「それでも 待ってる 夏休み」・・・2009/07/20


空に浮かぶポッカリ雲を見てると気持ちいい。

なぜあの雲だけ群れから離れて動くスピードも速いのか。

時を忘れて眺めていられる。

同じポッカリでも心に空いたポッカリは困る。

時を忘れるどころか、思考も体のエネルギーも停止させてしまうやっかいなものらしい。

15才から行き続けた吉田拓郎コンサートツアーが

最後の最後で見れなくなった。


(7/17 コムチャンさんと20分のニアミスだったみたい。 リュックのあやしげは僕じゃないけどね)

7月10日の午後5時41分、ある方から中止決定のメールを頂きました。

放心状態とはまさしくあの瞬間のことだろう。

その夜、風呂の中でぼそりぼそり、ある歌のワンフレーズだけ繰り返し口ずさんでいた。

「それぇーでもぉ〜 待ぁてる〜 夏休みぃー」

こんな日に「祭りのあと」や「どうしてこんなに〜」ではなく「夏休み」が出てくるとは…

きっと頭の回路がぐるぐる検索して「それでも 待ってる」という言葉を見つけてきたんだろう。

「夏休み」を「吉田拓郎」に替えてみればいい。

「それでも 待ってる 吉田拓郎」

「指おり 待ってた 吉田拓郎」

「ひとりで 待ってる 吉田拓郎」

僕の中の細胞がそう言いたかったんだろうか。

「それでも 待ってる」かぁ、、、

「それでも 地球は回ってる」より深いなぁ、、。

発表内容やあれこれの色んな???について今は、、、

うだうだ言うまい。

あーだこーだ言うまい。

一番大きなものをしょっているのはあの人なんだから。

僕自身は「してたら」、「してれば」、「したのに」を使わないこと、思わないことが最も大切だ。

セットリストはまだ知らない。一曲も知らない。

文字で知るのはあまりにも残念だ。

週末のつま恋が行われることになれば僕の足はきっと向かうだろう。

エキビジョンホールから漏れる音がどの程度なのかよく知らない。

でも、次々と演奏される曲目が外で確認できるレベルであるのなら行きたい。

ラストツアーに選んだ曲目や順番をリアルに体験出来るのなら外でもいい。

久しぶりに行き当たりばったりの一人旅もいいか。

多目的広場のど真ん中で大の字になってみたい。

ポッカリ雲が流れてたら僕のポッカリは埋まるかもしれぬ。

許されるなら多目的広場で一晩眠りたいくらいだ。

一瞬の夏休みを過ごそうか。

おっと

つま恋正式発表はまだだった。

決行っていう発表があるのかな? 何も告知されなかったらあるってこと?

まぁあんまり想いを寄せるとまた中止だったら辛いけんね。

僕と同じ気持ちの人はたくさんいるんだろうな。

「大阪福岡広島神戸だけだった組」ってTシャツでも作りますか?

もちろん「それでも 待ってる 夏休み」って言葉も添えて。

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