マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作
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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第22回]
●ND8080用完全独立型ZB3DOS(CP/M互換DOS)も完成です!
前回に続いて今回もND8080の独立型システムです。
前回は独立型ZB3BASICの写真をお見せしました。
今回はND8080用の独立型ZB3DOS(CP/M互換DOS)もなんとかやっと完成しましたので(まだ一部やり残しがありますけれど)前回同様、写真と簡単な説明だけを見ていただきます。
本当はSDカードのFAT16フォーマットで、どのようにCP/Mフォーマットのやりくりをつけているのか、というようなことについても書きたいところなのですが、なにしろこのところ時間がありません。
いずれなんとか時間をみつけて説明したいと思います。
まずは前回と同じような写真から見ていただきます。
手前はWindows用のキーボードです。
最近はやりのUSBタイプではなくて、ちょいと昔のPS/2コネクタタイプです。
その上の右端にあるのがSDカード+キーボードインターフェースです。
その左、中央の基板がCRT/VGAインターフェースです。
左端がND8080です。
ND8080組立キットのLSIを出荷前に動作テストするため、ICソケットの上にテストソケットを実装しています。
今までのシステムではBASICもCP/M互換DOSもWindowsパソコンとUSB接続して、WindowsのDOSプロンプトの中で表示を行っていましたが、これは独立型のシステムですから、Windowsパソコンには接続されていません。
自前のROMだけで起動して、後ろのVGAディスプレイにCP/M互換DOSの画面を表示しています。
VGA画面です。
前回と同じようにDIRコマンドでSDカードのディレクトリを表示しています。
そのあと出来上がったばかりのND8080用独立型ZB3DOS(CP/M互換DOS)を起動するため、LDコマンドで SMBDS1B.BINをCC00にロードしました。
そのあとJP E200でZB3DOS(CP/M互換DOS)にエントリしました。
A>の表示が出て、CP/M互換DOSが起動したことを示しています。
DIRコマンドで仮想Aドライブのディレクトリを表示させました。
そのあとは定番のMBASICを起動しました。
そしてその後はこれも定番のSTARTREKをロードしました。
RUNコマンドでスタートレック号が発進しました。
ND80Z3.5はCPUクロックが6MHzですが、ND8080は2MHzなので、スタートレック号もND80Z3.5よりは遅いですが、それでもUSB接続時よりは速くなりました。
ご覧の通り写真を撮ると画像が重なってしまいます。
ゲーム開始です。
ND80Z3.5用のときと同じようにカラー表示にしてみました。
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第22回]
2017.3.5upload
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