2019.2.17
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[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第6回]


●EPM7032SLC44

さてやっと本題に入ってきました。
でも本日も時間がありませんので、ほんの入口だけで終わってしまいそうです。

今までのところでALTERAのCPLDを使うということまでは決定しました。
一口にALTERAのCPLDと言っても随分沢山の種類があります。
そのうちの何を使うか、ということですが。
キーワードは+5V電源とICソケット使用という2つの条件です。
残念ながらALTERAの現行製品でその2つの条件を満たすものはありません。

なんでしょうかねえ。
年寄りの愚痴ではありませんが「昔は良かったなあ」とついぼやきたくなります。
なんていう時代になってしまったのでしょうか。
こうなると技術の進歩が恨めしくさえ思えます。

とにかく。
そういうことでしたら、過去に戻るしかありません。
すでに生産を終了してしまったもののなかからリストアップすることにいたします。
で。
これこれ。
ということでみつけましたのが今回のお題にありますEPM7032SLC44です。
44pinPLCCパッケージです。
端子が内側に曲がった形状になっていて、そのPLCCを2.54mmピッチの端子に変換してジャノ目基板にも実装できるPLCCソケットに実装することができます。

EPM7032SはALTERAのMAX7000Sシリーズの最下位デバイスです。
論理ゲート換算で約600ゲートといいますから単純に考えると74HC00の150個相当ということになりますでしょうか。
そりゃすごいと思ってしまいそうですが、とてもそんなには使えません。
ちょいとしたロジック回路をプログラミングすると資源をごっそり消費してしまいます。
それほど複雑な回路は組めそうにありません。
でも最初の入門用としては手頃な大きさだと思います。

それはよいとしまして。
肝心の、すでに生産を終了したものが入手できるのか?
ということですが。
残念ながら国内では入手困難です。

なんだか近年の日本では生産終了するとすぐに市場から消えてしまうようです。
全部捨ててしまうのでしょうか?
よくないなあ、と思います。

でも、海外なら。
ほら。
捜せばまだ入手できます。

だいじょうぶかなあ、と思いながらとりあえずサンプル的に入手してみました。

こちらが裏側です。


次回に続きます。

CPLD入門![第6回]
2019.2.17upload

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