2012.2.3
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復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第24回]

●増設メモリボードの製作

今回はいよいよ増設メモリボードの作り方の説明です。
まだ供給も開始していない先からこんなものを読んでも仕方がないじゃないか、とお叱りをいただいてしまいそうですけれど、今書いておきませんとそのうちきっと忘れてしまいますので。
本当はノートにメモをしておいて、いずれ供給を開始しましたときに、きちんと説明書の形でまとめるべきなのでしょうけれど、どうしてもノートだと手抜きをしてしまうのですよねえ。
後で見ると、肝心のことが書いてない!なんてことがよくあります。

こんな文でも、多くの方に読んでいただいているのだ、と思いますと、励みになって、しっかり書かなければ、という気持ちになります。
大抵は夜遅くなってから、眠い、書きたくない、なんて思いながら、やっとのことでUPするのですけれど、翌朝読み直して間違いやら、落ちているところやら、舌足らずのところなどを見つけて書き直したりしているのです。

そういう次第でありますので、まだ実物を供給できますのは、もう少し先のことになりますけれど、説明だけ先行して書かせていただきます。

この基板は昔のZ80ボードの基板です。
シルク印刷がしてありませんから、裏表がわかりません。
こちらが表です。


@1箇所ラインをカットしてください。
ND80ZVと接続するための線を取り付けると、このラインが74HC32とつながっているため、ショートしてしまいます。
もっと別の空いているランドに配線すればよいのですけれど、なるべくND80ZV側と同じ並びにしたいために、ここを選びました。
写真ではカン違いをして2箇所カットしていますが、上側の1箇所だけでいいです。

A下の方で、写真のようにジャンパ配線をしてください。
ここは2764と27256のどちらでも使えるようにするためにこのようにしていたところです。

写真では74HC32にB、上側のICソケットにCがついていますが、これは間違いです。
今、気がつきました。
74HC32と、このICソケットを先にとりつけてしまうと、下側のROMのソケットの作業がやりにくくなります。

●細ピンヘッダー

これは秋月電子通商から入手しました。
普通のヘッダーピンは太いので穴径が0.9〜1mmでないと入りません。
このピンは細いので、0.8mm径でも楽々入ります。
この細ピンヘッダーは、MYCPU80とND80ZVをご購入いただいた愛知県豊田市のF様から教えていただきました。
F様はご自身でMYCPU80とND80ZVのフルRAM改造に挑戦されて、そのときにこのピンをお使いになってみえます。
[第820回]でご紹介させていただきました。



このピンは増設メモリ基板の裏側に取り付けます。
取り付けたら今度は基板の表側から、今取り付けたピンの上にICソケットを乗せてハンダ付けをします。
ちょっと手間がかかります。

本日は他にいろいろやらなければいけないことがありまして、説明の途中ですけれど、ここまでにいたします。
この続きは次回に説明をいたします。

ワンボードマイコンでCP/Mを![第24回]
2012.2.3upload

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