2014.6.16

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

CPLD+SIMMを使ってUSBプロトコルの解析を!
VHDLを速習! XC95144XL+16MB・SIMMを使ってUSBプロトコルアナライザを作ってしまいました!
主目的は差し迫った事情からUSBプロトコルの解析をすることだったのですが、その手段として選んだのがコレ!


[第67回]


●VHDL開発ツール Xilinx ISE WebPACK

また何日か間が空いてしまいました。
相変わらずやらなければならないことが目白押しで、ついホームページの更新が後回しになってしまいました。
先回でようやくEnumeration手続きについて書き終えて、いよいよ本題に復帰することになったのですが、そうなりますと、さてどこから書き始めましょうか、というあたりで迷ってしまってなかなか書き始められなかったということも事実でありました。

本題ということになりますと、なんたってテーマの中心はCPLDでありますから、とにかくそこから書き始めるべきでありましょう。
本テーマで扱いますCPLDはXlinx社のXC95144XLです。
XC95144XLについては[第2回]で書きました。
おやまあ、5ヶ月も前じゃありませんか。
本当はそこからすぐに開発ツールのお話に行こうと思っていたのですけれど。
つい、長々と横道にそれてしまいました。

[第2回]にも書いておりますように、XC95144XLは今となってはちょいと古いCPLDです。
なぜXC95144XLなのかということも[第2回]に書きました。
とりあえず即席のUSBアナライザを作るのに以前に購入してちょうど手元にあったカメレオンUSBを利用するのが手っ取り早いと考えたからです。
カメレオンUSBに使われているCPLDがXC95144XLなので、当面のところほかに選択肢はなかったのです。
カメレオンUSBについてはTTLでCPUをつくろう[第374回]で紹介しています。
実物の写真は[第7回]にあります。

それで。
CPLDをなんとかしようということになりますと、開発言語VHDLと取り組まなければなりません。
恥ずかしながら、VHDLつうものは今まで使ったことがありませんでした。
そこでまずはVHDLの短期速習をやりまして、それからぶっつけ本番でXC95144XLと格闘することに相成りました。
ああ。
VHDLを勉強したい、という方のために、そのあたりもご紹介できるとよいのですが。
というよりも、お話の順序としては、そちらが先のような。
んでも、もう開発ツールについて、書き始めてしまいました。
それにVHDLの学習っぽいお話というようなことになりますと、またなんだか横道にそれてしまいそうです。
ですので、とにかくそれはしばらく置くことにいたしまして、開発ツールのお話から始めることにいたします。

XC95144XLはXilinx社のCPLDです。
VHDLを使ってプログラミングをします。
Xilinx社からはそのための開発ツールが無償で提供されているということですので、当然それを有難く使わせていただくことにしたのでありますが。

Xilinx社のフリーの開発ツールについてはあちこちで紹介されておりまして、それはISE WebPACKというツールということになっております。

こちらがそのダウンロード方法についての案内です。
リンクはこちらです→http://japan.xilinx.com/japan/support/webpack/webpack_registration.pdf


ほうほう。
なるほどなるほど、ということで、上記に紹介されております「ISE WebPACKのページ」に行ったのでありますが。

説明の途中ですが、本日は時間がなくなってしまいました。
この続きは次回にいたします。

CPLD+SIMMを使ってUSBプロトコルの解析を![第67回]
2014.6.16upload
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る