腹が減っても戦は続く

2003年度
「北方領土の日」反対!第9回札幌全国集会
切りひらこう! 戦争国家体制と闘うアイヌ民族連帯運動を

}{}{ピリカモシリ21号掲載・Esamanのこの集会へ向けた提言文はこちら}{}{

2003年 1月 26日 10:00〜16:00
北海道高等学校教職員センター・大会議室(地下鉄東西線「西11丁目」)において
16:15、札幌市街にデモ行進出撃予定!
(前日の25日、18〜21時、ピリカ全国実行委員会第8回全国総会


まよなかしんや。幅広く活躍する奄美のフォークシンガー。長谷川修。関東圏で活躍する活動家。鈴木宗夫に単独会見を挑むほどの猛者。北川しま子。いつも年令を感じさせない背筋の伸びたカッケマ。川村シンリツ・エオリパック・アイヌ。文化伝承と裁判闘争の両方を引っ張る名門のリーダー。朴孟沫(ぱく・めんす)。歴史学者。日本の植民学の歴史などを研究。
北大・アイヌ納骨堂。子の人骨を巡る問題もピリカの大きな課題の一つ。demo2.jpg札幌地方裁判所。行政と人類学者を相手に、アイヌ解放の闘いが展開中。

写真は2001年度全国集会のものです
2002年度集会のページ

本イベントは、ピリカ全国実行委員会からの呼びかけです。
また、以下の文はピリカ実行委からのものの転載で、Esamanの書いたものではなく、また、本Ainu puyarAやEsaman個人が、ピリカ実行委の下位組織という訳でもありません。


私たち「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!全国実行委員会(略称ピリカ全国実)は、95年2月に開催した札幌全国集会以来、アイヌ民族の自決権支持、アイヌ民族連帯を掲げて、「北方領土の日」(2月7日)に反対する全国集会を毎年開催してきました。今回で9回目を迎えます。
 私たちは、アイヌ民族と沖縄人民、日本労働者人民などの共同の全国運動を持って、アイヌ民族を無視した北方諸島を日本に再併合する日露交渉に反対してきました。
 この闘いは、政府官僚らのあいつぐ「単一民族」発言にあらわれた日本民族主義を弾劾するものであり、日本国家の歴史的、今なお続く北方侵略を撃つものです。それはアイヌ民族、ウィルタ民族など北方諸民族にたいする侵略・植民地支配を弾劾し、諸民族の日本国家にたいする侵略・戦争責任を追及し戦後保障を要求するたたかいと連帯するものでもあります。

アイヌ民族によって95年に暴露された北大文学部人骨事件にたいする真相究明と糾弾のねばり強い闘いは、2003年8月までにウィルタ民族の遺骨3体をサハリンに返還することと北大「報告書」のウィルタ編を全面的に書きかえることを約束させるという画期的な成果をうみだしてきました。ここには、サハリンのポロナイスク地区北方先住小数民族代表者会議やウィルタ教会の遺骨返還の取り組みと日本にたいする戦後保障の要求の闘いがあります。
 また私たちは、北大人骨事件糾弾の活動をとおして全州・珍島など韓国民衆との交流をつくりだし、連帯の活動も重ねてきました。ひきつづき珍島から持ち出された東学農民革命軍の遺骨を珍島に埋葬するとりくみに連帯していかなくてはなりません。
 アイヌ民族の人権と名誉、自決権をなきものとして蹂躙する『アイヌ史資料集』(河野本道が編集・発行)を弾劾する裁判は、札幌高等裁判所での攻防戦の局面にあります。全国社会的運動をもって勝利しなくてはなりません。

しかし今、アメリカ・ブッシュ政権のイラク、朝鮮民主主義人民共和国などへの戦争兆発が一段と強まり、戦争が切迫しています。小泉政権は参戦と有事立法・改憲攻撃、他民族を排斥・敵視する扇動(民族排外主義)を強めています。このような日本国家が戦争と新たな北方侵略を画策し、民族排外主義をあおり、戦争が切迫する情勢は、アイヌ民族にたいする差別と抑圧も強化されることを意味します。
 日本の労働者人民自身が歴史認識をとらえかえし、自らの責務を自覚していこうではありませんか。アイヌ民族連帯の活動は、北方諸民族、アジア人民の自立と解放に結びついており、何よりも抑圧する側にいる私たち労働者人民の解放に向けた戦いなのです。
 なお、札幌全国集会を起点に、関東、関西、沖縄などで「北方領土の日」反対!アイヌ民族連帯をかかげた各地域集会を開催します。これらへの参加もお願いいたします。

●集会の予定
主催者挨拶 北川しま子(ピリカ全国実行委員会副代表)
経過報告 白川ただし(ピリカ全国実行委員会事務局次長)


ゲスト発言

川村・シンリツ・エオリパック・アイヌ
川村カネトアイヌ記念館館長、河野裁判、アイヌ民族共有財産裁判原告)


小川隆吉(アイヌ民族共有財産裁判原告・原告団長)

まよなかしんや(フォークシンガー・アイヌ民族と連帯する沖縄の会)

朴孟沫(予定・韓国在住の歴史学者)

海原剛(史的唯物論研究所)

報告と討論、アイヌ民族、各地域からの会場からの発言、質問、討論
昼休み中はビデオ(珍島平和祭、02年度の記録、30分)を上映

歌と踊り アイヌ民族・まよなかしんや

参加費:資料代1500円


問い合わせ先

主催者
「北方領土の日」反対! 「アイヌ新法」実現! 全国実行委員会・札幌
(ピリカ全国実行委員会)

札幌市北区北22条西2丁目1−1 美里荘1F左 電話(fax)011−738−0131
同委員会の関東グループのつくったHPはこちら

会場
北海道高等学校教職員センター 電話011-271-3627


各地域の集会

2月3日(月)午後6時30分〜
「北方領土の日」反対!アイヌ民族連帯・関西集会

会場:エル大阪(地下鉄天満橋)
主催:ピリカ全国実・関西(電話06-6304-8431、06-6706-2147)

2月5日(水)午後6時30分〜
「北方領土の日」反対!関東集会 〜北方四島、日本のものですか? ロシアのものですか?

会場:豊島区民センター・第二会議室(池袋東口)
参加費:1,000円
発言者:川村シンリツ・エオリパック・アイヌ、長谷川修、他
呼び掛け団体:グループ"シサムをめざして(首都圏)、命どぅ宝ネットワーク、ピリカ全国実関東グループ
連絡先:ピリカ全国実関東グループ TEL&FAX : 03-3446-9058 Mail : pirika_kanto@yahoo.co.jp

2月15日(土)午後1時30分〜
「北方領土の日」反対!アイヌ民族連帯・沖縄集会

会場:沖縄船員会館2F(電話098-868-2775)

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