ahrus.imuhsai.hawki.... enchu-itaku. 投稿者:oripakEsaman  投稿日:12月08日(水)23時08分10秒 ppp01003.nagoya.alles.or.jp

VODKAさん、ようこそいらっしゃいました。
時々覗いてやってください。

突然本題に移りますが、
私は個人的に蝦夷(エミシ)=アイヌではないと思います。

これには二つの意味があって、仮に大和朝廷と戦ったエミシがアイヌと近しい
関係の民族だとしても、アイヌが現在の形の文化スタイルを成立させた時代や土地柄は、
エミシという集団が活躍した時代とも土地柄とも違う訳で、違うものだと思うからです。
(純粋に生物学的に、津軽海峡にある「ブラキストン線」を境に南北とでは、分布する生命群に
違いがあります、文化とはその地域の自然と密着している部分もありますので、住む場所の
生物群が違えば、自ずと違う性質をもった文化に発展します)

またもう一つとしては、なにかと北海道のアイヌを基準に一緒くたにされがちな、
「アイヌ間の違い」について、そろそろ注目するべきだと思っているからです。

アイヌには、非常に大雑把に分けて樺太アイヌ・千島アイヌ・日高アイヌ・十勝アイヌ
といった集団が存在し、千島はどうか知りませんが、樺太アイヌの文化と、
北海道のアイヌの文化は、言語や儀式に共通のものが多いとはいえ、
北海道アイヌにはみられない色濃いシャーマニズムや、
儀式に使う偶像・仮面・太鼓・トンコリなどの北海道にはない各種の祭器から、
その根底でかなり性格の異なった、極めてシベリア的要素の強いものであった事は事実です。
(しかも樺太アイヌは、血統としてもいわゆる「アイヌ顔」ではありません、でもアイヌなんですが)

このような事から、東北や青森にいたであろうアイヌ的民族集団を、
簡単に北海道のアイヌと一緒くたにしてしまう事には、私にはえらく懐疑的です。
なにも北海道のアイヌが全てのアイヌの本家ではないのですから。

その方が話しは簡単なんですけどね。
そんな感じです。


はじめまして 投稿者:VODKA  投稿日:12月07日(火)21時38分30秒 210.175.54.76

いらんからぷてぇぇぇぇ。
VODKAです。
NorthDreamから流れてきました。

蝦夷地岩手県で生まれ、蝦夷地北海道で教育をうけた本物の蝦夷(えみし)です。
どもども。

幼少の頃、婆さまから蝦夷(エミシ)の歴史と蝦夷(アイヌ)をごちゃごちゃに
吹き込まれて以来、国内の民族問題(エミシは民族なんだろうか???)に関心を
もっています。

10年前ウタリ協会の野村義一会長さんに講義を受けたさい、野村会長のお爺さんが
南部藩士だったそうで、大学在学中は時々お世話になりました。
(岩手県っつっても僕の地域は伊達藩なんだけど、黙ってました。笑)

時々顔を出します。
よろしく〜