「広島フォーク村は大事な一生物の《宝物》」
何故だろう?最近、世の中がサツバツとしている。自分が今まで生きてきた時代には考えられない事件が次々と起きている。人間のつながりってこんなじゃなかった。家族であれ、他人であれ、お互い助け合って喜怒哀楽を分かち合って生きていくんじゃないのかな? 全く理解出来ない。
そこで皆に教えてあげたい。自分が《宝物》と大事にしている事を教えてあげたい。
40年前に広島で誕生した《宝物》、それは「広島フォーク村」という集団、そしてそのメンバーなのです。
1968年に仲間といっしょに立ち上げた時には、この集まりがこんな大事な一生物の《宝物》になるなんて思ってもいなかった。この“村”に足を踏み入れた人はきっとその洗礼を受けたんだと思います。それは“友情”を超えた人間関係だと確信している。なにせ、誕生から40年も経っているのに、その“仲間”はその時と同じように同じ気持ちで顔を合わせる事が出来るんだから。
8月2日に開かれる「広島フォーク村40周年記念ライブ」での再会の場面は想像出来る。そこには笑顔があふれ、歌う人と聞く人達が一体になっているにちがいない。
皆に言いたい、伝えたい事はただ一つ。《人間関係》は《財産》ですよという事です。
いまからワクワクする。広島行きの荷物を準備しなくちゃ。
2008年7月25日
伊藤明夫
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