●序文X-BOX360版で、難易度プロフェッショナル対応。標的の名前の下にある死因は、ざっと考え付くなかで一番安全となるであろうものを書いてある。アプローチの中でどのように始末するかの目安にもなると思うので、ざっとご確認いただきたい。なお、ワイヤーや毒などの後ろから不意をついて殺しにかかる道具類はおおむねワイヤーでまとめている。 難易度プロでは「不幸な事故」以外のあらゆる形での死体発見が減点対象となる。そのため、このアプローチでは可能な限り事故を狙い、あるいは確実に死体の見つからない状況にて抹殺することを基本とした。よって、そのタイミング待ちのため一部ステージではとんでもない時間がかかることを事前に承知おき願いたい。 ・ ここでは特に使用を禁止しているが、有名なやり方として「人間を盾に取る」から「気絶させる」で麻酔を消費することなく失神させることができる。以下のアプローチでは前述のとおり使用を禁止しているので綱渡りになっている部分も多くあるが、どうしてもという場合はこれで不安定な要素を次々失神させてしまえばより安全となる。 もっとも、これを繰り返すことが評価にどのように影響するかは不明のため、調子に乗ってステージ中の人間をことごとく眠らせたりした場合のサイレントアサッシン取得については保障できない。 ・ 注意点としては、まず以下のことを念頭に置いていただきたい。
一つ目は、ゲームの性質上唯一絶対の回答が存在しないということによる。どんな手段を採ろうが目的はただひとつ、「サイレントアサッシンの取得」であり、それを達せる方法はプレイヤーの発想次第でどんなものにも変化する。 よって、ここに書かれているアプローチを完全にものにしてしまえば確実に取得はできるが、もちろんほかにも取得の方法はあるのである。そのため、よそサイトで書かれている手順とこのように違う、という指摘にはあまり意味がない。 ・ 二つ目について。一つ目にも関連する。どうしても文字のみでの表現になるので具体的な場所やタイミングなどがつかみづらい箇所が多くなるが、その辺りは各自ステージを研究し、そのうえで最適なポイントをご自身で発見していただきたい。ステージを研究したうえでこの手順書を見れば、それぞれの行動が実際はどうでありどのような意味を持つのか、ある程度想像はつくはずだ。 本来ならば、サイレントアサッシン取得やヒロイックな活躍などプレイヤーの目指す目的があり、それを達成できる手段を自身で研究して構築するのがこのゲームの楽しみの一つだ。作っておいてなんだが、このような手順書に頼るのはその楽しみをある程度放棄する、ということになる。 まして、一から十まで手順書に頼りっきりではこのゲームの存在意義に喧嘩を売るのと同義である。せめて、細かい箇所の調整くらいは自分の手で行い、「自身で目的を達するための手段を構築する」という苦しさと楽しさを知って欲しい。 少なくとも、ここに書いてあることを鵜呑みにするだけで自身で最適化の調整もとらず、そのくせ「うまくいかない」などとのたまうのは止めていただきたいものである。 ・ もちろん同志たちにそんな愚か者はいないと思うが、最初から最後まで誰かに手を引っ張ってもらわなければ任務に臨めない暗殺者などに、サイレントアサッシンの評価を受ける資格はない。そのような輩には、せいぜい鉄砲玉や三下、ひいては変質者といった評価がお似合いである。そもそもそんな甘えた了見の人間には暗殺者など向いていない。すぐさま機関に辞表を出し、平和な暮らしに戻るがいい。 ●ゲーム全般のオマケ標的の背後で注射を持ち、駆け寄ってカーソルが赤になった瞬間にトリガーを引くことで、振り向かれる前に注射を成功させることができる。本手順書ではこれを「強襲」と呼称する。これにより、「サイレントアサシン」、「コントラクト」と違い本作では標的を背後から襲うのがとても楽である。 毒や麻酔を飲ませたあと対象はしばらくよろけてから倒れるが、よろけ始めたところで突き飛ばすと即座に効果を発揮する。 エアライフルは、座っている相手には麻酔効果を発揮しない。どうしても座っている相手を眠らせたいのであれば、コインを投げ込んでイスから立たせ、そこで狙撃する必要がある。 ネイルガンはヘッドショットをかけると、誰もいない環境で行ったとしてもなぜか必ず周囲の人間に気づかれる。 銃による殺傷もほかの行動との兼ね合いにより減点対象となるようで、結局サイレントアサッシンを狙う限りでは狙撃銃の出番はほとんどない。
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