[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第88回]
●ドライバの更新
また間が空いてしまいました。
今回説明するWindows10でのUSB−Blasterのドライバの更新作業は、前回説明しましたドライバの署名確認を一時的にOFFにして再起動したWindows10で作業します。
つまり今回のドライバの更新の作業は前回のWindows10の再起動の手続きのあとで、いわばその続きの作業として行ないます。
前回の説明と今回の説明は2回に分かれてしまいましたが、一続きの作業と考えてください。
なおこの作業はWindows10にUSB−Blasterを接続したあとで必要になる作業なので、Windows7ではこういう作業は必要ありません。
いずれにしましても、CPLDトレーニングボードをご購入いただいて、手元にその一式が届いてからあとの話ということになります。
さて、前回の続きでWindows10を再起動しましたら、まずはデバイスマネージャを開きます。
Windows10の場合、デバイスマネージャを開く一番簡単な方法は、「ここに入力して検索」のところに「デバイス」と入力することです。
すると候補の中に「デバイスマネージャ」が表示されます。
それをクリックします。
デバイスマネージャが開きました。
実はここのところの説明を、本当はUSB−Blasterが「ほかのデバイス」(不明なデバイス)になっている状態のときの画面をもとにして説明するとよかったのですが、うっかりその画面を撮りわすれてしまいました。
ですので、もう正しいドライバが入ってしまっています。
しかしドライバの更新作業は、「ほかのデバイス」として表示されているときでも、この画面のように正しく認識されているときでも、方法は同じですので、ここはまだUSB−Blasterが「ほかのデバイス」のところに表示されているものとして、読んでください。
そのUSB−Blasterの表示のところをマウスで右クリックします。
「ドライバソフトウェアの更新」をクリックします。
下のように表示されます。
「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します」をクリックします。
ここの意味ですが。
実はUSB−Blasterのドライバは最初にQuartusU13.0sp1をダウンロードしてセットアップした段階で、もうダウンロード済みになっています。
ですからあらためてインターネット上で捜したりしなくても、ハードディスクの中のフォルダを確認すればみつかるはずです。
やっと「ほかのデバイス」のところに表示されているときの画像が出てきました。
以下はそのときに行なったドライバの更新作業の記録です。
「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します」をクリックします。
下の表示になります。
「次の場所でドライバソフトウェアを検索します」の窓に表示されているものが何であってもこれから行なう作業には無関係です。
その右の「参照」をクリックします。
C:ドライブの中のalteraのフォルダを開きます。
色々あれこれ確認するために、ちょっと開きすぎてしまいました。
alteraの下に13.0sp1があります。
さらにその下を開いていくと、quartus>driver>usb−blasterがみつかります。
そのusb−blasterフォルダを選択して「OK」をクリックします。
「次の場所でドライバソフトウェアを検索します」の窓に「C:¥altera¥13.0sp1¥drivers¥usb−blaster」が表示されました。
「次へ」をクリックします。
下の表示が出て、「このデバイスソフトウェアをインストールしますか?」の表示で止まります。
”Delaware Altera Corporation”からのソフトウェアを常に信頼するのところにチェックが入っていなければ、チェックを入れて「インストール」をクリックします。
正しく更新されたようです。
「閉じる」をクリックします。
いままで「その他のデバイス」のところに表示されていたビックリマーク付きのアイコンが消えて、「ユニバーサルシリアルバスコントローラ」のところにAltera USB−Blasterが表示されました。
これでドライバの更新作業は無事完了しました。
もうデバイスドライバを終了して、Windows10を終了しても大丈夫です。
CPLD入門![第88回]
2019.7.13upload
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