ＣＰ／ＭがＴＫ－８０互換のワンボードマイコンの上で復活します
ＮＤ８０ＺⅢとＭＹＣＰＵ８０の上でＣＰ／Ｍが走ります！
［第２４１回］
●ＮＤ８０Ｚ３．５基板のシルク印刷
前回「ＮＤ８０Ｚ３．５はＮＤ８０ＺⅢの回路にＣＰ／Ｍ互換ＤＯＳ用のＲＡＭ増設回路を加えただけで、外見はほとんど変わりません」と書きました。
まあ、そうなのですけれど、しっかり見ていただきますと大きく変わったところがあります。
それはプリント基板の表に印刷してありますシルクの内容です。
普通プリント基板には、部品を取り付けるときの案内として、部品番号などをシルクスクリーン印刷します。
一般には略して「シルク」と言ったりします。
ＮＤ８０Ｚ３．５基板にはＮＤ８０ＺⅢ基板と同じように部品番号と部品の種類を示すシンボルマークが印刷してありますが、さらに部品の名称も印刷してあります。
ＮＤ８０ＺⅢ基板は部品番号と部品の種類を示すシンボルマークだけでした。
ＮＤ８０Ｚ３．５の基板の写真は［第２３７回］でお見せしましたが、比較のためにもう一度お見せします。
こちらがＮＤ８０Ｚ３．５です。
こちらがＮＤ８０ＺⅢです。
じつは以前にＮＤ８０ＺⅢ組立キットをご購入いただいたお客様から、部品番号だけではなくて部品名も入れるとよい、というご指摘をいただいていましたので、この機会にそのようにしたものです。
結構部品点数も多く、またちょっとせまいところもあって、苦労したのですが、こうやって両者を比較してみると、ＮＤ８０Ｚ３．５のほうが際立っているように思えます。
苦労のし甲斐があったと言うものです。
ワンボードマイコンでＣＰ／Ｍを！［第２４１回］
２０１２．１１．４ｕｐｌｏａｄ
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