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赤い果実 甘い果実 収録。
描きおろし30ページイラスト+32ページ小説による完結編収録。
過去のいちご同人誌のダイジェストも収録。

同人誌版
1260円
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赤い果実
甘い果実
描きおろし さつき編
「見てろ。オレが女の身体のコントロールの仕方を見せてやるぜ」

 少年はさつきのヴァギナとアヌスへ
同時に指を伸ばした。
さつきの横合いからの行為はやりやすさからだけでは
なく、万が一にも蹴られないようにとの考えからだろう。
 もっとも、すぐに抵抗などしなくなる。少年はそう考えて
笑った。自分の指戯に自信を持っているのがうかがえる。
さつきはそれを身体で思い知った。

「アナルとヴァギナの2本挿しにしてやる!」

 熱く潤ったヴァギナへは簡単に侵入を許してしまった。
 しかしアヌスはさすがに抵抗感が強い。そこはもともと
排泄するための器官で外部から挿入されるべき場所で
はないのだ。

「あ……あぁあああああああ!!」

 ふたつの穴を同時に犯されたという衝撃が脳天を貫く。
あられもない声をあげたさつきに、少年は強い満足感を得た。
 そしてその悦びを、指で表す。
まずはより深くまで指を突き入れたかと思うと
、あっさりと引き抜く。そしてまたすぐに突き込む。
ペニスでの抽送を模しているのだ。
 
「へへへ、この乳首のコリコリ感がいいんだよな。
勃起してるしさぁ」

 少年は自分の手前側の乳首に吸い付きながら、
奥の乳房を揉みほぐす。
 左右異なった官能を与えられるさつきの口からは、
怒声ではなく喘ぎが漏れる。

「やめっ、あっ、やめて! 噛み付かないでよ……
ぁあんっ!」

 ねっとりとした舌で、乳輪を舐め回される。
意志とは関係なく乳首はそそり立ち、
少年の舌先に快感を与えていた。
 少年はそれに吸い付き、まずは軽く甘噛みする。
唇で噛み、歯でも噛む。歯で噛む時はほんの少しだけ
強くするのだ。噛み切られてしまうのではないかという
恐怖感がさつきの身体を強ばらせる。息を呑む、
その仕種や表情に、少年は深い満足感を得ていた。

「感じやすいんだね、お姉さん。
乳首、勃起させすぎだよ」
「違っ、そんなんじゃないわよ……っく!
 もういい加減にしてよね……あぁ」

 あまりに迫力のない抗議に、少年たちは苦笑した。
 そして攻撃欲を刺激してしまったのか、
更に激しく愛撫にかかる。

 ただ引っ張るだけではなく、
体内の指を暴れ回らせる。
2本の指を交互に動かし、わざと水音を響かせた。
 まるでピアノを弾くかのような指さばきに、
さつきは悲鳴という名の音色を奏でる。
 股間を押し当て、打ち上げる。重力を使った抽送は、
少年にとってもさつきにとってもかなりの激しさを
生みだしていた。
 少年は力任せで上下させているので、
体力の消費が激しい。
それでも、目の前でユサユサと震える乳房を見るのは
至福であった。
もちろん、膣圧もたまらなく心地好く
、亀頭に当たる子宮の壁から、気が遠くなるような快感を受ける。
 それはもちろん、さつきにとっても凄まじい快感だった。
 まるでペニスが子宮にまで入り込んでくるかのように
攻撃的な打ち込み。子宮だけではなく内臓すべてが
圧迫され、上に押し上げられているような感覚に陥る。
東城編

 次々に言葉を浴びせかけられ、目が回る。
少年たちがなにを言ってるのか、
綾にはまったく理解できなかった。
 分かるのは、無邪気そうな顔をしていても、
その目が欲情に燃え盛っていることだけ。
「パンツは脱いでるし、ブラはしてないし。
やっぱり襲ってもらいたかったんだな」
「デカイだけじゃないぜ。形もいいし
、張りもあって最高だよ」

 前後左右から手が伸びてきた。
 正面に座った少年が、下から持ち上げるように全体を
揉み上げる。
左右の少年たちは、それぞれの先端、乳首をつまんだ。
背後から口を押さえている少年は胸の谷間に手を
伸ばし、両の乳房に挟まるようにして楽しんでいた。
 綾は今、自分がどんな体勢でいるのかも
分かっていなかった。
 少年の指が膣へと潜り込み、まるでそこから
持ち上げられているかのような状態になっている。
あまり深く突き込まず、浅いところをこねくり回す少年は
、まるで綾の身体を楽器かなにかと思っているよう
だった。
 膣へと潜り込ませた指を振るわせる。それはギターを
つま弾くかのような動きで、綾の口から止めどない喘ぎ
を奏でさせた。

「色っぽい声だよな。そろそろイきそうなんじゃない?」
「もっとマ○コの中グチャグチャにしてやれよ。
1回イけば、もっと素直になるんじゃね?」
 苦し紛れに、とにかく舌を暴れさせる。
それが気持ちいいのか、少年は歓喜の悲鳴をあげていた。
 しかし綾はまったく気持ちよくはない。
舌に触るペニスの感触は不気味以外の何ものでもなく、
その味は嘔吐感をもよおすだけ。
先ほどのパイズリでさえ少しは官能を覚えたというのに、
フェラチオは苦しいだけの拷問でしかなかった。

 絶頂の疲労感にさいなまれている身体を
無理矢理起こされ、少年の股間をまたがされた。
 痛々しいほどに膨張しているペニスを自らの股間に
あてがい、そのまま腰を落とす。
少年はケモノのようなうなり声をあげ、
快感を訴えかけてくる。
 綾もまた低く喘ぐが、恥ずかしさにそのまま声を
呑み込んでしまう。
 しばらく我慢して口を閉ざしていたが、
けっきょく長くは持たず荒い息を吐き始める。

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