ＣＰ／ＭがＴＫ－８０互換のワンボードマイコンの上で復活します
ＮＤ８０ＺⅢとＭＹＣＰＵ８０の上でＣＰ／Ｍが走ります！
［第２３８回］
●ＭＹＣＰＵ８０の完成品のご注文です
商売繁盛で有難いことなのですが。
このところずっと懸案のあるプロジェクトにかかりっきりになっておりますところに、古くからのお得意様から急ぎのご注文が重なって入ってしまい、多忙なんてもんじゃありませんでした。
そこにＭＹＣＰＵ８０の、何と完成品のご注文をいただいてしまいました。
完成品ということになりますと。
勿論手作りでありますから、当然作るわけです。
皆様方と同様に。
ひとつひとつパーツを取り付けてハンダ付けをしていきます。
これはしかし。
あらためて作業してみますと、なかなかにすごいキットであることをしっかりと実感してしまいます。
よくぞこんなすごい組立てキットを作ってしまったものだと、われながら感心しつつ半ばあきれております。
完成まであと少し。
左のＴＫ８０回路を残すのみ。
組立説明書にしたがって組み立てていきますと、なかなかによくできたキットではないの、と思わず自画自賛してしまいます。
すごい回路なので、いきなり全部を組み立ててしまう、ということになりますと途中で息切れしてしまって最後まで続かない、などということにもなりかねません。
そこはよく考えてありまして、複数の命令ごとに部分的に完成させて、そこで動作テストをしながら次へ進む、というやり方になっています。
ある程度の部分を組み付けて、そこで動作テストをして（かなり初期の段階からプログラムを入力して、実行させることができるのです！）、おお動く、動く、と感動しながら先に進むことができます。
また、うっかり取り付けミスがあったりした場合、その部分のテストでエラーになりますから、最後に取り付けた部分を再チェックすることでミスを発見することができます。
マシンサイクルごとのステップ動作をさせることもできますから、命令ごとの回路図、タイミングチャートを付き合わせることでミスの発見が容易になります。
前代未聞というべき組立てキットですので、皆様方もぜひ、一度挑戦してみられてはいかが。
ワンボードマイコンでＣＰ／Ｍを！［第２３８回］
２０１２．１０．３１ｕｐｌｏａｄ
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