管理情報を少し。 投稿者:oripakEsaman 投稿日:03月04日(土)13時16分55秒 ppp01061.nagoya.alles.or.jp
ちょっと時間がたちましたので、忘れている人がいるかもしれないので、ここらでまた一つ。
この掲示板は、あらゆる人間が悪意を持とうが何をしようが覗く事が自由で、
たとえどんな発言であれ書き込みが許される場所です。
掲示板内であれば、ここにある書き込みに返信する為に転載する事も許されますが、
他に持ち出す事は厳禁です。
どんな事があれ、物理的支障(何件かの多重投稿・プログラムとしてあまにりも重い投稿、等)、
犯罪に等しい行為(この場合は個人情報の流出とかしか思いつきませんが)
が無い限り、全ての人の書き込みを読む権利、書き込む権利、
書き込まれている内容に関する発言をする権利、
またはあまり関係のない事を書く権利を阻害する事は出来ません。
とりあえずは、そういう事で。
無題三連発 投稿者:たかあき 投稿日:03月04日(土)12時26分18秒 cs51213.ppp.infoweb.ne.jp
小鳥さん、まだ聞きたいことがあるの?
私が「牧師」が嫌なのは宗教的な用語であるからで
説法たれてるように見えたのは事実のようなので
他の用語に置き換えてくれれば結構。
その言葉の意味するところにはいちゃもんつける気はない。
でも人が嫌がってると知ってることをわざわざするってのは
小学生のスカートめくりみたい。くす。
Mikaさん、前から思っていたんだけど
どうしてあなたはいつも怒っているように見えるのだろう。わざと?
私なんか頭から冷水をかけられたようにさめてしまう。
あとね、本を読むのはいいことだけど
本を沢山読んでるから偉いって事はない。
本には事実が書いてあるとは限らないことも知っておいた方がいい。
(その本を書いた人にとっては事実かもしれないが)
ヤバい新興宗教の教祖もその宗教の聖典上ではこの上ない聖人である。
そのへんのウタリの人はそんなカタい本読んだりしない。
みんな、今の生活に必死で。
でも彼らは何も知らない、何もしていないわけじゃない。
わかりきったことわざわざ言ってるようだったらごめんね。
私は自分が多数派であり少数派にはなれないことを知っている。
だって最後には自分が一番かわいいから。
龍淑さん、私は「つるつるの」陣営の一人ですが
あなたには敬意を表します。とてもいい詩でした。
野暮だねぇ。 投稿者:oripakEsaman 投稿日:03月04日(土)11時34分30秒 ppp01012.nagoya.alles.or.jp
以外と反応がないが、
本当にいい詩には、下手に感想など出てこないものだ。
「観衆の静寂こそが、詩の最大の賛美である」
ここは見ている人は多いしな。
龍淑さんの詩、よかったですよ。
わざわざ書くのもヤボですが。
偏見に答える必要はない。 というか答えちゃいけないな。 投稿者:oripakEsaman 投稿日:03月04日(土)11時26分42秒 ppp01012.nagoya.alles.or.jp
さて、HP建設当初からずっとROMしているであろう、
嗅覚のないものには「一向に定着しない」観客の一人であった所のポロヌップが
書いていた<壁>実際は俺がここでずっと書いてきた事そのままだな。
(掲示板のログを個人でプリントアウトする分はいいが、何かに無断転載するなよ)
玄智文さんが問い掛けによって求めていたのは、そんなしごく当然の事の繰り返しでなく、
その先の事ではないか?
君がわざわざ書いているのは、私や他の人々がしきりに書いている
大前提の確認にすぎないのであって、新しい提案でもなんでもない。
だが、現実にはその当然の事すらあやうい以前に、そういう事が出来る場所がない。
だからこそここの目的は、その場の提供である。
実際には、それすらあやういのだから。
だから、今の私は大前提を理解する人間を増やす事が第一だと思っている。
そのためには、場がある事が大事だ。
だからここを作った。
といっても、アイヌやマイノリティに興味もなく、偶然かなんか知らんが、
差別をする事のない、その返を歩いている相手に「大前提」を押し売りする気はない。
そこな道を歩いている都会人。
案外、彼らは解っているものだ。
頭で理解しているかどうかは別として、習慣として踏み込まない事を身につけている人も多い。
(ヤボな事は書きたくないが、この都会人というのは、都会人には解っている人が「多い」という事)
問題なのは、こういった場に積極的に出てくる、
マイノリティ、もしくはマイノリティっぽい雰囲気がスキな人々、
あるいは全く別のものと勘違いして期待している人々である。
彼らの多くは、「みんな一緒教育」の成果か何かしらんが、
その大前提すら解らん人が多い(そう「多い」だ、全部ではないぞ)。
アイヌ相手に「アイヌらしい」事を無理強いする事自体が、
くだらん共同幻想(アイヌはアイヌらしく、そしてみんな同じニンゲン)をおしつける事が、
既に暴力である事を忘れている。
そして、なんとも暴力的な偏見の持ち主がここにもいる。
>何だかんだと、ごたごた言う割にはあんた自身の「ウタリ」
>が、「これから、どうしていけば良いのか?」
>なんてのは、言わないんだな〜。これ、可笑しいのとちゃう?
>何時になったら、あんたの思う「アイヌ民族のあり方。」を聞かせて
>くれるのかね。あたしは、待って居るんだけどね〜。
>あたしは、ウタリが、これからどのようにしていけば良いと
>思っているのか、Esamanの本心が聞きたいんだよ。
こいつは一体何を考えているのか?
「アイヌ民族のあり方」なんて聞いてどうするのか?
それ以前に、何故アイヌは見も知らぬ相手に、
ただアイヌであるというだけでそんな事を説明せねばならないのか?
話す必要はない(そう、「必要」はない)、まして話し合う余地はない。
おまえはアイヌではく、ただのアイヌに寄って来ているアイヌでないものだから。
別に和人だからダメだと言っている訳ではない、
「アイヌだからアイヌ民族のこれからの話しを聞かせろ」
この発想は非常に他力本願であると同士に、偏見に包まれている。
>「せっかく理解しようとして熱心にやってるのに、なんと無礼な。
>アイヌはアイヌらしい格好して、黙って可愛がられてればいいんだ、
>俺達はアイヌっぽいものがスキなんだよ、なんたって素晴らしいからな、
>だから和人化しちゃいけない、俺達が寂しいじゃないか」
「せっかく聞きに来てやってるのに、いつになったら答える?
俺が聞きたいのは、俺が入れないアイヌの世界のこことだ、
なんたって今迄本を色々読んだけども、
モノホンのアイヌに話しを聞くのは初めてだからな、
珍しいんだよ、貴重なんだよ、おまえは、だからアイヌ伝道師として俺達を楽しませなきゃいけない、
だから、アイヌのこれからの話しを聞かせてくれよ、他の話しはいいから」
私には、こういうメッセージが汲み取れる。
誇張でもなんでもなく、事実そう見えるのだから仕方が無い。
何故そう見えるかといえば、こういう輩はどこにも沢山いるからだ。
匂いで解る。
彼らはとても熱心だ。
滅多にありつけないサンプルを前にした研究者のようなもんだ。
おっと、俺は研究者と研究そのものは、まったく否定してないぜ。
研究者ってのは研究がシゴトだし、無神経で無礼でどうしようもなのも、
まぁしゃあない(研究者って、そういうヒトおおい)長くなるから、これはまた別の機会に。
研究者でもないニンゲンが、フィールドワークでもなく、
アイヌのアイヌらしい部分を穿り返そうとしているのは何故か?
単なる自己満足ではないか?
そんなん、嫌だね。
日本人だというだけで、カブキの講釈を何故垂れなけれはならんのか?
自分のマイノリティを利用するホラ吹きにはなりたくない。
感動したいたけのハイエナに、まますま仲間が勘違いされたらかなわんではないか。
忍耐・醜態・・・期待 投稿者:小鳥 投稿日:03月04日(土)06時09分10秒 2Cust103.tnt22.sfo3.da.uu.net
(1)雛が孵るまえに忍耐切れして、卵を割ってしまっては、雛が死んでしまう。
だけど、殻の中にいつまでも閉じこもっていても、雛は孵ることすらなく死んでしまう。
さて、殺すか殺されるかではなくて、共に生きるには・・・?
(2)醜いアヒルの子は、試練を越えて白鳥に成長した。
ところが意識の中では、いつまでもグロテスクなままだから泥沼のほうが心地よい。
暗闇を呪うばかりでなく、ろうそくに火をともすことが出来るのに、
ろうそくを美しい雛達だけのものと決め付けて、光を恐れ、泥地に逃げ穴を掘りつづける。
引っ張ったって出てくるものだろうか、流す必要もない流血を正当化できる言葉など。
・・・・あ、あった、あった。「グロテスクなやらせ・甘え」
PS:
(1)そして、卵だと思っていたものが、実は別物だったら・・・?
(2)そして、アヒルだと思っていたものが、実は怪獣だったら・・・?
(3)Mikaさん、疲れないで頑張ってね。オーバーヒートしたら、きっとブタさんいるし。
(4)たかあき君、牧師発言はそれだけでいいのね?
(c) Kotori 2000
答える順番が違うだろ!それとも答えられないのか? 投稿者:Mika 投稿日:03月04日(土)03時23分01秒 oskd070.osk.3web.ne.jp
結局、答えやすい事だけは、答えてるがEsamanよ!
肝心の事柄は、いまだ「棚上げ状態」のまま放置され
ているな。シャムさんが、こう言っていたよな。
「いつまでたっても、深まっていかない(深まっても続かない)
のは、やっぱりここが単なる「窓」だからかな?とね。
まさにこの掲示板は、「アイヌ人と和人の相互理解の場」では無く
「Esaman帝国の入り口」と、言っても間違いないだろう?
違うかね〜?あんたさ〜、このHPを作るときに、何を考えていたのかね。
まさか、「アイヌ人と和人の接触の場」としか、考えなかったのかね。
哀しい人間だな。そんなに、和人が気にくわないのか?
そりゃそうだろうな〜。「差別する人間」など誰も好きになれんからな。
何時になったら、あんたの思う「アイヌ民族のあり方。」を聞かせて
くれるのかね。あたしは、待って居るんだけどね〜。
あたしは、ウタリが、これからどのようにしていけば良いと
思っているのか、Esamanの本心が聞きたいんだよ。
それと、「あんたが一体、私達(和人)に、何を一番に
伝えたいと思っているのか?」はっきり言って欲しいね。
もう一つあんた自身の「アイヌ民族に関する、指針は何か?」
何時になったら、聞かせてくれるんだい。
何回も、同じ事を、書かせないで欲しいね。
あんた自身が、いつも言ってる事じゃないか。
他者に、「あんた、何回も同じ事かかせるなよな!」
とか、「もう少し、考えたらどうなんだ?」なんてのは
あんたの口癖に近いよな。
あたしも同じ事を言うよ。「Esaman同じ質問を、書かせるなよな!」
次は、期待してアクセスさせてもらうよ。
楽しみだよ。あんた自身の答えがね。
君は忌まわしいマムシ相手に、やぁマムシと親しげに語り掛けれるか? 投稿者:oripakEsaman 投稿日:03月04日(土)01時28分55秒 ppp01062.nagoya.alles.or.jp
なんでそうなるのだ?
>> おいおい、俺がいつ「和人を一括りにして糾弾」したんだ?
>今までの君の論を読んでいて、君は、アイヌに関心を持ったりして近づいて来る和人や、いわゆる
>「支援グループ」の和人たちに共通する傾向を問題視しているのかと思ったが・・・?
>そんな狭い範囲の話しだったのか・・・?
そんな訳はなかろう。
もう一度いう、
俺は「和人を一括りに糾弾」はしていない。
一括りにしていないと、「狭い範囲の話し」になるのか?
「和人」とは「アイヌ民族に近づく人々の総称」ですらないし、
そういう連中に発生しやすい共通項の話しをしたとしても、
「和人を一括りに糾弾」している訳ではないのだぞ。
そろそろ前言撤回したらどうだ?
>そんな幻想は、実際のアイヌに出会えばかなりの部分吹き飛ばされるのではないか。
そうか?
「実際のアイヌに出会う」と言っているが、何に出会っているのだろう?
直接会って話しを聞いた所で、偏見をなくさない人もいるし、
会っただけで話しをしない奴もいる。
若しくは話しすらしていない者相手に、理解しあえてしまう行為を持った人もいる。
(当然これ、言葉のままの意味ではないぞ)
世の中そんなに甘くないぜ。
アイヌ料理の店に行って、そこで出た汁物がミソを使っていないからといって、
(これは昔風のレシピを再現している為です)
「アイヌのミソ汁にはミソが入っていない」と吹聴する人間もいるしな、
そいつはアイヌと「親しく付合って」もうかなりの年数になるそうだが(哀しい実話だ)。
>「アイヌ・オタク」などとたまに冗談半分でアイヌに呼ばれることががあるが、それは好意的な
>ニュアンスだと理解しているので、別に無理に否定しようとは思わない。
否定的ニュアンスでそう呼んでいる奴もいると聞くが。
というか、それは決して少なくはないと思ったが?
アイヌが和人に、「アイヌオタク」という場合、
「親しみを込めて」という状況があるのかどうか、私には甚だ疑問である。
何故か?
オタクというのは元々あまりいい印象を与える言葉じゃないし、
第一、「アイヌオタク」と呼ばれて嫌だと言っている人がそこにいたはずだがな?
本当は軽蔑されているのかも知らんぞ。
というか、俺はしているんだと思う。
それとフリークとオタク、
フリークという表現、今のような使われかたを昔からしいていただろうか?
オタクという言葉が発生した頃(80年代のいつか・この言葉は確か命名元がいたハズだ)
まだフリークという表現は一般的にされなかった。
マニアという言葉はもっと昔からあったが。
だが、マニアってのも、元は狂気とか熱狂を意味する言葉で、
今の日本語の中でも、ちょっと狂気っぽい印象がある言葉なのは確かだ。
(辞書上の意味でなく、温度差の話しだ)
世の中に「オタク」と再認識された人々は(確かに再認識だ、昔からいた訳だし)、
あるものは自分はオタクでないと主張し(確たる根拠はない)、
あるものはオタクはカッコいいと言い出し(そういう発想が流行った時があったはずだ)、
あるものは自分達を現す別の言葉を探し始めた。
そこで聞きなれない言葉が出てきた、
「フリーク」
それを初めて聞いたのは確か、
Jリーグが流行り出す前後の事だったような気がしないでもない。
(イミダスでも見れば解るだろうが、手元にない)
辞書の意味がどうあれ、元の言語の使われかたがどうあれ、
これは、日本の言語内における新しい用法の発明である。
何故発明する必要があったのか?
言葉を失い詩は生まれる 投稿者:龍淑 投稿日:03月04日(土)01時15分54秒 pb0074.kobe-catv.ne.jp
ESAMANさん、玄さん、ご苦労様です。私の気持をほぼ代弁してくださったように思えて、
有難く拝見しておりました。
最近の「デッド・ヒート」、私も言いたいことは山ほどあるはずなのですが、
なぜか急に、ハタ、と言葉を失ってしまったのです。
それで詩ができました。
この詩はマイノリティ的感情にセクシャリティやエロスの問題も絡んでますので、
掲示板の論点とずれているかもしれませんが、
私にとっては双方、とても近いところにあって、不可分なものです。
発明者
金 龍淑
私は グロテスクで
感じやすい性器を持っている
世の中の人たちはみんなそれに気づいていて
顔をそむける あるいは
物珍しげに棒で突っつく 暴力的に笑う
私は くやしいと思い ひとりぼっちだと思い
そして 無性に受け入れられたい思いに渇いた
だけど 私は グロテスクで 感じやすい性器を持つ者
恋すれば恥ずかしくも膨張し 涙を流せば さらにゆがむ
あるとき 私を 嘲笑しない男がいて
彼も グロテスクな性器を持っているのだろうと
私は覚(さと)り ありがたいと思い 可哀想と思い、泣いた
泣きながら叫んだ そしてぬるい涙でぐしゃぐしゃの
快楽を発見した
ところが きれいだけど感じにくい性器を持つ女たちが
私のちぎれた涙から ロマンチックな愛の言葉だけを摘み取り 流用した
私の孤独が産んださけびをなぞって「淋しい」とかき口説いた
そして精巧な プラモデルのお城のように 快楽を組み立てた
つるんとしたきれいな性器の女たちは 今やすっかり
それらの所有者となった
「淋しさ」の、「正当な怒り」の、「解り合うこと」の、「素晴らしい愛の快楽」の。
だけどだれも、グロテスクで 感じやすい性器を持とうとしない
作った言葉のすべてを奪われてしまい、
いまやグロテスクで感じやすい性器以外に持つものもない 私は
なにもないところから その唯一の裂け目から 血を流しながら
あたらしい言葉を ひっぱりだして 生きてゆくしかない
(March 4th, 2000)
珍しさだけでは断片 投稿者:小鳥 投稿日:03月03日(金)17時16分10秒 1Cust45.tnt24.sfo3.da.uu.net
一般的な感想:「壁」「違い」ばかりに目を向けることも、「共通性」ばかりにとらわれるのも、
いずれもアンバランスな、ピース・ミール・アプローチだと思います。「壁」の認識なしには、
相互理解などあり得ないが、「壁」の認識だけでは、より深い理解などあり得ない。
たかあき君:また今度返事するよ。他の人も何か言いたいことあるかもしれないし。
私たちは「マムシ」に見える存在だった 投稿者:ポロヌップ 投稿日:03月03日(金)16時50分46秒 TBTca-0915p121.ppp.odn.ad.jp
連続投稿で申し訳ないですが、ついでなのでまとめて投稿します。
時間がたちましたが、以前、アイヌが何故恐いかと言う以前にそのアイヌから見れば
怖がっている和人は、もっと恐い、という意見をめぐって議論がありました。
よく朝鮮学校生に対して、その近隣の日本の学校の生徒から「チョンコ−(これは朝鮮学校
に対する差別的な呼び方です)は怖い」などと言う言葉を聞くことがあります。
しかし、朝鮮学校に通ってた私の友人は、朝鮮学校に通っている時、日本学校の生徒が
駅とかでたむろしているのを見ると怖かったそうです。嫌がらせをされないか、と。
当時、いわゆるチマ・チョゴリ事件や右翼の嫌がらせもありましたし。
もちろん、朝鮮学校の生徒にも、日本学校の生徒にケンカを売ったりカツアゲをするような
不届き者がいるでしょうが、朝鮮学校側から見たら、同じことなのです。
自分の「側」からどう見えるかと同時に、相手の「側」からは自分たちはどう見えているのか、
という視点が大切なのではないでしょうか。
歌集『同族(ウタリ)のために』を遺したバチラー八重子は、子供のころ姉と外出してたとき、
和人の子供たちにつかまって「アイヌ、アイヌ」とののしられ、石をぶつけられたそうです。
それ以来、外出が怖くなってそうで、以下のように回想しています。
―――私たちは遠くから和人(シサム)の姿をみると、マムシに出会った気がして逃げ出した
ものだった。
(掛川源一郎『バチラー八重子の生涯』(北海道出版企画センター)より)