新聞等の報道は多少下火になった感がありますが、人質事件と「自己責任」について、
>福田康夫官房長官は21日午前、イラク日本人人質事件の被害者について「本人たちの配慮が足りなかったことは否定できない。自己責任とは自分の行動が社会や周囲の人にどのような影響があるかをおもんぱかることで、NGOや戦争報道の役割、意義という議論以前の常識にあたることだ」と異例の厳しい言葉遣いで批判した(ヤフーニュース4月21日)。
福田官房長官にとって「自己責任」とは「自分の行動が社会や周囲の人にどのような影響があるかをおもんぱかること」なのだそうです。ちょっと違いすぎませんか?そう思って、面倒くさくて今まで避けてきたのですが、辞書で「自己責任」を調べてみました。
私が調べたいずれの辞書にも「自己責任」単体では載っていませんでした。「自己」については、「われ。おのれ。自分。その人自身。」というような意味のことが書かれていました。「責任」については、岩波書店「広辞苑」では、「責任」=「1.人が引き受けてなすべき任務 2.政治・道徳・法律などの観点から非難されるべき責(せめ)・科(とが)」。
小学館「国語大辞典」では、「責任」=「1.責めを負ってなさねばならない任務。引き受けていなければならない義務 2.事を担任してその結果負うべき責め。特に、悪い結果をまねいたとき、その損失などの責めを負うこと。また、その償いをすべきだという気持ち。」
その他、いくつか調べた限りでは上記2つの辞書と大同小異の意味でした。
要するに「責任」とは「義務」にかなり近い言葉のようです。「自己」=「その人自身」という意味に解してよいでしょうから、単純に2つの単語の意味を合成すると「自己責任」=「その人自身が義務としてやらなければならないこと」となるでしょうか。ちょっとおかしな感じがします。通常「○○は自己責任でお願いします」というように使いますから、もうちょっと補足して、「ある行為によって生じた悪い結果について、行為の当事者がその損失を引き受ける義務」ということになろうかと思います。自信はありませんが、私にはこの解釈が最も納得のいく「自己責任」の語義です。
ここで福田官房長官の発言に戻りますと、「自己責任」とは、「自分の行動が社会や周囲の人にどのような影響があるかをおもんぱかること」だそうですから、福田官房長官の言いたいことは、「自己責任」で何かを行う場合、行為の当事者は、「自分の行動が社会や周囲の人にどのような影響があるかをおもんぱかる」義務がある、ということなのだろうと推測します。しかし、責任が具体的な行為となるのは、あくまでも行動の結果としてですから、「自分の行動が社会や周囲の人にどのような影響があるかをおもんぱかる」義務があるとしても、最終的な責任とは、その行動の結果として生じた事柄に対して果たさなければならない「義務」の事であるはずです。この点で、福田発言は決定的に間違っています。
したがって、福田官房長官の「自己責任とは自分の行動が社会や周囲の人にどのような影響があるかをおもんぱかること」で、3人にはそれが欠如していた、との批判は的はずれであり、逆に言うと、いくら「自分の行動が社会や周囲の人にどのような影響があるかをおもんぱか」ったところで、行為の結果を他人になすりつけてしまえば、その行為は「自己責任」で行ったとはいえません。
このような自明の理を理解できないほど福田官房長官の頭脳が低レベルとは考えられないため、福田発言の真意は純粋に3人を貶める事が目的ではないかと考えます。政府の中枢に、こうした稚拙な論理によって同胞を貶める人物がいることに憤りを覚えると共に、そのような政府を選出した国民の一人として責任を感じます。
Esaman様始めまして。
私もアイヌに興味を持ち始めたところ
です。
Esaman様はアイヌ問題についてかなり
詳しいですね。まさにアイヌ語でいう
「シサム」といったところでしょうか。
私もアイヌについて少しづつ勉強して、
「シャモ」でなく「シサム」と
呼ばれるようになりたいです。
今後ともいろいろ教えてください。
「エセアイヌ」という言葉と発想について
思う事 投稿者:oripakEsaman
投稿日: 4月20日(火)13時42分11秒
>「全てのアイヌはエセアイヌである」かも
しれないと、思っています。
上記の意味がよく理解できないので教えて
ください。
文字通りに解釈すると「アイヌは存在しない」
という意味になってしまいますが、
もちろん、これはメタファーですよね?
真の意味は、本物のアイヌは差別のために表に出る
ことはなく、表で活動している「アイヌ」は大部分が
「エセ」であるという意味でしょうか?
それともアイヌのほとんどが和人との混血で
あるという意味でしょうか?
「エセ同和」問題は耳にしたことがありますが、
「エセアイヌ」という言葉は始めてです。
「エセ同和」問題は部落差別をネタに
脅迫して高い本を売りつけたり、不当な
要求を押し付けたりするそうですね。
エセ同和行為によって、部落差別が増強される
のは本当に悲しいことです。
「エセアイヌ」問題も「エセ同和」と同じような
ものと考えてよろしいでしょうか?
アキさん>
>日本のパスポートもって彼らは行ったんだから、
>コスモポリタンとやらであるまえに日本国民として行ったんだとおもいますよ。
ううん、それも「厳然たる事実」なんですが、
それは外部から強制されたもんでしょう。
われわれ日本国民は、日本国家の意向に従わないかんのでしょうか。
ちょっとずれますが、わたしは、現代日本語=東京弁使うくらいなら、外国語使い、コスモポリタンでいたいです。
(いま外国で暮らしてますし)
この強制された帰属、みたいなものは、この板の基本テーマ、アイヌ問題でもあるではないですか。
あ、ちょっとましな例えがうかんだんで。
ダーウィンの進化論がナチスにすごい悪用されたのはご存知ですよね。
でも、「進化論」が本来そういう意味ではないし、現在もそういう意味では使われないですよね。(進化論って聞いて、まっさきにナチスの政策を思い浮かべる人はまずいないでしょう)
だけど、ナチスに利用されたのは事実。だからといってナチスに利用されたという汚点をもってしても進化論の価値そのものにはなんの汚点もないですよね。
ちょっとあんまりいい例えじゃなかったかな、とも思うけど。
私が言いたいのは、「和を持ってとうとしとなす」という言葉の本来の意味(というか今でもその意味を失ってはいないでしょう。本来の意味以外の使われ方をする例は私は知らないです)のことではなく、
実際に日本において「土ぐも」だのなんだの称されてきた異民族に対して(太子ではなく)中央政権がどんな政策や行いをしてきたか、「同化」という別次元の問題を取り上げるために
わざと揶揄してつかったということだけはご理解ください。
(本来の意味を知っているからこそ揶揄できるんですよ)
八郎さん。
お返事ありがとうございます。
模様はいろいろな民族の共通点があって楽しいですね。
実は私の専門外の特技の一つに、東南アジアの各民族の刺繍や織物を見ただけでその民族と地域をあてられるという(ミャオ族とか地域によって違う特性もわかるんですよ)・・・、まことにしょーもないものがあるのですが、
アイヌの模様のイミも判るようになりたいですね。
あと、民族楽器も好きなので、トンコリもコレクションにくわえたくて仕方がありません(もちろん、ちゃんと楽器の演奏もします。楽器を集めるだけ集めて演奏できない人の気持ちって、私には判らないなあ)。
この前トンコリのきれいな響きを法然院できいて、是非トンコリさんとお友達になりたくなりました。
アキさん。
日本語が通じていないようですね。
実は怖い言葉というのは太子がそういう意味で言った、というのではなく、日本において(世界でも?)そういう意味にしか取れないようなつかわれかたをしてきた(言葉そのものがそうつかわれてきたというのではなく、日本の政策が)という意味で言ったんです。
『言葉自体』のちゃんとした意味は何度もいったように知っています。
(知っています、という日本語さえ通じなかったのでしょうか?)
私が言っているのは言葉そのもののイミという次元ではなく、もう一歩進んだところにあるんです。
ただ、私は言葉は言葉よりも行動とか態度のほうが重要で、
いくら「愛してるよ」とにっこりいわれても、それをいわれながら殴られたら、愛されてるとは思いません。(これはうまい例えではないですが、ちょっと考え付きません)
そういう意味で「怖い言葉」と言っただけで、言葉そのもののことを言ったのではありません。(っていっても多分あなたにはわたしの真意は伝わらないんじゃないかな?あなたにそれを汲める能力があるかの問題でもありますし、私の文章の問題でもあるので、別にあなたをけなして言っているわけじゃないです)
それに、私だったら、「そういう意味で使ったわけではありません」といわれたり、
人に向かって怖い人はないんじゃないの?っていう反応があれば、なによりもまず、
「すみません」とあやまりますが。
そこは価値観の差ですからどちらが正しいとも思いませんが。
すくなくとも、私とは価値観の違う人であるな、とは思います。
日本のパスポートもって彼らは行ったんだから、
コスモポリタンとやらであるまえに日本国民として行ったんだとおもいますよ。
そして、国家が国民を守るのは当然です、しかし、それに甘えるのはどうかと思います。
とはいえ、今回の件については、ここまで人質になられた方を責めるのは、非常に疑問なのですが。
ただ、今回の件は、人質救出ではなく自衛隊撤退を前面に押し出した、
どこかの市民団体のデモ行進などが、国民の反感を買ったのではないかと思います。
家族も、自分の家族が国家、国民に迷惑かけた自覚があるのかも、疑わしい態度でしたから。
後に誘拐された二人の時と三人では、マスコミの取り上げ方や
家族の態度もだいぶ違いましたね。
そこら辺の対応が変でなければ、風向きは全く違った方と思いますよ。
実際、外国のメディアの取り上げ方は好意的なものが多かったです。
>ななさんへ
間違った使われ方をして、実はコワイ言葉、などといわれては、和を以て貴しと為すという言葉も浮かばれません。
きちんとした意味をしってもらわないと、誤解されたままで終わってしまいます。
今回の人質事件も、三人の真意や、責任感といったものがきちんと伝わらないまま
(国や政府にすら)流されてしまっているように思います。
私は三人が(特に劣化ウラン弾の調査を)今すぐ、
しかもあからさまに危険な地域に飛び込んでまでする必要があったのかを
非常に疑問に思いますが、理由はどうあれ、危地に赴いて現地で活動している
市民の方やジャーナリスト、日本や各国の政府の関係者、自衛隊や各国の軍隊は立派だと思いますよ。
近頃、書き込みの量が増えたので、ついていくのが大変です。前回の自分の投稿が、あっという間に前の頁に消えていきました。
アキさんへ
>これ以上話す意義がどれほどあるのかは疑問ですね。
アキさん意見に対する賛否はどうあれ、この掲示板に於けるアキさんの発言については私を含めて複数の方がその意義を認めているように思います。私は納得できない意見や論理的に矛盾していると思われる意見については、批判したり反論したりしますが、喧嘩をしたいわけではありません。議論する中で、自分にとって何が大切なことなのかを見いだしていきたいと考えています。
ななさんへ
>それと、私が一番知りたいのはアイヌの模様とその意味です。
ご参考になるかどうかわかりませんが、アイヌ模様によく似た模様が、「後北式(こうほくしき)」という続縄文時代の土器につけられています。言葉では上手く説明できませんが、曲線を基調としたシンメトリーな図柄が似ているように、私も思います。アイヌ模様の原型ではないか、と推測する研究者もいるようです。
後北式土器は紀元前後から4世紀頃まで使用されていたものらしいので、いわゆるアイヌ文化との年代的な隔たりはずいぶんとあるようです(アイヌ文化の産物と呼べるような資料が出土するのは16世紀以降のようです)。したがって、単に模様が似ているというだけで、後北式土器の模様がアイヌ模様の起源とは断定できないでしょうけれど、アイヌ文化の起源やアイヌの歴史について想像力をかき立てられます。本州にお住まいであれば、なかなか実物を見る機会もないでしょうけれども、一見の価値があると思います。
下の意見は、要点を短くまとめた、と自分で満足したからここに載せたんですが、
ところどころ、エサマンさんや、和人Xさんや八郎さんのご意見と重なる部分がありますね。
事実、みなさんの御説をおおいに参考にさせてもろて書きました。
ありがとうございました。
*自分の板に書いたものと同じ文です。つまり、クロスポストご容赦!
今回の件で、「国家は国民を守るのが当然」(→これは正しいと思う)ということを前提に、
たとえそれが、その国民の「勝手」で「無謀」な行動であってもかまわない、という人がいます。
しかし、わたしはそれは少しおかしいと思います。
やはり、勝手で無謀であれば、責任は自己にあるのではないか。
今回、お三人さんは、そもそもなんで危険なイラクに行ったかというと、
アメリカや日本やらが、イラクで勝手で無謀な行為を始めたから、
それの尻拭いをせざるを得ん状況やったからでしょう。
やはりわたしは、全ての元凶で、責任をとるべきは、米軍、ブッシュ、小泉、川口、自衛隊らの
戦犯どもやと思うのです。
あと、そういう状態を支持した、あるいは黙認した、日本で選挙権を持ってたり、
政府に税金を払てる、わたしも含めた一般日本国民にも責任あるな。
一番「責任がない」のは、自力で、コスモポリタンとしての責任を果たした
お三人さんですな(^^)
http://6518.teacup.com/rinka/bbs
ちょっと自分の文章読み返してみて、アキさんがそうとられたような書き方だったと反省。
たしかに、文章の前後を読まずに(私はさっきも言ったように知っていて、わざと使ったのですが)ある一文だけをとりだして、というのはよくないことだと思います。
また、本来そういう意味ではないのに、全文読んでも自分の知っている日本語でだけ解釈してものを言う人もたくさんいます。たとえばコーランとか聖書とか(宗教は東南アジア学の最低限の基本なので、すべて勉強していますが)を全部読んでも、そのオクに含まれた心理を会得するのはなかなかに難しいです。法律なんかもそうですが。文章の表面だけで解釈するととんでもないことになってしまいますから。
私も平素からそういう人たち(文章の表面だけでコーランを読んでイスラム教を批判したり、法律を勝手に解釈したり(こちらはいざとなれば裁判所が判断してくれますが)する人のことを困ったな、とは思っていましたので、
アキさんのおっしゃることはよくわかります。
しかし、それでも、勝手に人の真意も図らずに「怖い人」扱いするのはどうかとは思いますが。
日本人はみんなバカになった。
人質被害者は自発的国際貢献をした勇敢な人たちである。そういう彼らに賠償させるとは何事か!
全ての賠償責任は、被害者を誘拐した武装グループであり、それを支えてた周りのイラク人にある。
なぜ日本は「よくも日本人を誘拐したな!」「責任取れ!」とイラクに怒らないのか。
今回、ビデオ声明文に被害者が演出を強要されたことが明らかになった。
要するに日本人が「客人」ではなく、演出の「道具」として使われたのである。
それだけ武装グループの行為が悪質で陰湿だということだ。
日本政府はマジでイラクに対して怒りを示すべきではないのか。
こんにちは。
いえいえ。私もちゃんとあとに続く言葉は知ってしますよ。
しかし、実際にはそうではない、という意味で意見をいいました。
(これは、聖徳太子以前も含めた古代史をきちんと勉強すればわかることです。中世のキリスト教もそうですが、言ってることとやってることがちがう、ということはよくあることで、私は「あの言葉はそういう意味としかうけとれないほどのことをしている」というつもりで書きました。私の書き方が悪かったかもしれませんが、人のことを「怖い人」と人格を貶めるほどのことを書かれるなら、きちんと真意を汲んでからやってほしいとはおもいますが)
実際、私には聖徳太子個人はいい人かもしれないですが、その後に彼が取り入れた仏教が在来の宗教を弾圧し、政治と宗教がむすびつき、あそこまで民衆を苦しめたことを思うと、あの物部氏との戦いにもいろいろ疑問はおもいます。
太平洋戦争でも、日本は表向きはけっこうスバラシイ(と一見思える)ようなことが公にいわれていましたが、実際には全然違いましたよね。
そういうことです。
そうですね。
いろんな考え方がありますが、(たとえ私が知らなかったとしても)
少なくとも私は人が知らないことについていちいち「怖い人」なんて思わないし、何より本人にはそんな人が不快になるようなことはいいません。
ずっと中世キリスト教のことを調べていますが、当時の魔女裁判のことや十字軍の真相を知らない人がそういうことを前提としていないハナシをしたり、
インドネシアやマレーシアの歴史に詳しくない人が(私は地方史まで含めて、かなり詳しいです。専門ですから)、太平洋戦争で日本のおかげで独立したんだ、とか言っても別に
いちいち指摘したり、「あなた知らないのね」と言ったり、「怖い人」とは言わないです。
少なくともまずその人がどういう真意で使っているかは本人に聞いて確かめてから人の批評をしますね。
今回のこともあなたが「本当はこういう意味なんだよ」と書くだけだったら、「(いや、知ってるけど、そういう意味でつかったんじゃないんだけど・・・。とおもいつつ、)わかりました。ありがとう。」とお返事したと思いますが・・・。
モズグルの王 さんへ。
やはり、日本だから狙はれてゐると考へるのが妥当でせう。
・日本は特にイラクとのつき合ひが深く、イラク発展にも大きく寄与した。
・日本政府は(韓國政府などと異なり)、米國のイラク侵略戦争政策に
全面賛同したばかりでは無く、世界中に「米國に追従せよ」とふれて
廻ってゐた。
・建前上軍隊を持たない事になってゐて、侵略戦争を一切しないと明記
する憲法を持つ國が、それらをかなぐり捨ててまで派兵して来た(米軍の
戦闘支援をするとはっきり表明した上で)。
この三点は大きいと思はれます。
「あれほどイラクの発展に寄与してくれた國があっさり裏切るとは」と
云ふイラク人の失望と落胆は、相当なものでせう。
今日コンピューターでアラビア語を扱ふ事が出来るのも、実は日本人と
イラク人の功績なのです。
彼らの研究の結果生まれイラクで発売されたパソコンこそが、
コンピューターのアラビア語環境の基礎になってゐます。
確か、その最初の製品は、ヤマハ社のMSXパソコンだったと思ひます。
この例からも、日本とイラクのつながりが深い事が伺ひ知れます。
「拘束被害者自己責任」論がまかり通る今日この頃ですが。疑問が一つ。
それは「拘束被害者がもしも自衛隊派兵大賛成派で、國の政策に大賛成、
イラク侵略も全面的に賛同するやうな人だったなら、これ程の猛烈な罵声を
政府が被害者に叩きつけたであらうか?と云ふものです。
今までにあった、他の人質事件で、このやうな非難を政府や大手マスコミが
堂々としてゐた事はあったでせうか?
少なくとも、私はそのやうなものを見た記憶が全くありません。
今までにも人質事件はあったのに、そのやうな声は(政府や大手マスコミ
からは)聞いた事は無かった。それなのに今回は前例の無い批判ぶりです。
思ひ当たる理由は只一つ。やはり「政府に迷惑だから」しかありません。
しかし本当に単なる「迷惑」だったらあれほどの非難をするとも到底思へ
ません。なぜなら救出の為の手間と金なら他の人質事件でも同様に掛かって
ゐるに違ひないからです。
さうなると、「被害者が政策に反対する者だから」と云ふ以外に理由が
考へられません。政策に反対する者には「自業自得」と言ひ放ち、反対で
無い(かもしれない)者には一切非難しない。何と云ふ二重基準でせうか。
政策そのものに対する意見だけで、「國家の義務・責任」たる「國民の
生命の保護」をきちんと実行するか否かを変へると云ふのです。
それを國家の長ともあらう人が表立って公言するのです。
これが民主主義への挑戦でなくて何なのでせうか。
「イラクに民主主義をもたらす為の」戦争を賛美した総理が、自ら
民主主義を根底から破壊するやうな言動をしたのは何なのでせうか。
この行為が、「民主主義をもたらす戦争は まやかし だった」事を証明
するものだ、などと云はれても、反論の余地が無いのではないでせうか。
尤も、「民主主義の為に選挙を」と訴へる人々を無差別殺戮する米軍を
見るだけでも、正に「まやかしの民主主義」の証明その物なのですが。
ところで、本当に無責任なのはどちらなのでせうか。
彼らが危険な土地に赴き取材をするお蔭で、我々は危険な土地で何が
起きてゐるのか知る事が出来ます。
彼らが危険な土地に赴き支援活動をするお蔭で、その土地の治安が
よくなり、政府の支援活動が可能になり、さらには日本にも一層の安全が
もたらされます。
彼らは間違ひ無く世の為人の為になってゐるし、日本も(当然、日本政府も)
その恩恵に与ってゐます。
自分はその恩恵に与っておきながら、都合が悪くなればその瞬間に見放し
切り捨て、挙げ句叩くと云ふのは、身勝手でなければ何なのでせう?
少なくとも私は、彼らの活動により利益を得てゐながら自分だけは安全な
場所にゐて、それで彼らを非難・中傷するほど、卑怯で無責任な行為は
できません。
しかも、元はと云へば、そもそもが政府の自衛隊派兵強行により生じた
危険です。
被害者が加害者に謝罪する事態は余りに異常と云はざるを得ません。
「被害者家族の様子を見て、日本は自由に物が言へない國なのかと思った」
ドイツ人記者がコメントしたとされるこの言葉が、全てを物語ってゐる
やうに思へます。
連続すみません!
きょう、とある方から、(名前は伏せたほうがええんでしょうか??)、携帯からメール頂きました。
それに、「わかりました、これからもよろしく」という内容の、答礼のメールを出したのですが、
ダエモンが帰ってきました。
わたしは機械には詳しくないんですが、コンピューターから携帯には、メールできないんでしょうか。
とまれ、以上のような、「了解」という内容のメールであったので、
これ以上のご返事は、別に結構です。
ご丁寧にありがとうございました、これからもよろしく〜!(^^)
>後に続く言葉を知らず、表面の一文だけ引用して、
>自分の都合の良いように解釈して用いる方が多いのは怖い事ですね。
へえ〜!これは知りませんでした。
やはり聖徳太子は偉大なかたですね(わたしはそう思っております)。
貴重な情報ありがとうございます(^^)
でも、太子自身の真意がこうでも、
この言葉がいままで日本社会で果たしてきた役割、認知されてきた意味合い、
などを考えたら、そんなんいうてもしかたない気がします。
聖徳太子すら犠牲者、といえるでしょう。
お帰りなさい、お待ち申しておりました。アキさまこれからも真摯にお話をお聞きしたいと、またお話をしたいと思いました。お話しする意義は皆で見つけて行きましょう。
これ以上話す意義がどれほどあるのかは疑問ですね。
荒れて流れるようなら其処までの話です、あえてする必要は感じません。
そうそう、和を以て貴しと為すの意味ですが
他所で見つけた文書の一部を引用させて頂きます。
> 第一条の有名な「和をもって貴しとなす」というのは、
>単に仲良くせよ、というのではない。
>人間はみな党派心があるので、エゴのぶつかりあいが、争いを起こしがちである。
>太子は「和」の必要な理由を次のように述べている。
> 然(しか)れども、上和らぎ、下睦びて事を論(あげつら)
> ふに諧(かな)ひぬるときは、則(すなは)ち事理自ずから通
> ふ。何事か成らざらむ。[4]
> 地位や年齢の上下はあっても、和気藹々(あいあい)と議論を尽
>くせば、物事の道理が自ずから明らかになる。そうなれば、出来な
>い事などあろうか、と言われるのである。
後に続く言葉を知らず、表面の一文だけ引用して、自分の都合の良いように解釈して用いる方が多いのは怖い事ですね。
流れてしまっていた「祭りに参加する姿勢」についての話しの続きをしたいなと思っているのですが、どうてしょうね?
これからというところで、荒れて話題が流れてしまいました。
荒れること自体は、事情が事情ですから、まぁしゃあないとしても、そのまま流すには惜しい話しでしたね。
どうでしょう、折を見て再開しませんか? >>アキさん>>八郎さん
>>八郎 さん
まいかい、みごとな論理展開ですね。見習わねば。
今回の「自己責任云々」のつかわれかたが「他人に迷惑をかけない」という意味だというのは、みごとな喝破かと思います。
パスポートが発行されいる邦人が、なんらかの事件に巻き込まれた場合、今回のような対処をするのは国家の義務の一部であり、捕まった人達を「迷惑をかける他人」とする論理には、確かに説得力がありません。
海外で起こった身代金目的の誘拐の場合、そのような世論が発生したことはなかったかと思いますし、発生することも想像もつきませんね。
パレスチナで日本の活動家が捕まる、なんてことは時々ある話しと思いますが、その際、日本の大使館の人は反体制の人間が捕まったときでも、ちゃんと対応するそうですよ(あたりまえ・日本国籍のある納税者です←生活保護や障害年金貰っていても、消費税はかっちり払っているので平等に納税者です)。
これは、だから日本政府がエライ、といっているのではなくて、保障されている権利なのだから、徹底的に勝つようしても、なんら恥る事はないだろう、という意味です。
今回の「自己責任」の理屈をみていると、痴漢やレイプや性暴力の被害にあった女性にたいして、周囲からよくつかわれる
「あなたに隙があったのではないか」という屁理屈に、似ているような気もしています。
>>川魚さん
そりゃあ、相談にのってくれると思いますよ。
平等をうたう法律上は、相談にのってくれなかったら、対応が違ったら、相手に非があるのですから、臆せず利用していいと思います。
でも、用心したほうがいいかもしませんね。
警察社会は完全な男性優位社会だし、警察官だからといって信用できるとは限らないし、差別をしないという保障も、ないと思いますから。
当の警察官がストーカーしてる、痴漢している、という場合もありますしね。
権力を持った相手と、公開でない場所でやりとりする場合、暴力を受けやすいと言うのも事実です。
特に痴漢対策とかの場合は、相手の対応をよく見つつ相談したほうがいいでしょう。
警察官だから無条件で大丈夫だと思うのは、かえって危険かと思います。
むかし、アイヌの活動家が不当に捕まったときなんかは、外事課が調べたりしたらしいですが…
調書に見た目が「アイヌ風」とかかれたりする、というのもあったような…
どちらも、既に昔のことであると願いたいのですね。
>朝鮮のときは、結構難しそうでしたが。
本当は、朝鮮籍だから云々、韓国席籍だから云々、なにかあったらすぐに登録証を見せろと迫る、などというのは明かに不当な行為なんですが、現実にはありますよね。
そういう方面の問題は、日本に住むアイヌの多くは日本国籍ですから、あまりないかと思いますが、それは差別がないという意味ではありませんからね。
>>繧さん
失礼かと思いますが、名前が読めません。よかったら読み方を教えてください。
繧さんは台湾在住の方でしょうか?
台湾では原住民という言い方は一般的かもしれませんが、日本だと先住民という言い方が一般的で、原住民といういいかたは、時として、「野蛮な土人」というイメージを喚起するので、あまり使われないと思います。
とはいえ、別に差別語というわけでも、間違っているというわけでもないとは、思いますが。
ご質問についてですが、面識も無い相手に掲示板でいきなり聞く事ではないと思いますよ。
HPが胡散臭いというのは、ありがたい評価ですが。
>>リンダ@アイヌ桃源郷管理人愛 さん
ホストアドレスが違うし名前も違うので、おそらくは、リンダ氏本人ではないと推測します。
あなたが、一連の個人情報の暴露を行っている方なのか、その関係者なのか、ただの便乗なのか、わかりませんが、
このような行為は、一般的に「荒らし」にあたることもあるかと思いますので、お気を付けくださるよう、お願い致します。
他の人の名前をつかうのは、あまりよいことではないと思います(厳密には違う名前だといえば、そうなんですが)。
あと、個人情報の暴露も。
それをしなければ、ここは何を話題にしてもいいので、とくに制限は致しません。
リンダ氏およびその金魚のフンが、人の個人情報を暴露したり誹謗中傷したりしているのは事実ですが、それは、同様の報復を誰かが行って良いという事にはなりません。
>私と私のグループのエセアイヌ疑惑については、いずれネットでもリアルでも
この部分についてですが、ただの揶揄かとは思いますが、思う所があるので書きます。
この方の投稿に対する返答というよりは、エセアイヌ云々という発想や視点全てに対する反論と考えてください。
私は、民族や帰属意識というものは、頭の中にしかないもので、証明したり見せたりできるものではなく、だからこそ大切で意味のある物なのだ、と思っています。
つまりは「全てのアイヌはエセアイヌである」かもしれないと、思っています。
だから「アイヌである事」の証明など始めからできないし、するべきでもないし、出来るとも思ってはいけない。
いかなる理由であれ、他人にそれを求めるなどというのは暴力であるし、自分でそれを証明して見せて回ると言うのは愚の骨頂だと思っています。
いまのご時世「自分がアイヌであるか否か」という話題は、少なくは無い「アイヌの子」にとって、家族関係の微妙な部分、人間のやわらかい部分について触れる話題でもあります。
それは、差別と紙一重のこともある。
文化活動に携わる人の中には、明るく無邪気に「この民族でよかった」と語れる人もいるようですが、そうでない人も少なくは無い。
だから、無神経過ぎる視線はお慎みいただきたいし、人の家庭事情について云々詮索するのは(アイヌ云々でなくとも)、ロクデナシのする事だと思います。
この点は、これを御覧になっているすべての方々に、おねがい致したいことです。
>>リンダ@アイヌ桃源郷管理人 さん
言葉が通じていないようですね。
いや、対話をする気がはじめからないのでしょうか?
>あなた個人のエセアイヌ疑惑については、いずれネットでもリアルでも
>目に見える形できちんと決着をつけましょう。
>ですのでここでは議論はしません。
「目に見える形できちんと決着」をつける気があるのであれば、ここで議論可能でしょう。
できないのは、あなたたちのしている事が、公開での議論に堪えられないような低俗な内容だからというほかないと思います。
実際、あなたたちのここでしてきたことは、すべて荒しといってよい行為であり、個人情報の暴露と考えられる内容で、悪質な誹謗中傷でした。
いまここで議論が出来ないことは、どこでもムリでしょう。
>>プロキシ経由云々は、語られる内容には関係ありません。私だって出先から書き込む時はプロキシが違います。
>私はそんなことを問題にしているのではないのは明白だと思いますが、
あなたは問題にしています。あなたたちは「素性調査」かお好きなようですし…
>ここがプロキシを経由してまでするする荒らしの「言論の自由」を保障しているからでしょう。
といっておられますので。
しかしながら、ここの管理人である私は、誰かを荒らしであると断定して、投稿の制限をしないという方針を採っています。
だから、どうみても「荒らし」でしかない、あなたたちのような悪質な誹謗中傷行為をする人達の自由も保障しているのですよ。
まず、これをお忘れなく。
それに、プロキシ経由の人が全て悪意がある人ではありません。
接続元云々を揶揄する事ではなくて、語られる内容こそが大切ですね。
それは、ネットでも現実でも同じ事かと思います。
>個人情報の暴露のことをそれほどの問題ではない、という管理人は、
>犯罪に加担しているという自覚がおありではないようですね。
私は個人情報の暴露は問題であると思っています。
自らの事実の誤認や失策を、人の犯罪行為にすりかえるのは卑怯な事ですよ。
自分の個人情報の暴露のことをそれほどの問題ではない、とおっしゃっていたのは、私ではなくリンダさん、あなたですよ。
電話を頂いたときに、自分からそうおっしゃっていました。
それは私の言葉ではありませんし、別に誘導尋問したわけでもありませんし、言葉の意味を曲解しているわけでもありません。
あの言葉には、正直わたしも少々驚きましたがね。
とはいえ、私は、個人情報の暴露は(あなたたちのしていることも含めて)誰が対象であれ、よくない犯罪行為だと思うので、そのようなことは、してほしくないと思います。
個人名や住所は、削除せざるおえないと思っていますし、事実しています。
人の家庭事情についての、悪質な憶測や暴論や差別をふれまわって、悪評を捏造して、犯罪をおこなっているのはあなた自身ではないのですか?
それは犯罪ではないと言うならば、ご自身の言葉で、いまここで、釈明願います。
はっきりいいまして、この掲示板は、そちらの起こしてトラブルに一方的に巻き込まれているだけで、その話題をいつまでも引きずられるのは、かなり迷惑なんですがね。
原則は守るので、釈明の機会、投稿の自由は保障いたします。
そろそろご自身の失策をお認めになってはいかがですか?