宇野ひろしの議会見聞録 
VOL.20
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おいては岡孝治徳島市議会議員のご尽力をいただきました。
62日に政治家連盟結成発起人会を松山にて開催、愛媛・徳島県から約40名の県議・市議が参加し、結成総会に向けて課題を探りました。
その後、6月議会を終え7月に香川県全市議会(8市)を訪問、最もハードだったのが、高知県へ一週間に3回入り全市議会(11市)を訪問、(車のメーターは1200kmを越えていて私は乗っていただけでも、疲労困憊でしたが、運転した大亀議員はもっと疲れたことと思います。感謝!)8月には、再び香川県へ。
91道州制への賛同者は150名(実質)を越え、四国四県から県・市・町議会議員約80名の出席者の下、結成総会が開催され、江口克彦会長の講演、村橋考嶺理事長の挨拶の後、規約承認も得、不肖私が、四国州政治家連盟の代表に選ばれました。松山維新の会の仲間の支援がなければ成し得なかったことだと思います。
なぜ、私が地域主権型道州制を必要と感じはじめたのか、それは六年前の議長時代に公務で松山と東京を往復するたびに、一極集中の東京は人も金も集まる、そこにはパワーが漲っていて日々その姿を変え、発展・進化し続ける東京があり、片や地方は疲弊してゆく・・・。
また、地方自治体が自ら思案し、地方らしさを発揮しようとした施策も中央官庁の封じ込めに合い、前へ進めない現実があり、国対地方という構図がはっきりと見えてきました。
いつまで経っても地方分権なんて何にも進まない「もう国会議員の言うことなんて信用できるか!」と痛烈に思い始めたのが、先般の市議会議員選挙の頃でした。インターネットでは東北地方にて道州制による奥州連合を目指すなどという情報もあり、選挙の後半、「道州制のこと、地方からこの国を変えなくてはならないこと」を訴えましたが、反応は今一でした。選挙が終わり、松山維新の会結成の話があり、「地域が第一、政策中心、国政自由」の理念には大いに共感でき、そして仲間との政策協議の中で将来の道州制導入を見据え、松山を四国州の州都にする目標を真っ先に掲げて貰いました。
松山維新の会を立ち上げて、まもなく一通のメールが私の元に届きました。
「地域主権型道州制東海州政治家連盟結成のご案内」というメールでありました。
今思えば、この時が地域主権型道州制との本当の出会いなのかもしれません。
地域主権型(権限も財源も委譲する)の趣旨、国が進めていた府県合併型との違いなど理解を深めるのに時間を要しましたが、2011年の2月に2周年記念式典に参加してこの協議会の素晴らしさ、全国に同じ考え方を持つ同志が大勢いることで自分の突き進むべき道が見えてきました。
「地方からこの国の形を変える」地域主権型道州制については、みんなの党 代表 渡辺喜美氏、日本維新の会 代表代行 橋下 氏、自民党・公明党・民主党の一部の国会議員も賛同をしています(安倍総理も道州制懇話会のメンバー)が、中央官僚としがらみのある既成政党では、多分、この改革はむずかしいのではないでしょうか?
やっぱり維新が頑張らなくては!
今回の初陣、小選挙区では惜敗しましたが、比例票(愛媛県)では、自民党
218.085票 31.65%、日本維新の会178.75425.94%、みんなの党33.7454.90%でありました。
捲土重来を期したいと思います。

2012年が暮れようとしています。本年を振り返ってみると地域主権型道州制に明け、道州制に暮れるといったような一年でありました。
昨年の見聞録で紹介いたしましたが、2011712日に松山市支部を立ち上げました。
本年22日に国民協議会3周年記念パーティーに松山維新の会幹部5人と参加し、四国州政治家連盟結成へのgoサインが出されたのでありました。
3月議会を控えていましたので、まず私が議長時代に交流のあった四国の市議会議員に地域主権型道州制の必要性とその賛否について書簡を送付、3月議会終了後、県内の賛同者に面会し、4月には大亀議員と香川・徳島県へ5月には池本会長と高知市を訪問いたしました。徳島県の呼びかけに

2012.12
9月1日行われた四国州政治家連盟設立総会にて
        代表就任挨拶