マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作
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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第79回]
●AZTEC C(2)
前回書きましたようにとりあえず今までのUSB接続型ZB3DOS(CP/M互換DOS)ではAZTEC Cはちゃんと正常に機能しました。
独立型についても試してみるつもりでおよそ一週間ほどもかかって32KB以上のファイルもCOPYコマンドで扱えるようにしました。
いよいよです。
SDカードに必要なファイルを全てコピーして、USB接続型と同じように試してみましたところ、なんと。
下の写真のようにエラーがいっぱい表示されてしまいました。
これにはさすがにがっかりしました。
やっぱりどこかが違っているようです。
真っ先に疑ったのは、ファイルコピーが正しくできていないのではないか?ということです。
コピーの手順としては、まず最初にWindowsパソコンにSDカードを接続して、必要なファイルをSDカードのZフォルダにコピーしました。
次に独立型でZB3DOSを起動してZドライブから仮想DドライブにCOPYコマンドでコピーしました。
この仮想Dドライブにコピーしたファイルが正しくコピーされていないのではないか?と疑ったわけです。
どうすればコピーが正しく行なわれいてるかどうかを確かめることができるでしょうか?
それを確かめる確実な方法として、まずは仮想Dドライブにコピーしたファイルを逆にZドライブにコピーし直して、次にそのSDカードをWindowsパソコンに接続して、ダウンロードしたもとのプログラムファイルと1つずつ比較してみることにしました。
手間がかかりますが、この際ですから徹底的に確認してみることにしたわけです。
ところで2つのファイルが同じかどうかを比較する方法ですが。
最初はC++でプログラムを作って比較してみるしかないか、と思ったのですけれど、ひょっとしたらと思いついてさぐってみました。
今回のようにちょいと複雑なプログラムの変更作業をしていますと、どこをどのように直したのかノートをとっていても少し時間が経つとわからなくなってしまうことがよくあります。
そんなときに重宝する優れもののツールがあります。
●WinMerge
有り難く使わせていただいていて申し訳ないのですが、かなり以前にダウンロードしたものですから、どこからどのようにしてダウンロードしたのか、さっぱり記憶にありません。
興味がお有りでしたらWinMergeで検索していただくとダウンロードサイトがみつかりますので、そのサイトの説明にしたがってダウンロードしてくださいませ。
これは実に有り難いツールです。
今まではもっぱらテキストファイルの比較に利用させていただいております。
新旧2つのファイルをWinMergeで比較しますと、相違しているところを分かりやすく表示してくれます。
しかし今回はテキストファイルの比較ではありません。
それもあるかもしれませんが、主としてマシン語のプログラムファイルです。
そんなものがWinMergeで比較できるものだろうか?(できたら嬉しいのだけれど)
ところがところが、ありがたいことに、どうやらバイナリファイルの比較もできるらしいというではありませんか。
ほんまかいな?
ま、しかし、駄目でもともとですから、さっそく試してみることにいたしました。
説明の途中ですが本日は時間がなくなってしまいました。
次回に続きます。
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第79回]
2017.5.31upload
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