先にＥｓａｍａｎさんに投稿されちゃいましたね。
　　　（わたしの↓の投稿の、第２段落）

　

　前々から思ってはいたことなんですが・・・
　相手（他の投稿者）の意見に反論するならともかく、どうしてワザと
相手を貶めるような言い方をされるのでしょうね？　もっとソフトな
発言ができないのでしょうか。『暴言』を発せば、それに対する反論が
先になり、議論の焦点がズレかねません。時には暴言も必要でしょうが。
投稿者の差別心（と言わなくても、その人のヒトトナリ？）をまるまる、
包み隠さず表しますからね・・・とっさに口をついて出てくる暴言って。
　発言のすべてが議論の対象として認識されるのが、ここｓａｍｐｅの
長所だと思いますが、行き過ぎちゃうかな？と時折感じます。

　と、水を差したところで
　被差別者だって、差別者になれるんです。差別者が、被差別者になることも
あります。「差別」が存在するかぎり、そのどちらの立場にもなりうるという
ことを早く認識すべきでしょう。
　たとえば、アイヌに対して和人が、その土地を侵略し非道の限りを尽くした
ことは事実ですね。たしかに、時代的に見ればそれは過去のことであって、
現在「殺戮者の和人」と呼ばれることに抵抗はあるでしょう。現在生きている
自分たちが、アイヌに対して何をしたか？と反論される気持ちもわかります。
　ただ・・・現在殺戮や差別をしていないと断言できたとしても、これから先、
絶対に差別をしないとは言いきれないのです。差別をしない、と思っていてもですよ。
いま生きているすべての人と、差別とは、切り離して考えることはできないのです。

　ヒショさんは和人であるにも関わらず、ポシェットひとつで「馬鹿イヌ」だなんて
言葉を吐かれました。その浮浪者は、そのポシェットをアイヌのものだと知っていた。
ポシェットを身に付けているヒショさんをもアイヌだと思った。
　チマ・チョゴリを着ていれば、朝鮮人だと馬鹿にされ、暴力をふるわれる。
　もう「民族差別」でなく、「民族衣装差別」です。人間を差別しているのではなく、
装飾品だけを見て差別するところまできている。そして、その装飾品を身につけた
人間までも差別する。これはまったく、『無差別な差別』です。
　Ｅｓａｍａｎさんがおっしゃるように、彼が民族衣装フル装備で歩いていても、
ヒショさんに絡んできた浮浪者が同じように絡んでくるかどうかはわかりません。
でも、行動に出さないでも、その心中にはハッキリ差別の気持ちが芽生えている
のは確かです。　

ＤＯＴＴＩ さん、やっぱりまだわかっていないのですね。

産まれてくる子供がは、まだ何もわかっていない年頃であれば、
まだ差別者でも被差別者でもありません。

ですが、育っていく過程で、社会がそれらを差別者と被差別者として扱い、そう育っていきます。
何もアイヌだけではありませんが、被差別者の存在に対して大変無理解である、
あるいは存在すら知らないという事は、それ自体が既に半分差別なのです。

ストネコ氏の考え方は、明らかな民族差別ですが、
氏が悪気があるかというと、そうでないかもしれないと、私は思います。
ですが、たとえ悪気がなくとも言っている事は最低です。

判らんのですよ、きっと、自分の住む世界と全く違う世界があるという事を。
ひょっとすると、幸せな子供時代を送ったのかもしれませんね、
世の中に、ただのベンキョウのよし悪し程度のどうでもいい話とは別次元で、
差別される人間がいることを、そして自分が差別していることも気が付かずに・・・・

だから、差別を告発するアイヌや、奪われた権利を取り返そうとしているアイヌに暴言を吐ける。
こいつの苦労話しは、自分とたいして変らんだろうと、身勝手にタカをくくっているから。

彼の言っていることは、片足を奪われた人間に、杖も車椅子もない状態で、
五体満足な奴らと走って競争しろといっているようなものだ、しかも、そいつの足を切り取った奴ラと｢対等｣にね。

それかこうだ、
身勝手な理由で通りすがりの女を犯しておいて、子供が生まれて、
責任追及されて、事実を認めたくないから、その女と子供をまとめて消してしまおうとしているのさ。

｢アイヌ新法を取り消す｣｢独立国をつくれないのはバカだ｣などという発想は、
アイヌなどという民族はいない、奴らは日本人と何もかわらない、同じく日本国民であるから。
という意味ではないのかね？

我々が｢国｣という権力構造を作れないのは、自身の努力不足といいたいのではないのかね？

なら一つ聞くが、北海道にはもともと誰が住んでいた？
そこからもともと住んでいた人間を追い出したのは誰だ？
北海道の開拓の為に、アイヌに和人と対等な人権があってはまずいから、
差別して殺していいと態度で示したのは誰だ？
残念だが、いまさら君らがどういう姿勢をとろうが、そこにいる差別者は我々をアイヌと虐げている、
その｢差別｣を作ったのは、そもそを誰か？
アイヌの多くが貧乏なのは、好きに暮らしていた我々を追い出し、
身勝手に自分達の理屈を押し付けて、さらには人間扱いせずに殺した奴等がいたからじゃないのか？

そういう経緯に対して無知で、
｢アイヌは文句いうばかりで努力しない｣などと、
我々の先祖の惨殺された遺体の上にあぐらを組んでいる奴に言われたくは無い。

｢多数者が、食い物にしている少数者について知らないことは、それ自体が差別｣これは事実だ。

未来ある子の父親よ、その子のためにも聞いておきたい。
あんたは差別する側か、差別される側か？

どちらでもない、俺は和人でもアイヌでもないし、マイノリティでもマジョリティでもない、
という選択は許されんぜ、それは我々の存在に対し、対岸の火事と決め込む事、
つまりは逃げ、結局はただの現存する差別への支援にすぎない。

何も知らせずに放っておいたら、そういった無神経な発想をする子供になってしまうぞ。
いままでのやりとりをみていたら、もう判るだろう？

ならどうすればいいのか？
子供を無意識の殺戮者にしないため、つまりは被殺戮者の存在を、心を、
言葉や知識だけでなく、しっかりと理解できる人間にする為には？

まずは、あんたのに聞こうか。
子供に教える云々以前に、あなたは何物なのか？
この差別と被差別の泥沼の戦争の中で、あんたは何処にいる？
一体何処に居る？

殺される側か、殺す側か。

どちらでもない？　どっちにも参加したくない？　もう見たくも無いか？
ならば、残念だが我々の敵だ、我々が屠殺される同じ場所にいても、
あんたは撃たれることはない、我々の死体を知らずに踏むことはあっても。
それが何を意味するかわかるか？
これは現実さ、あんたは見てしまった、これからどうする？
誰かに伝える前に、あんたはどうするのか？

俺はただ、和人に襲われた被害者さ、被害を告発することは出来ても、
どうすればその暴徒がいなくなるか、正直わからないし、もし判ったとしても、
そいつらを退治するのは、和人の仕事のはずだ。
何故か、あなたも襲ってきた和人とたいして変わらない、ただの和人だから。
そして襲ってきている奴らの中に、ほんのちょっとの違いであんたも入ってしまうかもしれないのだから。
本当に残念だが。

何故そんなことになるのだろう？
そして、あなたは、この現実の中で、ただマユを潜める｢理解者｣か、それとも・・・・
それがわかれば、ただの知識や経緯ではなく、何を教えたらいいか、おのずと見えるはずだ。

答えてもらおう。
あなた自身の立場を。

｢あえて匿名｣さん、書きこみありがとうございます。
私は、いろんな事情(主に金と家庭環境)により、ベンキョウは好きでしたが、
教育を受ける機会が経たれてしまった人間なので、
○人であるだけで１００点とっても優が貰えないという事があるとは、知りませんでした。
何せ、大学の講義に潜りこんでも試験は受けませんし、
レポート代筆して優を貰うこと数有れど、全て自分の名前じゃないですからねぇ(笑)。

学者や教師は、その多くは社会経験のない無知であるにも関わらず、
変に権威を持たされてしまっている、傲慢で哀れな人々ですが、
だからこそ、｢成績｣という、
民族や血筋や家柄や血縁や縁故や言葉や国籍などといったものによる判断よりは、
まだなんぼか程度のマシなものをモノサシにしている・・・
つまりは、ベンキョウできれば、試験に受かれば、何人でもｏｋという判断を、
多少はすると思っていたのですが、現場でそんなことが起こっているとは、知りませなんだ。

学歴主義ってのは、出来た当初は他の決め方よりはある程度はマシなシステムであったはずなのですが、
そんな人間のクズが跋扈していては、学歴主義のいい所も全てなくなって、吐き気のする最悪のゴミの塊になってしまいますね。
貴重なお話ありがとうございます。

さて、名前についてですが、当掲示板は接続ホストが表示されるので、｢あえて匿名｣でも結構です。
ノーテンキなマジョリティの方々におかれましては、｢俺も脱いだから、おまえも脱げ｣的な追求はなさいませんよう。
ですが、まともにやりとりするために、発言毎に名前を変えるというのは慎みください。

なお、プライバシーの公開はしなくていいのですが、
話しの内容に関わる｢立場｣は明言なさいますよう(ヒショの件を踏まえて言っています)。
もっとも、この話題において｢あえて匿名｣さんに、おまえは何物かと聞く必要はないかと思いますがね。
聞かなくても、十分に意義のある話しです。

「あえて匿名」さんへ

”単に自己陶酔されているみっともない糞バカ爺”ですか？

このサイトに来ている人達の年齢層を推測すると「糞バカ爺」と
言われるような歳の人はホンの数名？あるいは私一人？
私は「自己陶酔」しているつもりは全く有りませんが・・

言葉は「言霊」と言われ、たった一言で
人間を殺す事も、また生かす事も有ります。書かれている内容が全くの正論であっても、
また血の叫びであったとしても、最後の一言ですべて消し飛んでしまう事も有ります。

Ｅｓａｍａｎさんの言う「和人は殺戮者」との言葉にも非常な違和感を覚えます。
「だだ和人として産まれただけで殺戮者と呼ばれなければならないのか？」
私は四人の子の親です。私の田舎が北海道東部で妻が九州の為、私達はたった二人きりで
都会の真中で四人の子供を育てています。思えば泥沼であがいていた時期もありました。
楽しいはずのＰＴＡの飲み会で、誰かに「貧乏人の子沢山のくせに！」等といわれ
妻が泣きながら帰ってきた事も有ります。
でも、そんな思いをして育てている子供たちすら「殺戮者」なのですね。
更に言えば、やがて結婚し産まれてくるはずの、私にとって「孫」までも
「産まれた瞬間に殺戮者」なのですね？

私は今「理不尽な差別」を少しでも無くしたいと思い、このサイトに
お邪魔させて頂いていますが、これほどの温度差が有るものを
どうやったら良い方向に持って行けるのか苦慮しています。
（苦慮する。・・これも”単に自己陶酔”なのか？とすら思えてしまいます）

ストネコさん記：

＜＜私だったら例えばバカなアングロサクソンが(差別的発言？)「Oh!Japanese,KARATE man!!」
と言ったら『何なんだコイツは？』と思いながらもブルースリーばり(?)のポーズを披露して
差し上げちゃいますけどね。アチョ〜！って。＞＞

バカなアングロサクソンならともかく、利口なアングロサクソンなら、そんなあなたなど、
相手にすらしないでしょう。せいぜい、一人で「アチョ〜！」とやっているのがおちではない
でしょうか。

最も、「類は友を呼ぶ」と言いますから、バカが喜んで寄って来るかもしれませんが。

「アチョ〜さん、すってき〜。尊敬します〜。立派な侍の心がわかりました〜ありがと〜」
とか言って・・・。

これは喩え話ではなく、あなたの発言を知った、少しは利口なアングロサクソンの口から
本当に出た言葉ですが。

ストネコさん、被差別者が「努力」をせずに「甘えている」というのであれば、
その具体的な根拠・例を示していただきましょうか。

いろいろと大袈裟なことを唱られていますが、毎日毎日実らぬ努力を生活のささやかな場面で
諦めずに怠らずに続け、それでも踏みにじられ続ける人々のことを知らないのでしょうか。
アイヌに限りませんが。

「甘えるな！努力せよ！」などとたいそうなことをおっしゃりながら、一方で、努力している
人間に対しては、差別はなくならないものなのに、無駄なことをして・・・というご主旨の
ようで、発言に自己矛盾があるようですし。

あなたの例を見ると、少しの努力で解決出来るような生易しいちっぽけなものばかりを
いちいち差別と呼ばれていますが、問題外ですよ。気にもならないようなことばかり差別の
例として挙げていますが、民族差別の本質が少しも見えていないのでしょうか。

個人の努力ではなかなか解決できるものでないような深い差別。あなたの挙げた例を使って
表すならば、例え、どんなに努力して良い成果をあげても、○人だというだけで、良い成績
など、決してもらえない。こうした差別があるのを知らないのでしょうか。

努力うんぬん以前に、○人だというだけで、この世に生まれ落ちた時点から命が狙われる事態を
知らないのでしょうか。

アイヌに関する例ではありませんが、あなたの例え話に関連した、「現実」の話をしましょう。
試験で毎回毎回９０点から１００点をとたって、学期末の成績は優劣なら「劣」、ＡＢＣＤなら、
せいぜい「Ｃ」しかつけられず、進学の道が、そして就職の道が、○人だからというだけで、
閉ざされてしまうわけですよ。それが、代々続く訳です。努力して良い成績をとって克服できる
ような生易しい状況なら、いちいち告発などすると思いますか？

被差別者を怠慢者だと、ハナッから馬鹿にしていませんか？

＜＜自分より下を作るのは、社会（学校しかり）において向上心に必要不可欠なものだと
思います。＞＞

一体、誰の向上心のことを言っているのでしょう？「○人なら、向上心を持つなど、もっての
ほか、いつまでも我々の奴隷であれ！」というのが、差別ですよ。100点とっても「劣」がつく
ことの意味がわかりませんか？他のクラスメイト同様に努力して100点とれば「優」がつくなら、
そもそも差別など「ない」わけですよ。

繰り返しましょうか？100点とれば民族的背景に関わらず、ダレニデモ「優」がつくなら、
そもそも差別など「ない」わけですよ。

現状はそんな甘いもんじゃありません。最も、「平等」「公平」「公正」をごっちゃ混ぜにして
いるあなたは、こういうことさえ、肯定されるのかもしれませんが。

スペイン語の授業でスペイン語が誰よりも一番出来ても、日系○人だというだけで、「Ａ」が
決してつかない。数学の天才であっても、○民族の家系だからといって、決して「優」がつか
ない。安っぽい青春ドラマじゃあるまいし、個人の「努力」では越えられない壁が歴然として
いるからこそ、理解を促進するための制度的なバックアップが必要となってくる場合があるわけ
ですよ。

それを「甘え」と呼ぶあなたは、恐らく、自分の家が火事になっても、消防隊に「甘える」
ことはないのでしょうね。家が灰と化しても保険金を申請するような甘いこともされないの
でしょうね。自分の家が燃えたら、「自業自得」だから甘えるなというご立派なお考えなので
しょうか。

＜＜そういった差別に抵抗し、告発する力があったならそれでは伺いますが『努力』したの
ですか？圧倒的多数の『和人』に対抗するための政治的努力を？＞＞

日常的に個人個人によって行われる「意識レベルの差別」と政治努力が不可欠とされる
「制度的な差別」さらに、歴史の所産である「構造的な差別」をむやみに混同されていますね。
深く考られたことがないのでしょうか。

＜＜力がないのなら、力を手に入れるべきです。＞＞

「力」を甘く見てませんか？力を手にするなどと簡単に言えるのですから、歴史的・構造的
差別への認識などゼロなのでしょう。社会認識すら甘いのでは。

＜＜いったいなにを考えているのですか、貴方たちアイヌは！？せっかくのチャンスなのに！
とにかくやってみようという心意気はないのですか！？＞＞

そこまで、おっしゃるのなら、「何をするべきか」あなたの考えを堂々と述べられてはどう
でしょうか。

「いったいなにを考えているのですか、貴方たちアイヌは」などと、エサマンだけでなく、
民族を「ひとまとめ」に見下し、大それたことを言っておきながら、独自案も示せないので
あれば、単に自己陶酔されているみっともない糞バカ爺の範囲を抜けないように思えますが。

下の文中「一線を（き）すべき」の「き←か（画）」の間違いですm(__)m

「差別ですけどＤＯＴＴＩさんがおっしゃる通りに
それがなくなればどんなに素晴らしいことでしょう！
でも・・・ムリです、それ。」

との事ですが私も、全く差別を無くするのは無理だと考えています。
その点につきましては私の過去ログに書いてあります。

私は絶対に無くさなければならない差別として「民族差別「部落差別」「障害者差別」を
あげたいと思っています。これらの差別は被差別者にして見れば
「当人には責任が無い。たまたま被差別該当者として産まれてしまっただけ」ですから
他の差別とは一線をきすべきと考えています。
もちろん簡単にそれらの差別が無くなるとは考えてはいません。
時間をかけじっくりと根本から世の中の人々の意識を変化させて行かなければなりません。
そのために私はここで次の世代を担う「子供達に差別問題をどの様に話し教えたら良いのか？」を
お尋ねしている訳です。子へ、孫へ・・しっかりと教えて行こうと思っているんです。
なにか良い意見がありましたら、よろしくお願いいたします。m(__)m