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「あぁ……あぁぁあああ……もう、だ、めぇえ!」
バイブを少し動かされただけで嬌声が上がる。
淫毒は速効性のもので、もう最大限の快感をもたらしていた。
身体の表面の皮膚がちりちりと張り詰めているようで、
全く身動きすることもできない。
ただ脱力して男たちとサディに身を任せることでしか“抵抗”できない。
「あぁ、はぁ、うぅ……く、ひぃ……!」
男たちは思い思いの場所に舌を這わせて肉体の感覚を引き出す。
ぬめった舌の感覚が、時折さっき針の刺さった場所をかすめた。 |
「なっ…!?おい!
何考えてんだ!」
ボニーが抵抗できないとみるや、男たちは本格的にその媚肉を貪り始める。
「おお……やわらけぇ胸だ」
一人の男がふくよかな胸の稜線を指でなぞり弾力と張りを確認する。
そしてするすると指を滑らせて胸の先端を押す。
「んふぁ……!」
思わず情けない声を出してしまい、ボニーは羞恥に頬を紅潮させた。
「クク、船長も女だったってことですかね?」
「ば、バカにするな! ……ひあ!?」
大声を張り上げて啖呵を切るが、
すぐに現れた別の感触にまた情けない声をあげてしまう。 |
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「仕事とはいえキツイよねぇ
自分を辱めてる
人間の護衛を
しないといけないなんてね」 |
「んんっ!?」
――すぐに目を閉じて水影がもだえる。
男たちの術により、水影の感覚
――特に性感にかかわるところが支配されているのだ。
『フフ……。この反応、さすがに演技ではないか』
クールだった男の言葉の裏に充実感がにじむ。
『それにしてもいいカラダしてやがるな』
『ああ。オレはこれくらい熟れた女のほうが好きでね』
水影の肢体が動くと、それにあわせて胸や太ももについた肉も動く。
若い女ほどの張りはない。
垂れているというほどではないが、
少しだらしなくそして柔らかそうに横たわっている。
男がおもむろに手をのばし、水影の太ももの肉を強く掴んだ。 |
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『ククク……どうかね、こういった趣向は?』
男の声は明らかにリンスの反応を楽しみ、
また同時に侮蔑する色を帯びていた。
『君のような手癖の悪いメス猫にはきついお灸を据えておかないとね』 |
手の一本一本は毛糸くらいの太さだ。
だがそれらがときには束になり、
ときには個別に動きマリーの性感をゆっくりと狂わせていく。
「あ……ん、はぁ、んく……や、う……ん、ふぁ……」
触手の動きに強さや激しさはほとんど感じられない。
あくまで優しくマリーの粘膜の襞を伝っている。
だがそれがかえって恐怖を煽る。マリーは自分が何をされているか、
どんな状況に置かれているかをありありと感じてしまう。
「い……や、あぁ……離して……うぅ、はぁ……!」
手足は太い触手にがっちりと抑えられている。
ゴムのような質感のそれがマリーの四肢を包み、粘液を分泌させ続ける。 |
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どうだ? これでちょっとはおとなしくなったか?』
絶頂した直後。ヒルダの頬は桜色に染まり、
全身にうっすらと汗が膜を張って光っている。
そして潤んだ瞳。
『ほら 許してください姫川様って言ってみろ』
目の端にたまった涙を姫川が指先ですくいあげる。
「くっ…んッ………下衆がッ…!」 |