マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作
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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第53回]
●ND8080用独立システムプログラムのテスト(2)
本日は前回に続いてND8080用独立型ZB3BASICのテストを行ないました。
BASICシステムのほとんどの部分はUSB接続型と同じままですから特に問題はないと思いますが、ND80Z3.5のところでも書きましたようにRS232C通信の部分については念のために確認をしておくほうがよいと思います。
そこでND80Z3.5と同じテストを行ないました。
ND80Z3.5でのテストは[第45回]で行ないました。
RS232Cケーブルで接続した相手側はUSB接続型のND80ZVです。
最初に送信し、次に受信しました。
テストOKです。
こちらは相手側のUSB接続型ND80ZVのWindows画面です。
最初に受信し、次に送信したあと、今度は順序を逆にして、先に送信して、次に受信しました。
こちらはND8080側の画面です。
上のプログラムを受ける形で、先に受信し、次に送信しました。
●INPUT$のテスト
次に念のためにINPUT$(232C受信用)のテストを行ないました。
スクロールしない状態でテストしたのですが…。
相手側のND80ZVはCPUがZ80でクロック6MHzに対してこちらはCPUが8080でクロックは2MHzです。
さすがにこのクロックの差は大き過ぎました。
あれこれ工夫してみたのですが、これはちょっと無理がありました。
結局のところ双方のプログラムを変更して、ソフトウェア的にハンドシェークしながら通信することにしました。
ND8080側は受信のたびに”ok”の文字を送ります。
ND80ZV側はそれを確認してから1文字を送ることにしました。
ND8080の画面です。
うまく受信できました。
こちらはND80ZVのWindows画面です。
●ZB3DOS(CP/M互換DOS)のテスト
ND8080用の独立型ZB3DOS(CP/M互換DOS)のテストを行ないました。
まずは232Cのテストです。
ファンクション03(232C受信)、ファンクション04(232C送信)のテストプログラムFNC03T−2を実行しました。
うまくいきました。
ファンクション01(コンソール入力)、02(コンソール出力)のテストです。
テストプログラムはVFTST1です。
次はファンクション0B(コンソールステータスチェック)のテストです。
テストプログラムはFNC0BT−4です。
ND80Z3.5のときは速過ぎてキー入力が追いつきませんでしたが、今回はなんとかテストできる程度の速度になりました。
それでもUSB接続型に比べると断然速いです。
ファンクション09(文字列出力)のテストです。
テストプログラムはVFTST2です。
まだもう少しテストをしなければいけませんが、このままいけば明日半日ほどでND8080用のテストは完了できそうです。
そのあとは続いてMYCPU80用のテストです。
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第53回]
2017.4.19upload
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