宇野ひろしの議会見聞録 
2002
VOL..10
21世紀の幕は開けたと言うのに一向に政治の浄化はままなりません。
国を見ても地方を見ても政治家達の不祥事は相変わらず、続いています。
政治とカネ、この問題をクリーンにしなくてはいつまで経っても政治は変わりません。一昨年の夏、田中一村という画家を追いかけて奄美大島へ行きました。その画家の絵は以前テレビで拝見しましたが、南方の動植物の詳細を実に正確に捉えた迫力のある日本画でありました。絵の中心点を決めるのに何時間も全神経を集中して全身全霊を込めてから、書き始めたそうであります。私が一村に魅かれたのは、日本のゴーギャンといわれた孤高な才能もさることながら絵を書くことのためだけに大島紬の工場で働きながら衣食住を切りつめ、お金ができると旺盛な意欲で奄美の原色の自然を夢中になって描く、できるだけ絵を描きたいから生活は至って質素、清貧の画家であったからであります。
今の政治には、カネが掛かる要因がありそれを払拭しなければなりません。

例えば、平成6年の公職選挙法改正でポスターの掲示にお金が掛かるのでやめようと言う趣旨で、半年前からは屋外に貼れなくしたのに、法の抜け道を探し、違反の適応を免れたポスターを最近町中で見かけます。本当に残念なことであります。本来の趣旨を考えれば自粛するのが当たり前ではないでしょうか?環境問題も一緒のことです、掛け声だけではなんにもなりません。できることから実践していくそれが一番大切だと思います。
                    平成13年12月定例会での一般質問
1.市町村合併について
(1)地方交付税削減の中長期の見通しについて(2)合併特例法の期限内に合併し、優遇を受けたいと考えているか否か。
(3)合併に関しての制約があるのか。(4)松山の将来像として政令指定都市を目指すのか。
2.サッカーW杯キャンプ誘致について
(1)6月から現在までの誘致活動について(2)ブラジルチームの招致を積極的に取り組むことについて
3.総合的学習の時間について
(1)総合的学習の時間の目的及び事業の概要について(2)特色ある学校づくりとは。(3)備品購入に関して
4.緊急雇用対策事業について
(1)この他に対象となる事業はなかったのか。(2)自らの財源での事業の上積みについて(3)雇用の更新を認める場合について
5.水対策について
新規水源は本当に必要なのか、また今後どのようにして確保して行くのか。

                    平成14年3月定例会での一般質問
1. 少子化について
(1)少子化対策として将来にかかる阻害要因もなくさなくてはいけないと考えるがその所見を問う
(2)児童扶養手当法の一部改正について@母子家庭の当面の生活を安定させるための松山市独自の支援策について
A母子家庭の高校の授業料一部負担及び助成策についてB高校生を対象とする奨学生制度の創設について
2.松山市新高齢者保健福祉計画について
(1)高齢者の現況の把握について (2)計画見直しの時期にきているが高齢者の実態調査は行うのか
(3)超高齢社会の現状を踏まえて今の特別養護老人ホームの施設数・収容人数で足りるのか
3.IT関連事業について
(1)各部の壁を越えた政策や財政をコントロールする機能の整備について
(2)事後評価をどのようにするのか(3)ライフサイクル型の財政管理について
4.環境問題について
(1)家電リサイクル法施行一年後の不法投棄の現状とその対応策について
(2)粗大ゴミの収集体制のよりよき改正について(3)e-オイル導入促進事業について
@排気ガス中の硫黄酸化物や二酸化炭素の抑制数値について
Aプラント購入の考えはないのか
Be-オイルの価格及びこの事業の対費用効果をどのようにとらえているか
5.観光について
(1)観光宣伝活動について@マス媒体を活用した宣伝の内訳について
A観光宣伝看板設置等の内訳と400年祭に合わした内容に変えたか
B観光案内所等とは、C観光動員数増加のための基本「団体客」誘致について
(2)「坂の上の雲」秋山好古終焉の地整備について

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