復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります!
[第325回]
●危ないところでした
前回お見せしましたND80ZV用の増設RAM基板なのですが、なにしろご覧いただきました通りの小さな基板ですから、チェックするにもそれほどの時間はかかりません。
さっさとチェックを済ませてさっそく基板屋さんにガーバーデータを送ってしまうつもりだったのでありますが。
実は一晩寝まして朝になってみましたら、むむ、これはいかんぞ、ということに気が付きました。
せいてはことを仕損じるというたとえも有ります通り、やっぱり一旦立ち止まって今一度考えてみることが必要でありましょう。
そもそもの当初は余っておりますZ80基板を利用しまして、ND80ZVのROMソケットの上に増設するように考えていました。
増設する基板の裏に秋月の細ピンヘッダーを取り付けて、その上に表側から丸ピンソケットをハンダ付けする、という構造のものでした([第25回]に写真があります)。
ところが今回はROMソケットだけではなくて、CPUソケットにも同じ細工をするつもりで基板を設計しました。
しかし。
写真を見ていただければわかりますように、まず28pinソケットをハンダ付けしたとしまして、そのあと同じ要領で近接する40pinソケットにハンダ付けができますでしょうか?
むむ。
これはかなり難しい…。
ということで。
40pinソケットについては同じ方法にするのではなくて、裏には細ピンヘッダーを取り付けますが、表の40pinソケットは少し取り付け位置をずらして、普通の方法で基板裏からハンダ付けをするように、基板のパターンを変更しました。
下はそのように変更したあとのアートワーク図です。
これなら多分作業できると思います。
念のため配線のチェックを済ませてから基板屋さんにガーバーデータを送りました。
ワンボードマイコンでCP/Mを![第325回]
2013.2.21upload
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