[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第83回]
●QuartusU新規プロジェクトの作成
前回までのところで、やっとQuartusUを使う準備が整いましたので、いよいよQuartusUを使ってみることにします。
デスクトップのQuartusUv13.0sp1アイコンをクリックします。
QuartusUv13.0sp1が起動します。
Getting Started With QuartusU Softwareの表示画面になります。
新しいプロジェクトを作成しますから、Create a New Project(New Project Wizard)をクリックします。
New Project Wizardが起動しました。
最初はIntroductionです。
ここはこのまま「Next」をクリックします。
これから作業するディレクトリとプロジェクト、ファイル名を記入します。
一番上の窓にC:¥altera¥13.0sp1フォルダが表示されています。
[注記]日本語ソフトウェアでは一般にフォルダ(ディレクトリ)の区切りマークは¥(円記号)ですが、英語ソフトウェアでは\(バックスラッシュ)になります。
ここで作業フォルダを指定するために、その窓の右端の[…]をマウスでクリックします。
C:¥altera¥13.0sp1フォルダの下にあるフォルダが表示されます。
trngio1dを選択すると、下のフォルダ選択窓にtrngio1dが表示されるので、そこで「フォルダの選択」をクリックします。
さきほどの表示に戻ります。
一番上の窓にC:¥altera¥13.0sp1¥trngio1dと表示されました。
続いてその下の窓にtrngio1dと入力すると、さらにその下の窓にはtrngio1dが自動的に記入されます。
そのあと「Next」をクリックします。
次はAdd Filesの表示になります。
ここはこのまま「Next」をクリックします。
Device Settingの表示になります。
Familyの窓の右側にある▼をクリックします。
一番下にあるMAX7000Sを選択します。
するとAvailable devicesのところにMAX7000Sのデバイス名が表示されます。
その中のEPM7128SLC84−15を選択します。
そして「Next」をクリックします。
Tool Settingsの表示になります。
ここはこのまま「Next」をクリックします。
Summaryです。
この画面と同じ表示になっていることを確認したら「Finish」をクリックします。
プロジェクトtrngio1dがスタートしました。
左側に表示されているProject Navigatorのtrngio1d(赤矢印)をクリックしてみてください。
右側にVHDLソースプログラムtrngio1d.vhdが表示されました。
これで新規プロジェクトのセッティングは完了です。
右側に表示されているソースプログラムリストは、この状態で自由に編集して保存することができます。
ただし別の名前で保存しないように注意してください(上書き保存に限ります)。
今回はここまでで終わります。
このまま右上のXをクリックしてQuartusUを終了してください。
次回はVHDLプログラムのコンパイルについて説明します。
CPLD入門![第83回]
2019.7.2upload
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