まず、地方祭の休日を廃止した経緯についてでありますが、本市におきましては「松山市職員の勤務時間並びに休日、休暇に関する条例」により10月7日を地方祭として休日に指定しておりました。しかしながら昭和63年の地方自治の一部改正により廃止したものであります。
これは広く国民の理解を得られるようなものについてのみあらかじめ総務大臣の協議を経て極めて特例的に条例で定められることとされたことによる物であります。
現在、この条例に基づき地方祭等を休日としているのは沖縄県条例による「慰霊の日」と広島市条例に基づく「平和記念日」のみであります。
従いまして本市の地方祭を条例で休日と定めることは困難であると考えております。
またお尋ねの市内の小中学校の地方祭における休校は児童・生徒が地域行事へ積極的に参加するという観点から各校長が定めているものであり適切なるものであると考えております。いずれにいたしましても地域活動の活性化に対する我々地方公務員の役割は大変重要であると認識しておりますので今後ともより多くの職員が参加できるよう適切に対応してまいりたいと考えております。