の向こうを張っているのね。」と言ったら、あきれた顔で「本気で言っているの?」と聞かれました。私は本気でそう思ったのでしたが、確かに私のとんでもない間違いだと気づきました。


めぐりあい 4月3日(日)「曇り」
3月初めに、船橋市合唱連盟の合唱講習会がありました。隣りの席の方とは、たまたま昨年の講習会でも隣り合わせでした。お名前を知らないままおしゃべりがはずみ、何と32年前の知り合い…と判明しました。当時私が知り合いだった6歳の少女と同じ社宅にお住まいで、この少女を可愛がってくださった方!!この方からの連絡で、おとうさんが嬉しいお手紙と写真をくださり、私の心の中でずっと6歳だった少女が、とっても素敵な38歳のおかあさんになっていることを知りました。ご本人からもお手紙をいただき、奇跡と思えるめぐりあいに感動です。


女神の微笑み 4月2日(土)「晴れ」
「おかあさんコーラス」の打ち合わせ会で歌う順番の抽選があり、くじ引きで2番をひきました。私にとっては今までに経験のない強運で、興奮しました。好きなところを思う存分選ぶことが出来ましたが、我がままなもので、「選びたい放題」は思いがけず迷いが出て選びにくいこともわかりました。今日の抽選会は女神さまが助けてくださったんだなあ…と思って、春霞の空を見上げてお礼を言いましたが、よくよく考えたら…本当に微笑んでほしいのは5月8日でした。


4月…桜… 4月1日(金)「晴れ」
もう4月!!桜の便りが届き始めました。今年こそは、東北新幹線を利用して、日帰りで弘前の桜を見に行く計画でした。不通になっている東北新幹線は4月いっぱいで全面復旧の予定だと聞くけれど、被災地を通ってお花見に行くなんて、あまりにも不謹慎で出来ません。弘前のお花見は早くても1年後、もしかしたら数年後になってしまうでしょう。それまで元気でいられることを目標に、楽しみを延期します。


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