「あんた自身の話もそろそろ聞きたいね」と管理人さん厳しいんで、ちょっと書いてみようか。 (でも、よく考えたら、他に自分のことを書いてる人はいないんだけどなぁ・・・ なんで、小鳥だけ突っ込まれるんか?これ差別?ま、いっか。 ブツブツ) ---------------- 管理人さん、そして、みなさん、ここにお邪魔させてくれて、本当にありがとう。 いろいろ勉強になったし、なんてたって、楽しかったよ。 普段は元気なだけに自覚してなかったんだけど、文字道り、起き上がれなくなってしまうほど、 ボロボロに疲れ果てて倒れてた小鳥にとって、この数週間は本業から離れた長期休養期間だった。 (実際に倒れたのは、ある島でのこと。見知らぬ正義の味方、 マフィア・ファイターに世話になったんだから、実に情けない。) 休養中、こんなにもネットにはまるとは想像もしてなかった。恐らく、ネットというよりは、 管理人さんの生気(せいき)一杯の世界に引き込まれてしまったというのが正直なところだろう。 小鳥は、嬉しいよ。 こういう人が世の中にいることが。 そして、歯に衣着せぬ言葉でガァーガァーと意見をぶつけ合う人たちがいることが。 それぞれに、何かを愛しく大切にしている証拠でもあるからね。 そして自分の国、日本が前よりも、好きになった。変かもしれないけれど、これが正直な気持ち。 民族とか人種とか言っちゃうと既成のイメージに縛られちゃうけど、ここでは、 それを超えての触れ合いが多少なりともある気がして、「多民族 多人種 国家」としての 日本が少――しだけdeも 生に感じれた気がして嬉しかった。 っていうか、そういう国としての日本の存在を望みたい。 もちろん、我が国、我が町は問題だらけで、嫌なところも沢山あるし、 社会的に整ってないことも多いし、小鳥も含めて人々の感覚も意識も視野も心のスペースも、 現実的には狭く、窮屈で窒息しそうになることも少なくない。完璧な社会なんてあり得ない。 でもね、小鳥はSampe初のにも書いたように、この場が存在していることが嬉しいし、 何よりも実存する皆さんのような人たちがいることが嬉しい。 絶好の羽根休めになったよ。 でもね、羽根を休めているうちに、 今度は、本当に筋肉まで弱ってしまっては困るんで、そろそろ、休養も終えないとね。 ここの管理人さんは、馴れ合いやなぁなぁが嫌いみたいだけど、 小鳥にもひとつの人生ポリシーのようなものがあって、 「居心地がよくなったら、飛び立つ時」と、常にそうやって、生きて来た。 普通の人は、逆に居心地の良いところを求めることが多いらしく、 小鳥のような生き方は、飽きっぽいとか言われて、非難されるけど、そうじゃないんだよ。 生きる「筋力」を無くすのが嫌なんだよ。盲になっていくのが嫌なんだよ。 飼い慣らされちゃうのがたまらないんだよ。 だから、居心地のよい環境ほど怖いのかもね。別に、荒波を好んでいるわけでは決してないが。 辿り着くところは、いつも何かしら大騒ぎのところばかり。きっと、そういう運命なんだと思う。 「経歴」だけを見たら温室栽培の小娘。そうでないなんて言ったら、バチがあたる。でも「経験」という面では、 温室とは無縁そのもので。このギャップに戸惑ってた時期もあったが、それは、遠い過去だな。 いろんな空を見てきた。いろんな地獄を這った。いろんな山を登った。いろんな崖から落ちた。 そして、また登った。擦り傷つくりながら。太陽と風に揺れながら。 で、強くなったかって? いや、そうでもない。 むしろ、年を取ればとるほど、深い人間の悲しみっていうのか、 学生の時には認めることすら、しゃくに触った弱さ、 人間っていう存在の果て無い"脆さ"を思い知っていく一方よ。 いたわり逢うことの美と温かさに泣かされ。 まぁ、それでも、知らないうちに強くもなってしまってるが。 でも、苦しくて、どうしても、どうしても、やりきれなくなったときに 「助けて」って、ひとことが言えなくなるほど、 強くはなりたくない。 そうなっちゃったら、人間でなくなっちゃう気がするからね。 それでも、他人に頼れる性格じゃないんで、普段は、この二本足で、思いっきり一人で、 どこまでも歩くしかない。だから、「筋力」を失うのが嫌なんだよ。命取りになるからね。 でも、本当はひとりっきりじゃないことも、わかってる。堂々と生を全うしている仲間が あっちこっちに散ってて、もがいてるから、Kotoriだって、頑張らなきゃって思う。 生まれ落ちてきたことと、生かされてることの、ありがたさを噛み締めながら。 ----------- そんなところでっすよ、管理人さん.....&皆さん。 アイヌのこととは関係ないし、聴くにたえない、つまらん唄でごめんよ。 Copyright (c) 小鳥 1999 (←深い意味ない)