2017.6.3
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

[総合第82回]


●WinMerge(3)バイナリファイルの比較

前回は32KBを越えるテキストファイルを使って独立型ZB3DOS(CP/M互換DOS)のCOPYコマンドが正しく機能していることを確かめました。
しかしそれだけでは満足できません。
USB接続型ZB3DOSではAZTEC Cが正常に動作したのに、独立型ZB3DOSではわけのわからないエラーメッセージがずらずらっと表示されてしまいました([総合第79回])。
そこを突き崩すには、まずはSDカードにコピーしたAZTEC C関連ファイルが全てまともであることを確認することから始めなければなりません。
ダウンロードしたAZTEC C圧縮ファイルを展開してそのまま全部をまとめてコピーしてしまいましたからこんなに沢山あります。



中には実行に関係ないファイルもあるとは思いますが、さしあたってどれが必要でどれが必要でないかということがわかりませんから、とにかく各個撃破、総当たり戦でいくしかありません。
これはもう根性、気力と体力の勝負であります。
それはよいのですけれど、先にも書きました通り、これらのファイルの比較をしようとしますとバイナリファイルの比較ができなくては話になりません。
前回のWinMergeではテキストファイルの比較を行ないました。
WinMergeでバイナリファイルの比較もできるとよいのですけれど。
というところでお話が終ってしまっていました。
そこからの続きです。

ネットで検索してみましたらWinMergeにZBinToTextというプラグインを追加すればできます、という記事をみつけました。
↓こちらの記事を参考にさせていただきました。
http://replication.hatenablog.com/entry/2015/01/17/102950

記事の中のリンクをクリックしてZBinToTextをダウロードし、展開して、同記事の通りに操作することで、無事バイナリファイルの比較ができるようになりました。
感謝、です。

Googleで検索しますと同様の内容の紹介記事はいくつかみつかりますが、どういうわけか肝心のプラグインへのリンクが切れているものが多いようです。
なお、WinMergeでのバイナリファイル比較についてはバージョン2.14以降ではプラグインがなくても比較できます、という記事もみつけました。
私のところのWinMergeを確認しましたら、2.14.0らしいのですが…。
プラグインが必要なようでした。

今気が付いたのですが、よくよく考えてみましたら、バイナリファイルをHEXに変換すれば立派なテキストファイルですから、それならプラグインがなくてもテキストファイルとして比較することもできました。
ま、しかし、あれだけたくさんのファイルをいちいちHEXファイルに変換してから比較するというのも大変な手間ですから、とにかくプラグインによってWinMergeでバイナリファイルの比較ができたということは、ありがたいことでした。

ありがたいことはよかったのですけれど、全部のファイルをひとつ残らず比較した結果は全て一致していました(!?)。

そういうことになりますと、もう何が何だかさっぱりわかりません。
むむむ。
ひょっとすると独立型ZB3DOSになにかわけのわからぬバグでも潜んでいるのか?
あるいはSDカードインターフェースプログラムに潜むバグか?
疑心暗鬼であります。
五里霧中であります。
百鬼夜行であります。
悪霊退散!
なんでこんなことで悩まなくてはいかんのか?
ああ。神よ。
これは試練でありまするか?
ええい。
我に七難八苦を与えたまえ。
もう支離滅裂な精神状態であります。
こういうときは、金麦を飲んで寝てしまうに限ります。

CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第82回]
2017.6.3upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る