復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります!
[第249回]
●ファンクションコール05のテストプログラム
ファンクションコール05のテストプログラムとして、[第200回]で紹介しましたVFTST4をもとにしてFNC05T2を作りました。
VFTST4では
LD C,02
でファンクション02をコールしているところを
LD C,05
に書き換えただけです。
下にFNC05T2のソースプログラムリストを示します。
●ソースプログラムFNC05T2.TXT
; BDOS fnction call 05 test ;from VFTST4 ;2012/2/28 8/17 8/18 ;11/8 ; ORG $0100 FCALL=$0005 FCB=$005C RECNO=$007C DMA=$0080 ; LD C,0F;open LD DE,FCB CALL FCALL INC A;if FFH? JP Z,ERR XOR A LD (RECNO),A ; LOOP1: LD C,14;read LD DE,FCB CALL FCALL OR A RET NZ;read end ; LD HL,DMA LOOP2:LD E,(HL) LD A,E CP 1A;EOF RET Z LD C,05 PUSH HL CALL FCALL POP HL INC L JP NZ,LOOP2 JP LOOP1 ; ERR:LD DE,ERRMSG LD C,09 CALL FCALL RET ERRMSG:"can'" "t op" "en" DB 0D DB 0A DB 24;$ ; |
●FNC05T2の実行結果
[第200回]のVFTST4の実行と同じように、ファイルVFTST4−1.TXTを指定してFNC05T2を実行しました。
前回([第248回])お見せしました、26pin−25pinDSUB変換ケーブルを利用してND80Z3.5に接続したエプソンのドットインパクトプリンタFBP−3000でプリントアウトされたものを下に示します。
実際はA4用紙に印字したものですが、それをスキャナで読み取って縮小しました。
前にも書いたことですが、たとえば何かの測定結果とか集計結果などをちょっと簡単に印刷したい、という用途は結構あると思います。
OSとしてのWindowsは飛躍的に進歩しましたし、アプリケーションもまたしかりでありますけれど、ちょいと印刷を、と思ったところで、最近のWindowsでは余程の達人でもない限り、それは叶わぬ夢でありましょう。
それがこのように時代遅れと揶揄されるハードとソフトを使うことでいともたやすく実現できてしまう、というのはなんとも皮肉なことではありませんでしょうか。
皮肉であるかどうかはともかくとしまして、これは結構利用価値があるのでは。
ワンボードマイコンでCP/Mを![第249回]
2012.11.17upload
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