[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第22回]
●PICクロックのための配線変更など
前回ND80ZSMに接続して行なったテストで、PICUSBIF回路をCPLD化したボードが正しく機能することが確かめられました。
せっかくそういう結果が得られましたので、今回のPICUSBIFボードはND80ZSMのオプションボードにしたいと思います。
そういうことになりますと、とりあえず試作のために配線していたところなどを整理してすっきりさせたいと思います。
試作の段階ではどういうことになるかまだはっきりしていないところがありましたので、PICUSBIFボード上にPIC18F14K50用の12MHzクリスタル発振回路を搭載しました。
また電源投入時に単独でPIC18F14K50にリセットがかかるように、パワーオンリセット回路も搭載しました。
今回ND80ZSMのオプションボードにすることに決めましたので、12MHzクロックもリセット信号もND80ZSMからもらうことにしました。
リセット信号はND80ZSMの26pinコネクタに配線してありますので(pinNo.8)、PICUSBIFボードでもそれを利用できるように26pinコネクタからPIC18F14K50のリセット端子(4番ピン)まで追加配線をしました。
12MHzクロックはND80ZSMでも外部に取り出す設計にはなっていませんから、26pinコネクタに配置してある信号のうち通常は使わない配線をカットしてそこに(pinNo.4)、ND80ZSMボード上の12MHzクリスタル発振回路から12MHzクロックを配線しました。
PICUSBIFボードの側はPIC18F14K50の12MHzクロックをボード上の12MHzクリスタル発振回路のほかに外部からも供給できるようにジャンパ配線仕様にしてありましたので、そこに26pinコネクタのpinNo.4からの線をつなぎました。
そのように追加配線を行なったPICUSBIFボード(左側)とND80ZSMの裏側の写真です。
どちらも試作基板のため、今回の追加配線のほかにも何本かの追加配線が見えています。
ちょっと見にくいですが、12MHzクロックを切り換えるためのジャンパピンです(黄色で囲ったところ)。
PICUSBIFボードにもとからあったパワーオンリセット回路と12MHzクリスタル発振回路です(黄色で囲ったところ)。
どちらの回路も今回の追加配線で、外してもよい回路になりました。
今回の試作をもとにして、PICUSBIFボードの製品版を作るつもりです。
CPLD入門![第22回]
2019.3.15upload
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