[新連載]CPLD入門!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[第80回]
●tarを7−Zipで解凍
7−Zipが使えるようになりましたので、いよいよQuartusUの解凍作業に取り掛かります。
ダウンロードしたQuartus−web−13.0.1.232−windows.tarをマウスで右クリックします。
「プログラムから開く」の下に表示されている「7−Zip」にマウスを持って行くとさらにメニューが開くので「開く」をクリックします。
下の表示画面が開きます。
マイナスマークの「展開」をクリックします。
「フォルダーへコピー」の表示が出ます。
「OK」をクリックします。
「展開」が始まります。
所要時間は3分程度です。
展開が完了しました。
特に表示に変化はありませんが。
ダウンロードフォルダに「components」フォルダが出来ています。
●QuartusU13.0SP1をインストール
さて。
いよいよ最後の仕上げ、QuartusUのセットアップ作業です。
めちゃめちゃ時間がかかります。
私の場合セットアップが完了するまでしっかり1時間半もかかってしまいました。
十分な時間の余裕を見て、セツトアップを開始してください。
「components」フォルダを開きます。
こんな感じです。
QuartusSetupWeb−13.0.1.232をダブルクリックするか、右クリックして開くメニューの「管理者として実行」をクリックします。
Setup−Quartus U Web Edition(Free) 13.0.1.232 が表示されます。
「Next」をクリックします。
License Agreementの表示です。
「I accept the agreement」を選択して「Next」をクリックします。
Installation directoryの表示です。
ここはこのままでよいでしょう。
この表示のまま「Next」をクリックします。
Select Componentsの表示です。
あれ?
Quartus U Software 64−bit supportが表示されていますね?
32bitじゃない?
ま。
でも。
ここは気にしないで表示されたまま「Next」をクリックします。
Ready to Installの表示です。
「Next」をクリックします。
インストールが開始されました。
右下の時刻はちょうど10:00です。
なかなか進行を示すバーに表示が現れません。
おまけに時々この画面のように「応答なし」と表示されたりするので、ちょっとあせってしまいます。
とにかく時間がかかりますから、ここはコーヒーなどを飲みながら落ち着いて待ちましょう。
やっと動き出しました。
5分経過です。
バーの表示は半分ぐらい進みました。
開始から25分経過です。
すると終了まで50分ぐらいか。
と思いたくなるのですが、それが甘い。
Helpのインストールが始まりました。
54分経過です。
やれやれ。
やっと終わりか。
そう思いますよねえ。
ところがところが、このHelpのインストールがやたら長いのです。
バーの表示はしっかり100%のように見えますが…。
まだ終りません。
やっとHelpのインストールが終って、次はModelSim(シミュレーションか?)のインストールです。
また「応答なし」が表示されたりします。
すでに1時間半が経過しました。
たまらん。
おお。
やっと終りました。
1時間35分もかかりました。
Buy the Quartus U Subscription Edition software が選択されています。
ちょっと待ってよお。
Freeバージョンを選択してインストールしたのでしょお。
なんでここで有償版を買わなきゃならないの?
いい加減にしてほしいなあ。
こういうときは、つい名古屋弁で「てゃーぎゃーにしてちょお」と言ってしまいます。
ほんと。
冗談じゃありません。
ここは注意深く、「Run the Quartus U software」を選択して「OK」をクリックします。
Quartus U が無事開始されました。
ここはひとまず右上の「X」をクリックして表示を全部閉じます。
デスクトップにQuartusU13.0sp1のアイコンが出来ています。が…。
あれ?
32bitと64bitのアイコンがある???
うーん。
そういえば。
前回Windows10の情報を確認したとき、システムの種類のところで、あれ?と思いました。
「32ビットオペレーティングシステム」ですけれど、その後ろに「x64ベースプロセッサ」と表示されています。
x86ではないのか?
文章の通りに解釈するとハードとしては64bitだけれど、インストールされているOSは32bit版だよ、ということのようです。
インストーラが「え?32bitなの?64bitなの」と迷ってしまって、「えーい。面倒だ。両方インストールすれば文句ないでしょう」と判断したのかも。
ハードは64bitでもインストールされているWindows10は32bit版ですから、ここは32bit版を使う、が正解でありましょう。
CPLD入門![第80回]
2019.6.27upload
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る