[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第116回]
●CPLDロジアナ(6)
CPLDロジアナを使っているところは今まで何回か写真をお見せしています。
今まではCPUボードなどのクロックを測定するところなどで使いました。
今回はCPLDロジアナの基本的な動作を確認するための動作テストです。
クロックを測定するターゲットとしてクロック発生回路基板を接続しました。
クロック発生回路基板の出力周波数は高いほうから4MHz、2MHz、1MHz、500KHz、250KHz、125KHz、62.5KHz、31.25KHz、…です。
まだ下の周波数まで出力信号はありますがCPLDロジアナは8チャンネルなので以上の8出力を接続します。
下はCPLDロジアナとクロック発生回路基板をそのように接続してWindowsパソコンとUSB接続してプログラムを実行した結果表示された画面です。
サンプリング周波数は20MHzです。
PROBE0が4MHzでPROBE7が31.25KHzです。
4MHzの1周期は250nsです。
20MHzでは50nsに1回サンプリングします。
4MHzの場合L期間とH期間がそれぞれ125nsなので50nsに1回サンプリングするとL期間とH期間のどちらかが短い波形として表示されてしまいます。
2MHz以降の周波数では50nsで割り切れるのでそのような波形にはならずにデューティ比50%のきれいな波形になります。
ところでPROBE3(500KHz)までは1周期分の波形が確認できますがPROBE4から下の波形は部分しか表示されませんから1周期全体の波形を見ることができません。
低い周波数の波形を確認するにはサンプリング周波数をもっと低い周波数にすればよいのですが、そうしなくてもこのままで確認することができます。
画面の下部のスライドバーをスライドさせることで低い周波数の波形もその1周期を確認することができます。
スライドバーを少しだけ右にスライドさせました。
さきほどの画像では1周期の全体が見えなかったPROBE4の1周期が確認できました。
そのほかの周波数の波形についても同じようにスライドバーをスライドさせることで波形の全体を確認することができます。
まだ説明の途中なのですが本日は時間がなくなってしまいました。
続きは次回に書くことにいたします。
本日は大晦日です。
とうとうまた一年が終ってしまいました。
やろうと思っていたことの半分もできないままに過ぎてしまった一年でした。
来年こそはもう少しなんとかできる一年にしたいと思います。
この一年拙文にお付き合いいただき有難うございました。
来年もよろしくお願いいたします。
皆様よいお年をお迎えください。
CPLD入門![第116回]
2021.12.31upload
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