2013.1.12
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復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第291回]


●STEP操作後の誤動作回避回路

前回からの続きです。
STEP動作を行なった後に、READ、READ NEXTなどの操作を行なっても誤動作しないようにするには、STEP動作でM1(OPコードフェッチサイクル)以外では停止させないようにするか、M1以外のマシンサイクルで停止しているときにはREAD、READ NEXTなどの操作を行なうことができないようにするか、のどちらかしかありません。
STEP動作でM1以外のマシンサイクルで停止させないようにする、というわけにはいきませんから(それではSTEP動作になりません)、M1以外のマシンサイクルで停止しているときにはREAD、READ NEXTなどの操作を行なうことができないようにする、ということになります。

そのようにすることはそれほど難しいことではありません。
下はそのように追加変更を行なった回路図です(関係する部分のみを取り出して示します)。


元の回路に対して追加を行なったのは、図で○で囲んで示した部分です。
MREQ=M1=ST=LのときだけREAD、READ NEXT、WRITE、WRITE NEXTの各スイッチ入力が有効になるようにしました。
これでCPUがそれ以外のマシンサイクルで停止しているときには、上記の各スイッチを押しても反応しないようになりました。
これで安心して枕を高くして寝ることができます。

以上で「STEP動作中の誤動作とその対策」につきましては、一件落着です。

実は。
E−80(仮称)ミニコンのフロントパネル回路につきましては、これで終わりではありません。
もうあとひとつ、ちょっと大きな隠し玉があります。
それからロジアナで観測した波形を見ていて「あれ?おかしいな」とちょっと不審に思ったことがありまして、それについても検証しましたので、そのことについても書きたいと思います。
が、どちらも図面や写真などを整理するのにちょっと時間が必要です。
ですので、そのあたりにつきましては、次回以降に説明することにいたします。

ワンボードマイコンでCP/Mを![第291回]
2013.1.12upload

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