マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作
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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第80回]
●新システムROMを発送しました
本日は前回の続きを書くつもりだったのですが、予定を変更いたします。
先日から準備作業をしておりましたが、やっと準備ができましたので、マイコン独立化セットをご購入いただいた皆様に宛てて新システムROMを発送いたしました。
普通郵便物(定形外)として発送しましたので到着まで2〜4日ほどかかると思います。
マイコン独立化セットをご購入いただいた方で来週半ばになっても到着しない場合にはお手数ですがメールにてご連絡ください。
このところホームページに書いております通り、独立型ZB3DOSのCOPYコマンドの機能UPを行ないましたが、それに伴って独立型システムROMも変更が必要になりました。
変更ついでにSDカードアクセスプログラムも気になっていたところを一部修正したために、独立型ではないシステムROM(USB接続+SDカードIF)も新しく作り直しました。
後者についてはSDカードアクセスプログラムのごく一部分を変更しただけですが、変更前のプログラムではSDカードにファイル書き込みを行なうときにファイルの一部が破損する可能性があることがわかりましたので、その対策のための変更を行ないました。
ですから独立型ではないほうのSDカードプログラム付きのROM(ROMのラベル名がND3ROM、N8ROM、MROM)についても交換していただきますようお願いいたします。
今回お送りしましたROMはご購入いただいたマイコンボードに従って下記のうちの一部(または全て)です。
ND80ZV、ND80Z3.5用USB+SDカードIF型
ND3ROM5T
ND80ZV、ND80Z3.5用独立型
SZROM4C
ND8080用USB+SDカードIF型
N8ROM3G
MYCPU80用USB+SDカードIF型
MROM6G
ND8080、MYCPU80兼用独立型
SN8ROM1O
なお交換後の旧ROMはご返送していただく必要はありません。
予備としてお手元にて保管しておいてください。
独立型でZB3DOS(CP/M互換DOS)をお使いになる場合には、ROMを交換していただくとともにZB3DOSプログラムも変更および新規コピーが必要になります。
次のプログラムをダウンロードしていただいたうえで、SDカードのルートディレクトリにコピーしてください。
拡張子を変更してありますのでダウンロード後にBBBをBINに名前変更したうえでSDカードにコピーしてください。
下のファイル名をクリックすると「保存するかどうか」をたずねるダイアログが開きますので「保存」を選択してください。
なおSDカードへコピーしたプログラムは新しいROMに交換した後でないと実行できません。
[ND80ZV、ND80Z3.5用]
SZBDS2C.BBB
SZBDOS2G.BBB
SZCOPY1A.BBB
[ND8080、MYCPU80兼用]
SMBDS2F.BBB
SMBDOS2F.BBB
SMCCP1C.BBB
SMCOPY1A.BBB
今回はいくつかの点で改良を行ないました。
すでに書いておりますようにCOPYコマンドで32KBを越えるファイルを扱えるようにしました。
これはZB3DOS(CP/M互換DOS)のみの改良で、ZB3BASICでのLD、SV、LOAD、SAVEで扱えるファイルのサイズは32KBまでです。
従来はCPMコマンドによるZB3DOSの起動にさきだってSDカードのルートディレクトリを選択するためにDIRコマンドを実行しておく必要がありました。
DIRZコマンド実行後すぐにCPMコマンドを実行するとエラーが表示されて起動できませんでした。
今回はそれを改良して、DIRコマンドを実行していなくても、いきなりCPMコマンドを入力してZB3DOSを起動できるようにしました。
従来はZB3DOSの起動、リブートのたびにロードするファイル名が表示されましたが、わずらわしいので表示しないようにしました。
このほか主にZドライブに関係するCOPYの不具合を修正しました。
今までこちらで把握できた不具合は全て直したつもりですが、もしまだ不具合などがありましたら、お手数ですがメールにてお知らせ願います。
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第80回]
2017.6.1upload
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