2013.3.27
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復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第358回]


●増設RAMボードについて

前回はND80ZV用増設RAMボードの写真をお見せしました。
写真を見ていただいて、増設RAMボードをND80ZVにどのように取り付けるのか、大体はご理解いただけたとは思いますが、念のためにもう少し詳しく説明をいたします。
ND80ZV用の増設RAMボードは皆様に組んでいただくのはちょっと難しいところがありますので、完成品の形でお届けいたします。
増設RAMボードは完成品ですけれど、それをND80ZVに取り付けていただくのは皆様にしていただくことになります。
説明書をとも思いましたが、写真をつけて説明するということになりますと、いっそのこと当ページにて説明をしたほうが分かり易いように思います。
そこで実物に説明書をつける代わりに、以下にその説明を書きますので、それを参考にしていただきますようお願いいたします。

増設RAMボードはこの写真のように完成品でお届けします。。


基板の裏側にも40pinと28pinのにソソケットを取り付けてあります。

裏側に取り付けた40pinと28pinのICソケットの端子は細くて簡単に折れ曲がってしまいますから発泡スチロールの板に挿した状態で梱包してお届けします。
実際にND80ZVに取り付けるまで発泡スチロールの板を外さないようにしてください。

まず最初にND80ZVのZ80とROMを外します。


外したZ80は増設RAMボードの40pinソケットに実装します。

このときまだ発泡スチロールに挿したままの状態でZ80を40pinソケットに実装してください。
Z80を軽く40pinソケットに乗せて、両手の人差し指他を増設RAMボードの基板裏側に入れて下から支えるようにして、両手の親指でZ80を軽く押すようにして、40pinソケットに押し込みます。
増設RAMボードを無理に押したりしないように注意してください。
発泡スチロールから外れたりずれたりして裏側のICソケットの端子が曲がってしまう恐れがあります。

ND80ZVから外したROMは使いません。
予備として保存しておいてください。
CP/M互換DOS用のROMは増設RAMボードに実装した状態でお届けするように考えています。

増設RAMボードをND80ZVのZ80とROMを外した40pinソケットと28pinソケットに差し込みます。
増設RAMボード裏側のICソケットの全部の端子がND80ZVのICソケットにきちんと差し込まれるように、横からよく確認をして取り付けてください。

こちらは前回お見せした取り付け後の写真です。


上から見ただけではちょっと分かりにくいかと思い、別の角度から写真を撮りました。
横から見たところです。


もう少し斜め上から撮影しました。


斜め上から撮影しました。


CP/M互換DOSはCDROMでお届けします。
CP/M互換DOSの説明書につきましては、あらためてそれを書いている時間がとてもありません。
CP/M互換DOSの機能につきましては、当連載にて相当詳しく説明をしてきましたので、それを参考にしていただきますようお願いいたします。
もちろん何のガイドもなくてただ最初から読んでください、というような乱暴なことは申しません。
主な項目ごとに、それが第何回あたりに書いてあるか、という簡単なガイドをまとめて、それも当記事として書くつもりです。
実際にインストールして起動する方法などにつきましても、これから当連載にて説明をしていきますので、それをお読みいただきますようお願いいたします。

この3日ほどをかけまして、過去記事を読み直しておりました。
なにしろ昨年11月末からはE−80(仮称)ミニコンにずっとかかりっきりだったものですから、もうCP/M互換DOSについては記憶が薄れてしまっておりました。
そこで過去記事を読み直したり、過去の製作ノートを読み直したりしました結果、やっとカンが少しずつ戻ってきたように思えます。

現在昨年11月の時点で未達成だったところを完成させるべく鋭意作業中です。
昨日今日でかなり作業が進みました。
次回あたりからは、具体的な仕様や価格などにつきましても発表できそうです。

ワンボードマイコンでCP/Mを![第358回]
2013.3.27upload

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