●Ｐｒｏｇｒａｍｍｅｒでエラーになったとき
前回書き漏らしましたが、ＵＳＢ Ｂｌａｓｔｅｒをターゲットボードに接続してプログラムを書き込み中にエラーが発生してそこで途中終了してしまうことがあります。
ターゲットボードに＋５Ｖを供給しないで書き込みを行なうと必ずエラーになります。
このときは＋５Ｖを供給してやり直してください。
一度エラーが発生すると、一旦ＵＳＢ ＢｌａｓｔｅｒをターゲットボードからとＷｉｎｄｏｗｓパソコンからも外したのち、もう一度差しなおさないと再びエラーになってしまうことがあります。
正常に書き込みが終了したあとでも、ＵＳＢ Ｂｌａｓｔｅｒを接続したままにしておくと、その状態で（プログラムを直したりしたあとで）再書き込みすると、どういうわけか途中まで進んだあと（７０～８０％ぐらい進んでから）、エラーになってしまうことがあります。
よくわかりませんが、ＵＳＢ Ｂｌａｓｔｅｒは書き込みを終ったら、ターゲットボードからもＷｉｎｄｏｗｓパソコンからもこまめに外しておいたほうがよいようです。
上記のようなエラーが発生したときは、一旦ターゲートボードの電源を切って、ＵＳＢ ＢｌａｓｔｅｒをターゲットボードからもＷｉｎｄｏｗｓパソコンからも外して、ＱｕａｒｔｕｓⅡのＰｒｏｇｒａｍｍｅｒも終了して、数秒置いてから、再びターゲットボードの電源を入れて、ＵＳＢ Ｂｌａｓｔｅｒを接続し、Ｐｒｏｇｒａｍｍｅｒを再起動して再度書き込みを行なってみてください。
●テスト中の写真です
前回はＣＰＬＤトレーニングボードにテストプログラムｔｒｎｇｓｍｐｌ１を書き込みました。
今回は書き込んだあとのテスト中の写真をお見せします。
電源を入れると、Ａ、Ｂ、Ｃ各８個のＬＥＤが全点灯します。
プッシュスイッチＡを押しました。
押している間、ＬＥＤのＡが８個とも消灯します。
プッシュスイッチＢを押しました。
押している間、ＬＥＤのＢが８個とも消灯します。
プッシュスイッチＣを押しました。
押している間、ＬＥＤのＣが８個とも消灯します。
ＣＰＬＤ入門！［第９７回］
２０１９．８．２ｕｐｌｏａｄ
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