●幕引きのとき

 標的は以下の二人。

  • アルヴァロダルヴァーデ(以下、役者)
    芝居の稽古中、なぜか本物になっていた小道具の銃弾に貫かれ死亡(不幸な事故)

  • リチャードデラハント(以下、大使)
    「友人」の死に動転し、駆け寄ったところにたてつけの悪いシャンデリアが降ってきて圧死(不幸な事故)

 その他の人物:

  • ガードマン(ヤクザ)
  • 警官
  • 労働者
  • ほか、見学客など一般人

 メモ:

  • モーゼルは苦労して持ち帰っても、ストッカーどころかステージ開始時の選択肢にさえ登録されない。まさに骨折り損である。
  • 拳銃を持った何者かがハゲを尾行する、という意味深長なエピローグの続きを知りたい人は、前作「ヒットマン:コントラクト」のオープニングを見てから最終ステージを遊ぼう。全ステージ遊ぶともっといい。
    ちなみに前作の最終ステージでも、目標を確認すると「オペラ俳優を殺す」「大使を殺す」という目的が達成済みの状態で表示される。

=手順書=

1. モーゼルを回収する。

 入って左のカウンターに行き、警官が出てきたところでアクション「受付と話す」。

2. 労働者の衣装を奪う。

 手順1を終える辺りかもう少し後で、自分から見て右側の便所前で労働者が談笑しはじめる。これが終わるまで待ち、白いほうの労働者にこっそりついて行く。ドアを抜けるとき、警官に見られないように注意。
 降りていった先で様子を伺い、労働者が働き始めたら忍び寄って麻酔。死体はすぐ側の箱に突っ込む。

3. 一階裏手、役者の休憩室まで移動。

 労働者の格好なら舞台に上がったりしない限り怒られないので、怒られないルートであればどこを通ってもいい。ピッキングの必要なルートを通る場合は、目撃者に注意を。

4. 処刑人役の控え室に侵入する。

 見張りのヤクザの目を盗んで、地図でいう北側の部屋に入ろう。ヤクザは居眠りしていたり、便所に行ったりするのでいずれにしても目を盗むのは難しくない。うまく侵入できたら、クローゼットに入ってしばらく待機。

5. 小道具を、本物の銃とすりかえる。

 俳優が銃の撃ち方の研究を終えて出て行くのを見届けたら、クローゼットから出る。カウンターにレプリカモーゼルが置かれているのでそれをくすねてしまい、代わりに本物のモーゼルを置いていく。左側がレプリカ、右側が本物の定位置なので、混乱しないように。

6. シャンデリア上に爆弾を仕掛けに行く。

ヤクザに見られないように部屋から出、自分から見て左前にある扉から舞台裏の階段へ。これを上まで上り、キャットウォークの上を歩いて奥まで行くと爆弾を仕掛けられる場所があるので迷わず設置。
 普通はやらないと思うが、あわてすぎてキャットウォークから転落しないように。柵のない部分は本当に落ちるし、落ちたら即死である。

7. ときが来るのを待ち、大使を抹殺する。

 手順2で着替えた場所まで戻り、客席で待機。役者が死ぬまで待つ。双眼鏡で、役者の迫真の演技を見届けるのもまた乙。しばらくすると大使が客席に入ってくるので、転んだところで起爆。

8. 脱出する。

騒然とする劇場を後に、悠々と脱出。


=感想=

 上でも書いているが、「コントラクト」ラストステージ、「狩るもの、狩られるもの」の前半部分である。該当作はこれの後半ということでオープニングからいきなりえらいことになっており、47の記憶の中という設定でまたしてもあれこれ地獄のサイレントアサッシンアプローチ構築を潜り抜けてたどり着く、超燃える最終ステージの真相がようやく語られたという事実に感無量である。

「たとえここで死ぬことになろうとも……奴だけは。」